スケールモデルショップ 四谷仙波堂


Sorry,this site is Japanese language only. We are only a domestic sale.

当店は浜松ジオラマファクトリーを(勝手に)応援しています。
浜松ジオラマファクトリー

店舗のご案内 通信販売のご案内
営業時間 12:00-21:00(日曜・祭日は20:00まで)
定休日:月曜日(ただし、祭日は営業します)

通信販売における再配達について(ご協力のお願い)
今般、ニュースで再三取りあげられているためご存じの方も多いと思いますが、通信販売物量の激増に伴い、宅配会社のドライバーさんが大変過酷な労働環境に曝されています。
特にお届け時にご不在だった場合の持ち戻りと再配達が大きな負担となっています
当店では、ヤマト運輸さんにお願いしておりますが、荷物を発送した当日、ヤマト運輸さんからお客様のメールアドレスにお荷物番号をお知らせするメールが届き、このメールから配達日時の指定と変更が可能となっています。
もしあらかじめお知らせ頂いた日時を変更したい場合は、必ず事前に変更通知をお願いします。変更締め切りは配達当日の18:40までですので、夜間指定の場合は特にご配慮をお願いします。また、携帯電話などドメイン指定などによるメール着信拒否指定されている場合は設定を見直し、ヤマト運輸さんからのメールが届くようにしてくださいますようお願いします。


少し前に出たキット
 ガレージキット・エッチングパーツ 各種工具 ライフカラー >AFVクラブ履帯 ブロンコ履帯 タスカ限定商品 サイバーホビー白箱 写真集/ホビーショーレポート リンク
商品レポートページ


ミッションモデルズ新世代水性塗料「MMP」入荷しました。
好評発売中!店頭で塗装サンプルをご覧いただけます。
これまでの水性塗料に無かった滑らかなで強固な塗装面、国産塗料を遙かに凌ぐ発色の良さ、ぜひお手に取ってご覧ください。

MMPについて詳しくはこちら
塗料一覧はこちら


自費出版 水野シゲユキ作品集1(跡) \1,018(+税)
お待たせしました!再入荷!


<<お知らせ>>
お問い合わせの多い、洋書「アプタイルンク502 Mastering Oils Vol.1」ですが、好評につき版元品切れとなっています。
先日、幸いなことに再印刷が決まったとのことです。発売時期(早くても2018年)や価格などが決まりましたら再度掲示しますので、今しばらくお待ちください。上記2点が未定のため、現時点ではご予約を承っておりません。なお、この手の洋書の第三刷が掛かることはまず希ですので、次回入荷時(第二刷)が最後のチャンスになる可能性がかなり高いです。


【17.12.14更新内容】
News!を更新
【17.12.8更新内容】
News!を更新
【17.12.7更新内容】
News!を更新
【17.12.5更新内容】
News!を更新
【17.11.29更新内容】
News!を更新
【17.11.17更新内容】
News!を更新
【17.9.20更新内容】
チハ車の完成見本をアップしました

【17.9.8更新内容】
MM354 ドイツ戦車兵の完成見本をアップしました。

【NEWS!】

アップタイルンク502刊 パンター \8,900(+税)(再入荷)
-外観の特徴と仕様の変遷-

ここ10年ほどの間に、パンター戦車は大きく研究が進み、数々の新事実が明らかになりました。出版物ではジェンツ氏の「パンツァートラクツ」が大きな話題となり、「デュエルインザミスト2」では3つあった製造工場で時期により塗装パターンが違うため、塗装から製造工場と生産時期を特定でき、工場ごとの外観の差違の変遷が特定できることなどが詳説されました。また、ネットでも非常に高いレベルの議論が交わされ研究が進展しました。
しかし、残念ながら和書ではこういった最新研究を取り入れた出版物は皆無に近く、発行当時は数々の発見を掲載して、世界中のマニアを啓蒙した「アハトゥンク・パンツァー」ですら大きく見直しが必要となっています。著者の尾藤氏は改訂版を出すことを強く望んでおられるそうですが、日本における出版不況からこういったマニアックな書籍は採算が見込めないそうで、新版の発行は非常に厳しいそうです。
こうした中、現在のパンターの最新研究を解りやすくとりまとめたのが本書です。
図面に関しては「これ以上のものは望めない」という理由で「パンツァートラクツ」から許諾を得て転載したものですが、本書オリジナルの構造図も数多く収録されています。特にトラクツの図面は、溶接跡などの情報は全てオミットされていましたが、本書ではそうした点についてもモデラー目線で作図されています。
写真は有名なものが多いですが、それだけにパンターを理解する上で必須のものがデジタルエンハンスされて掲載されていますので、本書一冊あれば「あの写真どの本に載っていたっけ?」と本棚をかき回す頻度は確実に下がるでしょう。何よりキャプションが最新研究に基づくもので、見慣れた写真でも新しい発見が随所にあります。
研究内容も「パンツァートラクツ」以降に新たに明らかになった事実が丁寧にフォローされており、たとえばトラクツでは「MAN社特有の特徴」のように書かれてたアゴ付き防盾がDB社やM.N.H社でも採用されていたことが明らかにされています。何よりドイツ語混じりで殆ど英語の体を為していなかったトラクツより抜群に読みやすいです。
また、巻末には戦争末期のドイツ戦車の冬季のみに見られる前面装甲板に書かれた「G」マークの謎に迫る論文「アコロールとグリサンチン」が掲載されています。
文章量が多く、直截にモデリングに役立つ情報だけが欲しい方にはやや過ぎた本だと思いますが、パンターを研究する上では、今後絶対避けては通れない、ある意味「とってもいやな本」です。また、英語のわかる方なら凡百のパンター本をあれこれ買うより無駄が無く、これからきちんと研究をしたいという初心者にはコストパフォーマンス抜群です。残念ながら個人出版に近いため、再販はほぼ望めません。
285ページ、カラーページ多数。英文。
レターパックでもお送りできますが、その場合、保護材を入れる余裕がありません。ハードカバーなので角は確実に痛むと思います。ご了解の上お申し込みをお願いします。
【12/13追記】
本書は、全世界で2000部限定のため、おそらく今回が最後の入荷となります。
改めて見ると、パンターA型における生産工場ごとの装備品の変遷の傾向やツィンメリットのパターンにも触れられており、先日出たモンモデルのパンターやこれから出るタコムのA型、ライフィールドのG型を解題するには絶好の書籍と思われます。

502アプタイルンク 油彩チューブ(20ml) \700(+税)(再入荷)

502アプタイルンク油彩チューブは模型製作に特化した油絵の具です。高品質顔料を使用して製造されているのはもちろん、普通の油絵の具に比べて、油の含有量が少ないため、乾燥後はツヤが出にくく、他のブランドより速く乾きます。今回は「Mastering Oils Vol.1」で使用を推奨されている色をセレクトして仕入れました。昔は海外製に比べて発色が今ひとつだった日本の油絵の具も最近はかなり良くなっており、よほど安いものを使わない限り十分使用に耐えますが、色調はメーカーによって微妙に違います。「Mastering Oilsに載っている色調に忠実にやってみたい」と思われる方にお薦めです。また、20ml(=6号チューブ)あれば殆どのモデラーの数年分~一生分であることをお約束します。
以下の一覧は、日本語訳P.6-7に載っているものに準拠しています。以下の18色があれば、Mastering Oils Vol.1の作例を全て製作することが可能です。
※レターパックでお送りする場合は「レターパックプラス(510円)となります。「マスタリングオイル」と同梱可能です。
基本:
1.01 ABT110 ブラック
1.02 ABT001 スノーホワイト
1.03 ABT010 イエロー
1.04 ABT250 マゼンタ
1.05 ABT235 インテンスブルー
1.06 ABT050 オリーブグリーン  
補完的な:
2.01 ABT007 ローアンバー
2.02 ABT100 ニュートラルグレー
2.03 ABT255 ブルーグレー(ペイネスグレー)
2.04 ABT220 ダークブリックレッド
2.05 ABT092 オーカー
2.06 ABT070 ダークラスト
埃と泥:
3.01 ABT125 ライトマッド
3.02 ABT093 アース
3.03 ABT130 ダークマッド
3.04 ABT090 インダストリアルアース
3.05 ABT004 ビツーム(アスファルト)
3.06 ABT160 エンジングリス
★の色はABT308セットに含まれています。

アプタイルンク502 基本色変更セット \3,600(+税)

Mastering Oils Vol.1でまず手始めに行う、基本塗装が済んだ模型に油彩のドットを打って基本色の色調を微妙に変化させると共に色味を豊かにするために必要な色を集めたセットです。Mastering Oils Vol.1 のテーブル1.0から5色と2.03のブルーグレー(ペイネスグレー)をセレクトしたもので、バラバラに買うよりも少しお買い得です。三原色が全て含まれているため調色にもとても便利です。
1.01 ABT110 ブラック、1.02 ABT001 スノーホワイト、1.03 ABT010 イエロー、1.04 ABT250 マゼンタ、1.05 ABT235 インテンスブルー、2.03 ABT255 ブルーグレー(ペイネスグレー)のセットです
※レターパックでお送りする場合は「レターパックプラス(510円)となります。「マスタリングオイル」と同梱可能です。

アプタイルンク502 ツヤ消しシンナー(100ml) \900(+税)

アプタイルンク502ブランドを含め、油彩を模型に使用するのに最適化されたシンナーです。艶消し剤が添加されているため、仕上がり後に艶が出にくくなっています。
※レターパックではお送りできません。

アプタイルンク502 速乾シンナー(100ml) \900(+税)

アプタイルンク502ブランドを含め、油彩を模型に使用するのに最適化されたシンナーです。通常の溶き油より早く乾くよう調整されています。
※レターパックではお送りできません。

タミヤ MM356 1/35 アーチャー対戦車自走砲 \4,200(+税)→\3,780(+税)(初回特価)

まさかタミヤからアーチャーが出るとは...と感慨深い思いの方も多いのでは無いでしょうか。実車はバレンタインからの派生車ですが、タミヤのバレンタインとは足回りも車体も違うため、今回のアーチャーは完全新金型です。タミヤの方に伺ったところ「3D CAD/CAMの時代になり、昔ほど金型を使い回すことを考えなくても良くなった」とのことですが、それにしても英断だと思います。
ブロンコのキットは愛に満ちあふれていますが、説明書を読んでいるうちに血の気が引いてくるような超精密キットで、誰でも組めるわけではありません。タミヤのキットは密度感はそのままに上手にパーツを一体化しており、手軽にこの風変わりな自走砲の魅力を堪能できます。3Dフィギュアの出来も凄いとしか言い様がありません。

【実車について】
バレンタインアーチャーは「17ポンド砲を積んだ対戦車兵器をイギリスのインフラで作るにはどうすれば良いのか」の逆算から作られた兵器です。その時点では、重要性が薄れてきたバレンタインの生産ラインを転向する以外の選択肢が無く、かつエンジン配置を弄るほど納期に余裕が無かったため、車体を延長した上で後ろ向きに載せると言う選択をしました。
44年4月には量産化されたのですが、それまでの自走砲とは全く違ったマニューバーが要求されるため、実戦投入されたのは11月からです。詳しくはタミヤの解説書に譲りますが、牽引式の対戦車砲中隊と混在させる堅実な編成で運用されました。
出会い頭に敵と撃ち合うことは不可能なため(マニュアルではそのような場合、いったん後進して敵に見えない位置で方向転換し、後進して射撃位置に就くとありますが、そんなに都合良く行くわけがありません)、専ら待ち伏せに使われました。
ただ、バレンタインを使ったため暴露面積が少なく、かつ、当時の対戦車自走砲に共通した、数発撃ったら陣地転換する行動を取りやすく、バレンタインより機動力も強化されていたので、存外使える兵器という評価だったようです。

モンモデル TS-035 1/35 パンターA型 後期型(初回限定金属砲身付き) \5,500(+税)→\4,900(+税)(初回特価)

パンターA型は、2000年代に「決定版」と称されたドラゴンのキットが発売されたあと、長らく後継製品がありませんでした。プロポーションは現在でも第一級のキットです。しかし、ディティールに関しては、現在とは金型技術に隔たりがあり、例えば、ドラゴンのIV号の長砲身系キットやチハを見た後にこのキットを見ると「あれっ、こんなんだけっけ?昔はもっと凄いと思ったのに...」というのが正直な感想では無いでしょうか。
また、当時と比べるとドラゴンのキットは倍近い値段になってしまいました。これは円安と中国の給与水準が大きく改善されたことによるものですが、どうあれ、1/35の戦車が7000円台というのは今の日本では高すぎると考えると思う方が殆どでしょう。

こういった状況でモンモデルは、前作ティーガーIIに続き、リーズナブルな価格帯のパンターA型をリリースしました。と言っても「安かろう悪かろう」では無く、監修にボービントン戦車博物館とAFVモデラー編集長デビット・パーカー氏を起用しています。
このため、プロポーションもよく練られており、細部のディティールも申し分ありません。
サイドスカートはエッチング、履帯は連結式です。オプションパーツも豊富に用意され、履帯のグローサー、バケツやジェリカン、泥濘地脱出用の角材などのおまけも豊富で、かなりのお買い得キットです。また、今回入荷分にのみ金属砲身が付属します。
戦車模型業界の不況を打破すべく果敢に挑んだキットと言えるでしょう。


【実車について】
T-34への対抗戦車として43年7月に実戦投入されたパンターですが、開発を急ぎ過ぎたため数々の不具合を抱えていました。これらは、個別に、可及的速やかに対応されたため、D型、A型、G型という括りよりももっと細かく様々な個別の特徴を持ったパンターが存在します。
一部の方は未だに誤解をしているようですが、D型やA型と言った呼称はドイツ軍とメーカーの生産契約に基づく分類で、外観や仕様の括りではありません。
A型は43年9月以降に本格的に生産が始まり、M.A.N.、ダイムラーベンツ、MNH、デマグの4社で、44年の7月までに計2200両が生産されました。
この4社は組立工場で、部品製造工場は別にありました。それぞれの組立工場は個別に部品調達していたため、工場ごとに仕様は異なると考えるのが妥当ですが、どの工場でどのように実装されたか、よく解っていない部分も沢山あります。

モンモデルのパンターA型は「後期型」と謳っていますが、これは車体前面にボールマウント機銃を備えたタイプをこう呼ぶ伝統的な分類を尊重したものです。
ボールマウント機銃は43年11月生産車からの特徴です。
モンモデルのキットでは車体装甲板がインターロック(組み継ぎ)方式となっています。
これはD型の生産当初から採用されていた構造で、単純な溶接より強度は上がりますが、生産性は落ちてしまいます。このため、A型の生産が始まる以前の43年5月の図面では既にこの構造を廃止していることが明らかになっています。
しかし、実際には既に生産したストックを使い切るまではインターロック付きの車体で製造されていました。また車体装甲板工場も複数在り、どのあたりから切り替わったのかは明らかになっていません。ジェンツ氏は「43年11月頃からインターロックの無い個体が見られるが、A型の生産終了までは両者が混在していた可能性が高い」と推測しています。
モンモデルはこうした個別の特徴が再現できるよう、ボールマウントは段差ありと段差無しの両方、主砲防盾は単眼式と複眼式、尾灯も角形と棒状の両方を用意しています。オプションパーツは基本的に塗装図毎にどれを使うべきか指定されていますが、記録写真では判別できない部分はユーザーが選択するようになっています。デビット・パーカー氏は著名な考証マニアでもあり、彼を以てしても不明な部分はまずもって解らないと考え、自由に使って良さそうです。もちろん、特定の記録写真を精査してそれを精密再現するのもユーザーの楽しみでしょう。
ここまで自由度の高いパンターA型のキットはこれまでに無く、ドイツファンに強くお薦めできるキットです。

モンモデル SPS050 パンターA型後期型 ツィンメリットコーティング1 \1,500(+税)

水転写デカールの上に樹脂を盛ったもので、手軽に使えて非常にリアルであり、目の肥えたモデラーにもお薦めできる優れた商品です。
4パターンが発売予定でしたが、053は今回未入荷です。モンモデルは塗装図7種毎にツィンメリットのパターンも指定していますので、迷いがありません。
A型は全車にツィンメリットが施されていました。
1は縦に筋の入ったツィンメリットを正方形に区切ったパターンです。

モンモデル SPS051 パンターA型後期型 ツィンメリットコーティング2 \1,500(+税)

筋の刻みは入れず四角い区切りのみ施したパターンです。

モンモデル SPS052 パンターA型後期型 ツィンメリットコーティング3 \1,500(+税)

縦筋を真っ直ぐな横線で区切り、縦の区切りを後から個別に入れたパターンです。

モンモデル SPS049 パンター 後期型連結可動履帯 \4,000(+税)

後期型とは書かれていますが、D型の生産途中から導入された、接地面に爪(シェブロン)がある履帯で、D型の初期生産車以外はこの履帯を履いています。両側から金属ピンを挿す方式で、やや手間は掛かりますが、完成後の強度は非常に優れています。また、サスをスイングさせるための金属線も入っています。ティーガーIIの場合は、内部構造再現だったため、プラ製でしたが、強度や経年変化を優先した選択で、模型としてはこちらの方が優れているでしょう。

MMP新色入荷!

従来色、トップコート、シンナー、ポリウレタン添加剤、今なら(概ね)揃っています!

パッションモデルズ P35-135 1/35 ブルムベア後期型エッチングセット(タミヤ用) \900(+税)

エッチングセットは酷いのになると店頭での見栄え優先で使えないパーツばかり入っているものもありますが、このセットは見た目こそ地味なものの、本当に必要なところが厳選されています。例えば、安易に入れがちな照準器の装甲カバーですが「実物はプラキットくらいの厚みがある」ということで入っていません。
その代わり、挽き物製のピストルポートの装甲栓は入っており、他のメーカーならここだけでも数百円はすると思います。

パッションモデルズ P35-136 1/35 ブルムベア後期型シュルツェン(タミヤ用) \1,300(+税)

タミヤのブルムベア後期型のシュルツェンは非常によく出来ており、ちょっと見にはこれでも十分と思わせるのですが、エッチングに換えるとこれまた「やっぱりエッチングは違うよね」ということになるのが不思議です。落ち着いて取り組めば工作難易度は高くありません。「エッチングは苦手」という方は多いですが、「苦手」というより慣れていないだけなのです。このセットは同じ作業の繰り返しが多く、その分トレーニングに向いています。上手くいかなかったピースは「戦闘で取れてしまった」ことにして使わなければ良いのです。

パッションモデルズ P35-135V 1/35 ブルムベア後期型エッチングバリューセット(タミヤ用) \1,800(+税)


サンダーモデル #35200 1/35 スキャンメルパイオニア戦車運搬車+TRCU30トレーラーセット \6,800(+税)→\5,900(+税)(初回特価)(売り切れ)

サンダーモデルのスキャンメルパイオニア戦車運搬車、遂に入荷です。年初にこのキットの発売が発表されたとき、世界中の英軍ファンから「タミヤのドラゴンワゴンやファモの発売に匹敵する快挙」と讃えられましたが、まさにそのとおりです。
2017年発売のAFVキットでクオリティの第1位はドラゴンのチハに譲るとしても、企画では堂々の1位、対象に注がれた愛情の量ではチハとがっぷり四つに組めるキットだと思います。既に春先にIBGからもキットが発売されていますが、実車をよく知るファンなら箱を開けたら呆然とするようなキットであり、比較するのも憚られます。とにかく実物を可能な限り再現する事に全力が傾注されており、ドラゴンのような高度な金型技術は持っていないため、パーツ数はかなり多くなっていますが、ソフトスキンキットの楽しみは組立の最中にあるといっても良いため、ファンであれば苦痛にならないでしょう。嵌合もキットの完成見本を見る限り問題無さそうです。エッチングもかなり本気なものが入っています。塗装例は4種です。内容を見ると「これは安すぎる」と思える構成であり「サンダーモデル、これで元は取れているのか?」と心配になってしまいます。いやしくも英軍ファンを名乗るならこのキットを2017年に買わないと言う選択はありません。



スキャンメルパイオニアは1932年から導入が始まった、当時、イギリス軍最強の馬力を誇る重トラクターです。戦車運搬車型のトラクター(TRMU30)は1937年から本格的に生産が始まりました。トレーラーは20トン積載のTRCU20と30トン積みのTRCU30がありましたが、前者は戦争後半の中戦車は運搬出来なくなり、広く使用されたのはキットが再現したTRCU30トレーラーです。大戦を通じて戦車運搬車として活躍し、戦後はもっと馬力のあるトラクターに主役を譲りましたが、民間に払い下げられたものも含め、息長く使用されました。戦後のレストアマニアの所有物とみられますが、こんな写真もあります。
https://www.flickr.com/photos/52287882@N05/15002945998



ミニアート #37018 T-55MOD.1963インテリア付き \7,800(+税)

タコムと共にT-54/55のキットがたくさん出てしまいややこしいのですが、ミニアートは比較的開発順にラインナップを発売しており、T-55はこれが初めてです。T-55の外観上の特徴はNBC防御のため、砲塔上面のベンチレーターが廃止され、砲塔底面からフィルターを介して吸排気するようになったことです。キューポラの対空機銃は「ジェット機にはついて行けないだろう」ということで廃止されます(後に対戦車ヘリには有効である事が解ってT-55Aで復活)。また、エンジンや砲弾搭載数も変更になっていますが、ミニアートのキットではエンジンの変更も含め愚直に再現しています。
T-54のインテリ付きキットが続き、食傷気味の方も多いと思いますが「面白くなるのはこれからです」と申し上げておきたいと思います。

T-54はT-34/43/44の設計を手がけたモロゾフ技師の率いるハリコフの設計局によるものですが、T-55は、T-54の改良型という位置づけで、当時若手の技師中心に編成されていたニジニタギルの設計局が担当しました。彼らは、ここから本格的な戦車設計を始動させ、T-62,T-72,T-90を開発、ソ連崩壊後ハリコフがウクライナとなってからは事実上ロシア第1の設計局となりました。最新のT-14もこの設計局を引き継いだウラヴァゴン・ザポート社の設計によるものです。


ミニアート #37032 1/35 ドイツ連邦軍タンククルー \1,600(+税)

非常に手薄なドイツ連邦軍戦車兵の中、インジェクションではイチオシの戦車兵セットです。5体のうち2体はISAF任務などでよく見かけるモール式の防弾ベストにパッドが頭部全体を覆うようになった新型ヘルメットを着用、もう2体は80年代後半から2000年に掛けてみることが多い、ソ連のヘルメットによく似た棒状のパッド入りです。また、伝統的に戦車兵が好むベレー帽を被った女性戦車兵1体も入っています。


この2体は冷戦後期から21世紀初頭くらいまでが相応しく、レオパルト2A4や2A6、ウィーゼル2等がよく似合います。


こちらは最新のレオパルト2A7やISAF派遣のPzh2000自走砲などがよく似合います。


こちらは冷戦後期から現代まで広く使用可能です。
ドイツ連邦軍では(戦車兵の中で最もきつい任務である)装填手も女性が努めることがあるようです。https://www.youtube.com/watch?v=xHRjjAzVjW8


ドラゴン #6781 I号対戦車自走砲 Stuk40 L/48 搭載型 クルー付き \6,800(+税)

I号戦車にIII号突撃砲の砲架を搭載した自走砲で、終戦直後のベルリンで記録写真に収められています。4.7cm搭載自走砲に修理交換用のIII突の砲架を臨時に取り付けたもののようで、一応トラベリングクランプも付けられていますが、制式名称などは無いように思われます。今回発売になったキットはクルーのフィギュア付きです。白箱に時に買い逃した...という方はこの機会にどうぞ。

モデルカステン SS-04 ソフトステンレスワイヤー0.9mm \1,000(+税)


モデルカステン SS-05 ソフトステンレスワイヤー0.7mm \1,000(+税)

その使いやすさと1/35-1/48牽引ワイヤーとして見た場合の実感が高く評価されたモデルカステンのソフトステンレスワイヤーに0.9mmと0.7mmが加わりました。0.9mmは重戦車系に、0.7mmは中戦車系の牽引ワイヤーにちょうど良いと思われます。

ファインモールド FM56 八九式中戦車 甲型 \4,500(+税)→\3,900(+税)(初回特価)

ファインモールドの89式戦車は、最初に乙型がAM誌の付録キットとして発売され、その後ガルパンパッケージで甲型が発売されました。今回出たのは甲型に史実版デカールを添付したキットです。デカールは3種で、中国戦線での記録写真が有名な「はるな」号、西住戦車長搭乗車、フィリピンで米軍と戦った第7戦車連隊所属車の3種です。
「はるな」号については「実は機関室上面にも【はるな】の文字が入っている」という新考証が組み込まれ、西住車については、これまで不明とされてきた車体前面の車両番号と車体後部のナンバープレートの番号が判明したため、考証に取り入れてあります。組みやすさと精密感のバランスがとれた好キットで、ぜひこの機会にどうぞ。




防盾は2種から選択可能、マフラーカバー用エッチング付きです。


MG75 日本陸軍・八九式中戦車用砲身 \900(+税)

こちらは純正金属砲身。無加工で取り付ける事ができます。

ハセガワ TF927 鏡面用フィニッシュ【平面用金属光沢シート】\600(+税)

ハセガワの「ミラーフィニッシュ」はメッキ面や鏡面表現の定番商品として定着していますが、この商品は「曲面にも良く馴染む」ため、例えばレオパルト系のバックミラーなどミラー面を平滑に仕上げることが難しい箇所に使用するには工夫が必要でした。
今回の「鏡面用フィニッシュ」はミラーフィニッシュと同等の美しい輝きを持ちながら、多少凸凹のある面にも平滑に貼ることに力点を移した商品です。こうした商品は厚みが心配になりますが、スケール感を損なわないギリギリの厚みになっています。
ご覧のようにまるで本物の鏡のような趣になります。失敗した場合の貼り直しも可能です(24時間程度経過すると強固に固着します)。


同人誌 国本戦車塾 第15号 陸軍が見た英仏獨戦車 \1,000(+税)

国本氏が最近入手した陸軍製作の写真帳(オリジナル)を紹介する一冊です。写真帳と言っても写真は印刷では無く、写真をプリントしたものがべたべた貼ってある造りで、中でも一号戦車のプリントにはクルップ社が焼き増したことを証明する浮彫印が押されていたとのこと。ネガからのプリントにせよガラス原版から焼き増したにせよピントがキレキレだったそうです。ドイツ車両の他、フランス陥落後にドイツが入手した英仏軍の車両も掲載されており、敵識別資料を作成するための原本といった趣です。当時の日本陸軍とドイツ軍の情報交換のレベルも分かる貴重な一冊です。26ページ、モノクロ、レターパック送付可能。

※恐れ入りますが、送料無料の対象となりません。
※同人誌のみ購入される場合、お支払いは銀行振込のみとなります。


GSIクレオス MF15 匠之鑢 極 雲耀 半丸平行単目 \1,400(+税)



模型誌では「ヤスる」作業用に紙やすりやスティックヤスリを推奨することが多いです。編集の方に「金属のヤスリはなぜ推奨しないのでしょう?」と伺ったところ「あくまで本誌の場合ですが」と断りつつ「金属ヤスリは品質がピンキリで、安物のヤスリを使うと表面に傷が残ります。初心者には見極めの難しい工具なので、それだったらスティックヤスリが良いではないかというのが大きいと思います」とのことでした。
もちろんスティックヤスリは使い捨てなので気軽に使えるという利点もありますが「平らに削る」という点では金属製のヤスリには及びません。また、金属製のヤスリなら長く使う事が出来るというメリットもあります。ただ、金属ヤスリといえども消耗品ですので、なるべく安くてかつ切削面が綺麗なものを選ぶのが大事です。
このクレオスのヤスリは価格がリーズナブルで切削面もかなり綺麗です。何か物凄く大層な商品名が付いていますが、かしこまって使うような工具では無く、初心者でも気軽に使って構いません。
半丸ヤスリは断面がカマボコ状になったヤスリで、平ヤスリと丸ヤスリを合わせたようヤスリです。「金属ヤスリはこれまで使った事が無い」という方が最初に買うヤスリとしてお薦めです。単目ヤスリなので目の間に詰まった削りカスも簡単に落とせます。

GSIクレオス MF16 匠之鑢 極 雲耀 角棒平行二面(粗/細) \1,200(+税)



角ヤスリと言うより、幅の狭い(約3mm)平ヤスリ的な使い方をするヤスリです。ヤスリ面は敢えて2面のみに付いており、垂直に合わさったパーツの片面だけを垂直に均したいというような時に便利です。スティックヤスリではこういった作業は出来ません。垂直面にビミョーに抜きテーパーが付いていたり、ひけていたのをパテで修正したあとをきっちりに仕上げたいなどの用途に最適です。ヤスリ面は裏表で目の大きさが異なります。右の写真は粗目で切削したものですが、ご覧のように切削面は粗目でもけっこう綺麗で、仕上がりの綺麗さと言うより「ザクザク削りたい」「慎重に少しずつ削りたい」で分けて使うと考えた方が良いでしょう。単目ヤスリなので目の間に詰まった削りカスも簡単に落とせます。

エイブラムス・スコードNo.22 \2,100(+税)(売り切れ)

今回はいつにも増して力作揃いです。巻頭はAFVクラブの新作M113の徹底紹介です。まさに全編褒めまくりで、実車との比較写真も豊富に載っています。日本ではあまり話題にならなかったようですが、改めてこのキットの素晴らしさが分かります。続いてはタミヤのM113をTOW搭載型に改修した作例。レジェンドのコンバージョンを中心に据え、細部までじっくり工作したのはもちろん、塗装が素晴らしいです。実車写真付き。更に表紙になっているトラペのT-72Bは編集長のペレ・プラ氏が徹底的に手を入れたもの。プロポーションは良いキットなのですが、細部に目をやると煮詰めの甘いところが目立つキットを愛情たっぷりに改修しています。続いてはタコムの69式II型をベースにセミスクラッチビルドした84式装甲回収車。これも他の模型誌なら表紙を飾っておかしくない力作。トリは第一次チェチェン紛争を扱った緊張感漂う市街戦の情景。スクラッチした背景の建物も見事な出来です。72ページ、フルカラー、英語。レターパック送付可能。


アルパイン AM35238 1/35 武装親衛隊戦車長(防寒服) \2,100(+税)

王道ポーズの冬服武装親衛隊戦車兵です。コマンダーズキューポラに立たせるのはもちろん、車両の傍らにも置ける使い勝手の良い造形に仕上がっています。着ているのは43年暮れから配布の始まった、リバーシブルの防寒迷彩服(2号モデル)です。迷彩が面倒という方は白に塗っても構いません。スペアヘッド付きです。ハーフトラックなど指揮車に乗せても構いません。

アルパイン AM35239 1/35 武装親衛隊戦車兵砲手(防寒服) \2,100(+税)

こちらはIII/IV号系列の砲塔側面ハッチから身を乗り出す砲手です。定番ポーズではありますが、現在、日本市場では、他のメーカーで簡単に入手できる同様のポーズは無く、一つ押さえておいて損はありません。35238と同じタイプの防寒迷彩服で、国防軍、武装親衛隊問わず使用されましたが、終戦に至るまで必要数が揃わず、東部戦線の装甲部隊に優先的に供給されたユニフォームです。スペアヘッド付きです。

アルパイン AM35240 1/35 武装親衛隊戦車兵セット(防寒服)(2体セット) \4,000(+税)


コバーニ模型工房 ティーガーⅠ 56口径8.8cm kwk36 弾薬木箱(2個入り)\800(+税)

コバーニ模型工房が得意とする、特殊合板と紙を素材とした弾薬箱です。実物は、外側がジャーマングレーで塗装されており、内部は木の地色でした。キットは箱の外の文字がレーザー加工されていますので、白を流し込んでやるだけでリアルに仕上がります。内側のラベルは説明図の中に印刷されています。木の感じを塗装で出すのは手間が掛かりますが、このキットなら最小限の手間で完成します。砲弾は付属しません。8.8cmFlaK36/37にも使用可能です。

ドラゴン #6571 1/35 Sd.Kfz.252 軽装甲指揮車型 \6800(+税)→\6,120(+税)(初回特価)

「えっ、252は弾薬運搬車型でしょ?」と思われた貴方は正解で、このキットは少数が通常型の252から改修された指揮型という超マニアックな企画です。車内の弾薬搭載スペースは全て撤去してベンチシートと無線機が搭載されており、無線機の一部とフレーム、ベンチシート、シュテルンアンテナのロッドなどが新金型となっています。例によって箱絵がダメダメな上に(よっぽど安い画料で請け負っている乞食みたいな輩なんでしょうが、この箱絵師に書かせるくらいなら美大生でも雇った方がナンボかマシ)、弾薬搭載型と間違って買う方も居そうで、トラップみたいな外観ですが、寄せ集めながらパーツ構成はしっかりしているし、履帯はマジックトラックとマニア好みのキットと言えるでしょう。再生産が掛かるほど売れるとは思えないので、この機会にどうぞ。


AFV modeller No.97 \2,300(+税)(売り切れ)

表紙は1/16スケールの巨大情景。本誌らしい清潔かつリアルな仕上がりです。巻頭はタミヤのJSU-152を使った情景ですが、こちらも塗装の巧みさ、フィギュアの配置の上手さなど見応えのある作品。後半ではタコムのM47E2を徹底解説。日本では殆ど研究されていないE2ですが、本誌ならでは知見が詰まっています。巻末は一作だけで活動休止してしまったホンモデルのシルカをこれまた丁寧に紹介しています。65ページ、フルカラー、英文、レターパック送付可能。

キティホーク KH50003 1/35 AH-6J/MH-6J "ナイトストーカーズ" \7,500(+税)

AH-6は偵察ヘリOH-6(正確にはその後継のMD-500)を武装ヘリとしたものです。
1980年のイランアメリカ大使館人質事件の救出作戦失敗から、第160特殊任務部隊「ナイトストーカーズ」が創設され、この部隊の専用装備として開発されました。

AH-6は小型ながら重武装で機動力に優れ、1983年のグラナダ侵攻以来、数々の米軍の特殊作戦に投入されています。箱絵で描かれている1993年のソマリア内戦(映画「ブラックホークダウン」の舞台)や2011年のウサマ・ビン・ラディン暗殺作戦にも参加しています。MH-6はAH-6の武装を取り外し、両側面に2名ずつが搭乗できるベンチシートを取り付けたタイプです。
「ブラックホークダウン」の冒頭の急襲シーンでデルタを下ろしているのがMH-6、終盤の夜戦で民兵を掃射しているのがAH-6です。
J型はグラスコクピット(マルチディスプレイを多用するメーターパネルを搭載した操縦席)を採用した改良型です。


キティホークはAFVファンにはあまり馴染みが無いと思いますが、1/32と1/48で精力的に航空機のキットを開発している新興メーカーで、マニア受けするアイテム選択が魅力です。メーカーサイトにはCGしか無いため素性が解りづらいのですが、製品は立体的なパネル表現や繊細なリベット表現が施されており、凹のパネルラインが無機質に入っている一昔前の飛行機キットは一線を画すものです。

エンジンも再現されており、念入りに再現されたコックピットと相まって、パネルを開けて展示するとメカが剥き出しになる密度感を楽しめます。

キットはAH-6JかMH-6Jを選択して組み立てるキットで6コマ目の弾薬倉の代わりに7コマで組むベンチを取り付けるとMH-6Jとなります。
AH-6とした場合の武装は、M134 7.62mmミニガン、GAU-19 12.7mm多銃身機銃(ミニガンの口径拡大版)、2種のM260 FFAR 2.75インチロケットポッド、AGM-114ヘルファイア対戦車ミサイルの中から選択可能です。

「ブラックホークダウン」でMH-60のパイロットが撃ちまくっていた自衛用のMP-5とM4もパーツ化されています。


ドラゴン #6790 1/35 オペルブリッツ救急車 \7,100(+税)

箱絵がダメダメなので損をしていますが、ドラゴン屈指の名作と言って良い一作です。既にマウルティアタイプの救急車は出ていますが、使い道の広さから必要とされているのは断然こちらのはずです。設計は高田氏と五十嵐氏の名コンビです。ハイレベルでまとまったディティール、プロポーション、模型としての見せ所多さと全く隙の無いキットです。


タコム #2020 1/35 M9 エース 装甲ブルドーザー \7,100(+税)(再入荷)

タコムは独特のユニークなラインナップでモデラーを魅了してくれるのですが、残念ながら再生産は殆どしてくれず、中には1回限りの生産で絶版になってしまったものもあります。その中で例外的に再入荷したのがこのM9装甲ドーザーです。前回の入荷分はあっという間に無くなってしまいました。この機会にどうぞ。


↓↓こちらは代理店さんの倉庫を浚って貰いました。少数のものもありますので売り切れの際はご容赦ください。↓↓

タコム #2013 1/35 T3トランスポーターバス \4,400(+税)(再入荷)


タコム #2026 1/35 チーフテンMk.11 \8,300(+税)(再入荷)


タコム #2057 1/35 T-55AM2B \6,500(+税)(再入荷)


タコム #2054 1/35 イラク69式II中戦車 \6,800(+税)(再入荷)


タコム #2066 1/35 FV432 Mk.2/1 インテリア付き \5,400(+税)(再入荷)


ミニアート #35233 ソビエト兵(休息中) \1,600(+税)

小休止中の赤軍兵士を再現した秀逸なフィギュアセットです。
ポルチャンキと呼ばれる靴下代わりの布をまき直す兵士など、地元ならでは情報量が詰め込まれています。

小休止は、状況にもよりますが、1時間程度の行軍に挟まれる5分から15分程度の休憩時間です。食事などはこれとは別に「大休止」と呼ばれる長い休憩時間中に取られました。だいたいは疲れを取るためにぼーっと休むのですが、中には速攻で寝てしまう兵士もいたようです。銃を3丁以上で組み合わせているのは「叉銃(さじゅう)」という習わしです。銃口や機関部に泥が入らないように休憩中にはこのように銃を立てかけました。しかし、敵に襲われると咄嗟に応戦できないため、演習や後方を行軍している際に行われたようで、第二次大戦後は廃れていきました。

赤軍の特徴的な装備として、靴下の代わりに布を巻く「ポルチャンカ」というものがあります(複数形はポルチャンキ)。布を巻くのにはコツが入り、慣れない内はすぐほどけてしまうので、こうした小休止中にまき直す兵士もいました。しかし、しっかり巻けば軍靴と足の間に隙間が出来ず、靴擦れも起きにくかったようです。そもそも軍隊の装備は「サイズがぴったり」ということは無く「ちょっと大きい」か「少し小さい」ことが殆どで、ポルチャンカなら複数のサイズの靴下を用意する必要が無くて安く上がるという側面もあったようです。
モシンナガンライフルなどもシャープに仕上がっており「休憩と言えば食事シーン」みたいなステレオタイプの情景を作りたくない方にはもってこいのリアルな休息セットです。


ミニアート #35247 ドイツ歩兵用 武器&装備品セット \1,600(+税)(売り切れ)

企画の冴え渡るミニアートならではキットです。ちょっとマイナー系の短機関銃(エルマ、ベルクマン、MP28)が入っています。銃本体はこれまでも立体化されたことがあったのですが、本セットではそれぞれの専用マガジンポーチが入っているのがよいところです。FG42用のバンダリア(弾帯)も入っています。また歩兵用の救急箱、信号銃とホルスター、信号弾ポーチ、蓋の開いた飯ごうや水筒、ハーフサイズのカメラ、エッチングで用意されたスリングや徽章類、スライド金型を使用した双眼鏡、おまけのメガネなど気の利いた装備がぎゅっと詰め込まれています。更にリーフレットの端には地図や雑誌の表紙もプリントされておりまさにサービス満点です。




ミニアート #35219 T-60 264工場製(インテリア付き) \5,400(+税)→\4,860(+税)(初回特価)

鋼製転輪が特徴の第264工場製T-60です。少し前までは「T-60は初期型がディッシュ転輪、中期にスポーク付き、末期には物資節約のために鋼製転輪となった」と言われていたのですが、最近の研究によりいずれも生産工場の違いと解っています。ただ、264工場は比較的後期に生産に着手したので、こうした誤解を生んだのも致し方ありません。このスケールでこのタイプがきちんとキット化されるのは初めてで、熱心なロシアファン以外は「またT-60?」みたいなアイテムではありますが、愛に満ち満ちたキットです。


ミニアート #38013 ソビエト1.5トン カーゴトラック(家具付き) \6,000(+税)(売り切れ)

これまた冴えた企画のソビエト民間トラックです。引っ越しや避難を演出できる家具も付いています。付属のデカールもかなり凝った考証に基づくもので、これをどう使うか情景の構想を練るだけでも楽しいのでは無いかと思います。


レニングラードのトローリーバス操車場の事故対応車両

レニングラード(現サンクトペテルブルク)は日本では京都にあたる美しい古都であり、ピョートル大帝が沼沢地を埋め立てて築いた人造都市です。ソビエト革命はこの都市から狼煙が上がりました。1941年9月から900日にわたってドイツ軍に包囲され、その間の飢餓や砲爆撃で65万人以上の市民が亡くなりました。

モスクワ清掃局の事故対応車両

ソビエト連邦の首都モスクワは、1941年11月、ドイツ軍のタイフーン作戦により陥落直前まで追い詰められました。この危機に際し、レーニン廟に祀ってあったレーニンの遺骸は疎開させられたのですが、スターリンは「ここから逃げ出したら反乱が起きてどのみちオレは終わる」と開き直ってモスクワにとどまりました。それまで肉声を国民に発することは殆ど無かったのですが、ラジオを通じて初めて国民に演説し結束を呼びかけたのもこの時期です。ドイツ軍は赤の広場まで25kmに迫りましたが、そこで力尽き、戦争の趨勢は大きく傾きました。

オリョールの機械化トラクター操車場の修繕支援車両

オリョールはスモレンスクとモスクワの間に位置する古都ですが、タイフーン作戦により1941年10月ドイツ軍により占領されました。1943年8月、クルスクの戦いの勝利の余勢を駆ったソ連軍により奪回されましたが、歴史ある街並みは完全に瓦礫と化していました。

キエフ包囲網下で赤軍に徴用された集団農場のトラック

現ウクライナの首都キエフの周辺には75万人もの赤軍が配属されていました。しかし、1941年8月に始まった包囲戦ではスターリンが死守を命じたことから45万人が包囲されました。最後は、部隊ごとに東方への脱出を図りましたがその大半は戦死するか捕虜になり、キエフを巡る戦いでは赤軍の43個師団が消滅しました。
キエフは9月19日に陥落しました。

モスクワの運送会社のトラック


オデッサの運送会社のトラック

黒海沿岸の重要な港湾都市オデッサはバルバロッサ作戦の最中、ルーマニア軍により包囲されました。海路からの補給を受け2ヶ月にわたって勇敢に戦いましたが、1941年10月ついに陥落。占領後、ルーマニア軍によって10万人の市民が虐殺されたと言われています。

スターリングラードの郵便トラック

第二次大戦の転換点と言われるスターリングラードの戦いでは両軍合わせて200万人の兵士が死傷し、街は瓦礫の山と化しました。開戦時には60万人が暮らす大都市でしたが、殆どの市民が疎開したり死亡したりで、戦いが終わったとき、都市の人口は1万人を切っていたと言われています。街は美しく再建されましたが、現在もなお基礎工事の最中に人骨が見つかるのは珍しくないと言われています。

モスクワの郵便トラック


ミニアート #37009 T-54A(インテリア付き) \7,800(+税)→\6,900(+税)(初回特価)

T-54は製造年次によって少しずつ改良が加えられており、ソビエトでは一括して「T-54」と呼んでいるようですが、むしろ西側で装備が変遷する度に呼称が定義され、このT-54Aも西側分類によるものです。外観の変化は、主砲がガンスタビライザー付きのD-10TGに変更され、カウンターウェイトと排煙装置が装備されたところが大きな違いです。この時期は砲身の上下動のみが安定化されるという、原始的なものでした。デカールはハンガリー動乱に投入された個体を始めT-54が紛争に投入された黎明期の個体が再現できるようになっています。また、ベトナム戦争に参加した北ベトナム軍車両のマーキングも含まれています。


AFVクラブ AF35283 MIM-23 ホーク \6,600(+税)

今でこそラインナップは幅広くなりましたが、そもそもAFVクラブは大砲とソフトスキンばかり作っていた会社です。発足当時からどの製品にも愛情がたっぷりでした。ホークは久々に「らしい」製品です。1959年に配備が始まったホークは、それまでの高空域のみにしか対応していなかった対空ミサイルから大きく進化し、中低空域まで対応レンジを広げた初めての地対空ミサイルです。西側諸国で広く使用され、陸上自衛隊でもライセンス生産分も含め200器を調達しました。キューバ危機から湾岸戦争まで、戦後の紛争史には欠かせない兵器です。

AFVクラブらしく様々なオプションと射撃・運搬状態が選択できるなど、まさに決定版といって良いキットです。2枚目の写真に写っているのがランチャーコントロールユニット(LCU)です。


パッションモデルズ P35-133 1/35 ツィンメリットコーティング・ワッフルパターン ツールセット \1,500(+税)(売り切れ)



まさに「こんなのが欲しかった!」と言いたくなる、非常によく考えられたワッフルパターンのツィンメリットコーティングツールです。
ツールバーは3本で、全部で5面のパターン面が入っており、それぞれ面の大きさと形状が異なりますので、入りくんだ場所やモールドの隙間にも問題なくコーティングできます。また、レジン製ですので「どうしてもスタンプが入らない」という場合はカッターで大きさを調整することも可能ですから、市販のIII突に幅広く使用可能です。
また、パターンを区切るように入っている筋を入れるためのブレードも入っており、こちらは市販のデザインナイフにセットできるように考えられています。
パターンの大きさ、施した結果のリアルさとも申し分なく、ツィンメリットを施したIII突を作りたい方の心強い味方です。

【ワッフルパターンのツィンメリットについて】
吸着地雷を防ぐためのツィンメリットコーティングは43年秋から44年秋までのドイツ戦車に広く施されています。III号突撃砲G型も例外ではありませんでした。III突G型はアルケット社とミアク社で生産されていましたが、このうち最大の生産工場であったアルケット社は独特のパターンのコーティングを施しており、研究者の間では、お菓子のワッフルの模様に似ていることから「ワッフルパターン」と呼ばれています。アルケット社では43年11月から44年9月の間に生産された車両にワッフルパターンのツィンメリットが施されていました。

タンクアート4 第2版 \5,500(+税)(売り切れ)

「当代きっての技術指南書」としてあらゆるレベルのユーザーから絶賛された「タンクアート1」はその後、連合軍編の2、現用戦車編の3、ドイツAFVの続編4と続きましたが、やはり人気は4で、2015年に発売されるとあっという間に売り切れてしまい、その後再版が待たれていました。
しかし、著者のリナルディ氏は「まず、1を徹底的に直したい」「使っている印刷所が結果を出せないので変更する」などと再三にわたって再版を延期、更に「どうせなら4は第2版として作り直す」と言いだし、その求道者ぶりを知らしめました。

お待たせしました!初版から2年半を掛けてようやく第2版が到着しました。
今回は、作例自体は差し替わっておらず「初版で説明不足と思われたところ、解りにくいと思われたところを徹底的に直した」と言うので開いてみれば「げげげ、どのページも殆どレイアウトとか写真の大きさが入れ替わって、別の本になってるじゃないか!」という感じです。特に写真はかなり大きく引き伸ばされており「なるほど初版じゃ解らなかったディティールがよく見える」造りです。このため、初版の224ページから288ページと64ページも増えています。
正直に言って、決して安くは無い本なので、4の初版を持っている方は無理に買い換えなくても良いと思いますが「1」の第3版からタンクアートを買った方には絶対のお薦めです。

「4は持っていない」という方のために説明すると、4はドイツ戦車をお題に、1のテクニックを更に掘り下げて詳細に説明し、1では扱わなかったディスク迷彩のテクニック、オープントップ車両の塗装手順などを詳説したものとなっています。
巻頭には表面仕上げに関する詳細なテクニック解説、冬季迷彩のツボ解説を掲載し、作例はティーガーII、ナースホルン、グリレM、15cm砲搭載33B突撃戦車となっており、巻末は特別ゲストのマリオ・エーンズ氏(凄腕ドイツ人モデラー)によるシャールB1ドイツ軍仕様となっています。

巻頭に「2012年にタンクアート1を出したけど、今のオレはもう昔のオレじゃ無いぜ!(意訳)」とあるとおり「アンタ、いったい何処まで上手くなるんじゃ」という感じの超絶作例が目白押しです。
ただ「どうだオレは上手いだろう、おまいらには起動輪をいちから作り直したり出来まい」みたいなどっかの巨匠と違い、あくまで「何をどうすればリアルになるかという末節のテクニック解説では無く、なぜそうするかを学んでもらうために書いた。最終的な目標はこの本に載っている作例を次世代の方に超えてもらうことで、それが私の本懐である」「他者の作品の模倣からは劣化コピーしか生まれない。自分の中で究極の理想が見えれば、いくら作っても100%満足した作品が出来ることは無く、逆に言えば次回作はより優れた作品となる。その助けになることをできる限り書いた」と謙虚かつ真の求道者らしい書きっぷりです。
フルカラー、レターパック送付可能。

タンクアート1 第3版 \5,500(+税)(売り切れ)

こちらも若干ですが在庫ございます。レターパック送付可能。


モデルアート カルビン・タンのフィギュア・ペインティングDVD -初級編- 日本語字幕版 \3,333(+税)(売り切れ)

車両はそこそこ自信があるが、フィギュアペインティングに関しては苦手という方はかなり多いのでは無いでしょうか。
これまでもフィギュアペインティングに関する書籍や動画はたくさん出ていますが「買ってみたが全然参考にならなかった」という経験をされた方も多いでしょう。
良くない商材のパターンはだいたい以下のどちらかです。
「普段、オレがやっていることを丁寧に紹介するよ!ほら、凄いだろ」>誰もお前みたいな達人の真似はできんわ。
「初心者なんだから、あんまり欲張らずにまずここからやってみよう!」>確かにその通りに出来たが、結果としてたいしたものが出来ない上、そこから先はどのドアを叩けば良いか教えてくれない。
スポーツでは、どんな競技でも必要な筋肉を付け基礎の部分を反復練習しないで上達することはありません。しかし、ここで上げたような良くない商材は「どういうトレーニングを積めばそんな美しい筋肉が付くか」ということが決まって省かれている点も共通です。

このDVDは「おおっ!これなら」というレベルのものを目指すと共に、達成するためにはどんな技術が必要か、どんなところに気を付けるべきか非常に丁寧に誠実に教えてくれます(下の画像のものを製作していきます)。一つ一つの作業ステップは単純明快に整理されているので、どのステップで何をやるべきか誰でも解ります。

完成後の画像はカルビン・タン氏のブログのこのページでも見ることができます。

カルビン・タン氏はユーロミリテールを始めとする様々な世界コンテストで何度も金賞に輝いた方です。これだけ長編のレッスンビデオは初めてなのですが、語り口も良く整理されており、言葉の端々に誠実さが覗き、このプロジェクトに非常に真摯に取り組んだことがよくわかります。また、モデルアートスタッフのカメラワークも抜群で、4Kカメラを用いた鮮明な映像で作業を見る事が出来ます。
彼の得意とする黒立ち上げ技法はハンドリングの難しいテクニックとして敬遠する方も多いのですが、天頂光表現を解りやすく実践する手段として取り入れられており、必ずしも「黒立ち上げ前提」の指南ではなく、それ以上に彼の観察眼や表現テクニックに目から鱗落ちまくりです。
ただし、正直に書いておくと、このDVDを観ると明日にはコンテストで金賞が取れるようになるわけではありません。
実は第2章の「筆塗りテクニックの基本」がとても大事。この通りに筆がコントロールできることが前提です。スポーツで言うと筋トレとかキャッチボールの部分です。この部分もDVDならではの分かり易さ。ここだけでもかなりの価値があります。殆どの初心者は一発で決めようとかなり濃い塗料を使うものですし、小学生時代、たいがい不透明水彩で画を習う日本人はぜひ見るべきです。
あれこれ買い込まなくてもDVDで使っているものは割と簡単に揃います。念のために忠告しておきますと、タミヤやクレオスの水性アクリルは(このDVDでは必須の)ウォーターパレットでは使えません。微量ですが有機溶剤が含まれており、この成分が揮発すると本来の性能が発揮できなくなるからです。必ずファレホを使ってください。2枚組210分、レターパック送付可能。


モデルアート M1A2 SEP エイブラムス主力戦車 In Detail 日本語版 \2,759(+税)

サボットパブリケーションのSP007の完全日本語版です。ちらっと伺ったところ、サボットのムロスコさんがSNSでモデルアートの本を激賞したのがきっかけで交流が始まり、日本語版権を取得したとのことです。
本書は写真自体はSP007と同じですが、モデルアートらしい丁寧で正確な日本語訳が付いており、価格も良心的です。内容は折り紙付きと言って良いでしょう。原著はM1リサーチのエキスパートが編集したもので、写真も単なる対象物として撮影するのでは無く「運命を共にする相棒」としての戦車兵的視点とモデラー視点が合体した素晴らしいショットが満載され、的確かつ重要な指摘が書かれたキャプションも魅力的ですから英語の苦手な方にもようやく本書の本当の価値を堪能していただけます。M1A2SEPの写真をどれか一冊選ぶなら間違いなく本書でしょう。英語版をお買い上げいただいたお客様には申し訳ないのですが、英語版がたくさん売れなければ日本語化の話も無かったと思います。今後サボットの書籍がどんどん日本語化されることを望んで止みません。本書は一般書店流通はありません。144ページ、フルカラー、日本語、レターパック送付可能。

タコム #2078 1/35 メルカバMk.I \6,500(+税)→\5,850(+税)(初回特価)


タコム #2079 1/35 メルカバMk.Iハイブリッド \6,500(+税)→\5,850(+税)(初回特価)

1979年に配備の始まったメルカバMk.Iは2009年まで使用されました。1983年にはMk.Iの戦訓を取り入れた後継のMk.IIの配備が始まっています。1998年になると、Mk.IにMk.IIの装備をレトロフィットした改修型Mk.Iが配備されるようになりました。これは研究者の間で「Mk.Iハイブリッド」と呼ばれています。
主な改修点は、サイドスカートを交換/6連装スモークディスチャージャーを装備/車長用暗視装置を増設/射撃制御系のハードとソフトを更新/レーザー照射警報装置の装備/新型コマンダーズハッチ/NBC装置と電装系の更新/増加装甲の装備(一部の車両)と言われています(以上、下記のデザートイーグル本を参照させていただきました)。

メルカバMk.Iはタミヤのキットが素晴らしい出来だったこともあり、これをコピーしたアカデミーのキット(日本未発売)以外は1/35は何処も手を付けない車両でしたが、M3で絶賛を勝ち取ったタコムが遂に21世紀的視点のキットを出してくれました。
設計はモンモデルのエイブラムスを担当した、フリーの設計事務所であるT-Rexスタジオを起用しています。
タコムは零細メーカーであり、工場が自前で無いため、初回に大量射出してコストを下げるという手段が常套で、今回もMk.IとMk.Iハイブリッドの同時発売です。また、何故か再生産を殆どやらないメーカーで、初回を買い逃すとほぼ買うことができない、という頭の痛い特徴もあります。
おそらく「二つ買う余裕は無いからどっちにしよう?」と考えている方が殆どだと思うのですが、ここは他のキットを我慢してでもぜひ両方買ってください、とお願いしたいところです。「Mk.IとMk.Iハイブリッドってこんなに違うのか!」とびっくりする執念のリサーチが詰まっているのに気がつかれるでしょうし、これを手に取って比較できるのができるのが模型の醍醐味です。一番お金の掛かる砲塔と車体が別金型となっており力の入れ方がよくわかります。
ぼーっと見ていると見逃しそうな微細なモールドがびっしり入っており、モンモデルの名作「M1A2」を設計したスン・リャンさんらしい情報密度の濃さです。
彼は「考証面がよく出来ているのは当たり前で、その上で組みやすくないと意味が無い」というポリシーの持ち主なので、タミヤ以上に一体化を追求している部分がある一方「ここは見せ場」と思うところはきちんと分割して対処しています。エッチングはメッシュなど必要不可欠の最小限のものとなっており、まさに王道のプラモデルです。モンモデルの一人勝ちか?と思われた中国系新興メーカーのレースですが、タコムはめきめきと力を付けているようです。





Mk.Iハイブリッドの車体後部。下の実車写真と比べても一切手抜き無しにディティールが再現されているのが解ります。


ブロンコ #CB35132 1/35 クルップ・プロッツェ 3.7cmPaK搭載型(後期型) \7,200(+税)→\6,480(+税)(初回特価)

クルップ・プロッツェは3.7cm対戦車砲の牽引に多用されましたが、中には荷台に3.7cmPaKを直接搭載し、小火器から身を護るための装甲板を搭載したタイプもありました。どのくらいの台数が作られたのか、制式のものなのか、どこかの好き者が作らせたのかはっきりしませんが、記録写真には結構残っている車両です。ただ、当時のフィルムカメラではありふれた車両よりこうしたゲテものを優先して撮影する傾向があるので、台数については割り引いて考えた方が良いかもしれません。

ブロンコは、ホルヒの統制型兵員輸送車を作ったときは徹底した部品分割で精密再現を目指したのですが、明らかにやり過ぎと思えるレベルで、価格もとんでもないことになってしまいました。個人的には「そっちは崖だ」と思ったのでしばらく仕入れも控えていました。
しかし、このところは設計方針を変えたようで、前作のA10にそうでしたが「まあこれなら良いか」と思わせる程度の分割にとどまっており、エッチングの使い方もかなりまともです。実は良いキットの無い3.7cmPaK36もなかなかうまくまとめており、今後の展開を期待したくなります。


デザートイーグル No.20 メルカバMk.I Part.1 \5,000(+税)

メルカバMk.Iはホルストマンサスペンションに見られる堅実な部分と、乗員の生命を最優先にするためエンジンを前置するなど思い切ったデザインが同居する魅力的な車両です。これまで定番の資料としてはタンコグラッド社の「メルカバ」がありました。これはドイツ陸軍が教材として買い上げたほど情報精度の高い書籍ですが、版元絶版となっています。また、Mk.IからMk.IVまでの全ての型式を網羅した本であり、メルカバMk.I ハイブリッドに関しては本書がベスト言うことになるでしょう。イスラエルの出版社だけあって、他では見られない秘蔵写真の数々に加え、解りやすい構造イラストも随所に挿入されています。写真の撮影箇所も軍事研究者向けというよりはモデラー目線のものが多く、近々発売予定のタコムのメルカバ製作には最良の資料となるでしょう。82ページ、フルカラー、英語、レターパック送付可能。


カプリコンパブリケーションズ AW18 スキャンメルパイオニア \1,840(+税)(売り切れ)

スキャンメルパイオニアに興味のある方、模型製作を考えている方なら迷わず購入すべき一冊です。非常に薄い本ですが、カプリコンらしく情報の密度は尋常でなく、文字通りびっしりと写真と図面が詰め込まれています。戦車運搬型、回収型、砲兵トラクター型いずれもカバーしています。48ページ、モノクロ、英語、レターパック送付可能。


ドラゴン #6870 1/35 九七式中戦車「チハ」初期生産型 \7,400(+税)→\6,660(+税)(初回特価)

高田氏と岡田氏の名コンビによる、チハ車遂に登場です。日本人設計チームとの再契約から1年、ドラゴン社内設計陣との緊密な連携力も甦ったらしく、まさに「傑作」の名にふさわしいキットが登場しました。
「これこそが真のチハ」と見る者を唸らせる説得力のあるプロポーション、細部に目をやれば「本気のドラゴンには誰も太刀打ちできない」とため息の出る驚異の金型技術と徹底した形状追求で実現した「あちこちに神宿る細部表現」。そして今回投入されたはNEOトラック(部分連結式接着履帯)は、別売履帯を喰ってしまいかねない凄まじい出来です。
可能な限りパーツの一体化を進める一方、必要な部分では敢えてパーツ数を費やして精密再現した緩急自在の設計により、FM社のチハとほぼ同じパーツ数ながら桁違いの情報量が詰めこまれています。
安くありません。しかしそれだけの価値があるキット。2017年の、いや、ここ10年間通じてのベストキットが登場した感があります。
詳しくはこちらで


ドラゴン #6901 III号戦車指揮型H型 アフリカ軍団 \7,800(+税)→\6,900(+税)(初回特価)

#6844にアフリカ軍団所属車に見られる、現地改修パーツを追加したもので、東部戦線用デカールも入っていますので、どちらか一つ選ぶなら本作の方がお買い得です。車体後部の巨大な雑具箱、フェンダー上の雑具箱とジェリカンラックが追加されており、アフリカ軍団の雰囲気たっぷりです。



ドラゴン #6338 キューベルワーゲン・ワークショップ アフリカ軍団兵士付き \3,700(+税)

ロングセラーの#6063アフリカ軍団兵士(5体)とキューベルワーゲン1台のセットです。今回のキューベルはワークショップ(野戦整備車)仕様となっており、ソフトスキンや軽車両と組み合わせて、ちょっとした修理シーンの情景にもってこいです。キューベルワーゲンは現在もなおファンの多いベゴ製です。


ズベズダ #3630 ムスタ-S 自走砲 \5,700(+税)→\4,900(+税)(初回特価)(売り切れ)

ムスタ-Sはソ連崩壊直前に制式化された自走砲です。古くは大砲を「戦場のクィーン」と呼んだお国柄らしく、先進的な機構を満載しています。調達コストを抑えるためT-80やT-72系列と各部が共通化されていますが、迅速に機動射撃を行うためかスペードを廃しており、足回りはショックアブソーバーを増やして強化されています。車内には50発の砲弾搭載し、360°旋回の密閉型砲塔は完全自動射撃を行えるほか、砲塔後部に収納された揚弾器を使用して車外から給弾することも可能です。新開発の48口径152mm2A64砲は各種砲弾を発射可能で、中でも、観測員がレーザー照射したターゲットに終端誘導できる「30F39クラスノポール」は魔弾のように命中し、36km/hまでの動目標を対象とすることもできるので、この砲弾を用いて対戦車戦闘を行うことも可能と言われています。更に、戦後製造したソ連製152mm砲弾は全て発射できる設計になっています。また、輸出に向けて、西側製の155mm砲に換装することも可能です。
ズベズダのAFVは近作でも玉石混淆で、蓋を開けてみるまでドキドキしますが、これは「玉」の方で、完全新金型です。細部に至るまで対象をよく観察して立体化しつつ、パーツを極力一体化して組みやすさを図ったキットであり、エッチングは一切使わないプラモデルらしいプラモデルです。揚弾器は展開/収納を選択して組み立てることが可能です。価格も非常にリーズナブルです。
トランペッターのキットとは真逆の設計思想であり、既にトラペのキットを作った/ストックしている方もぜひ一度お手に取ってご覧ください。あくまで個人の感想ですが、真性のマゾヒスト以外はズベズダを選ぶべきだと思います。



ミッションモデルズペイント(MMP)
クリアコート入荷!

MMA-004 フラットクリアコート \1,100(+税)(再入荷)
MMA-005 セミグロスクリアコート \1,100(+税)(再入荷)
MMA-006 グロスクリアコート \1,100(+税)(再入荷)

ミッションモデルズから待望のクリアコートが発売になりました。
もうそろそろラッカーからは卒業しましょう、体に悪い、家族に嫌われる、子供に危険。
MMPのクリアコートは、乾燥時間を除き、ラッカー系クリアコートと同等かそれ以上で、ハンブロールのコートより格段に強固です。
メーカーによるとグロスコートは「ラッカー系のクリアコートと全く遜色ない透明度と塗面の堅牢さ」を謳っています。他のMMPと同じく有機溶剤をまったく含まない水性ですので、安全に使えてかつどのような塗料で塗った塗面も冒さずに仕上げることが出来ます。また、塗面は極めて強固であり、研ぎ出しにも耐えます。
フラットコートは非常にキメの細かい美しい艶消し面をいとも簡単に作る事が出来ます。
作品の最後のフィニッシュに、また、情景素材の調子を落ち着けるのにも最適です。ラッカー系クリアコートがしばしば引き起こす、情景素材から染料が溶け出す、変形させたり溶かしたりといったリスクとはおさらばです。
セミグロスコートはウェザリングに入る前の表面調整に最適です。
エナメル系ウェザリングとの相性も抜群で高い化学的耐性を持っていますので、塗面が冒されたり、染みになったりするリスクを回避できます。コートが指に付かないくらい乾燥(数十分程度)すればウェザリングに入って構いません。
布で磨けば非常に落ち着いた艶が出ます。

基本的にエアブラシに最適な濃度に調整されていますので「MMP持ってないけどコートから始めたい」という方はこれ単独で買っていただいても構いません。
薄く吹きたい場合は専用シンナーをコート10に対し3を上限目安に混ぜてください。
(他社のシンナーやラッカーシンナーでは希釈できません)
用具の洗浄は基本的に水で、こびりついた部分は薬局で売っている消毒用アルコールで綺麗に落ちます。
失敗した場合のリカバリーも簡単で「うわこれはオレの欲しかったツヤぢゃない」と思った場合は(完全乾燥後でも)消毒用アルコールを含ませた筆でなぞってやるだけで「無かったこと」にできます。

ドラゴン #3593 1/35 シリア軍のIV号戦車(限定生産) \7,800(+税)→\6,900(+税)(初回特価)

イスラエルとの戦いに備え、シリアはあちこちから中古戦車を調達しましたが、中でもまとまった数を調達したのが長砲身のIV号戦車です。イスラエルが中古で購入したシャーマンの正面装甲を簡単に撃ち抜けるIV号戦車は強力な戦力として期待されていました。
調達先はチェコ、フランス、スペインといわれています。チェコは国内にIV号戦車の修理施設があり、スペアパーツも豊富だったため、戦後はしばらくIV号戦車部隊を編成するほどでしたが、ソ連製のT-34が配備されるようになると余剰となったIV号戦車40両をシリアに売却しました。この際、キューポラにDShK12.7mm機銃を取り付けるマウントを添付しました。このマウントはチェコが売却したIV号の数より多かったらしく、幾つかはスペインやフランスから購入したIV号にも取り付けられた模様です。
ドラゴンのキットは前述の対空マウントの他、左のフェンダーに雑具箱を取り付けた状態としています。このキットの生産は1回限りです。
シリアはこの他、チェコにあったあまり状態の良くないIV号15両も部品取り用として安値で買い取りました。フランスからは40両、スペインからは17両を購入したとの記録があります。
(以上https://wwiiafterwwii.wordpress.com/2016/09/04/panzers-in-the-golan-heights/を参考にさせていただきました)
最初は戦車としていて稼働していたIV号ですが、本格的な修理施設のないシリアでは徐々に稼働率は下がり、動けなくなった個体は戦車トーチカとして使用されました。このうち、第三次中東戦争のゴラン高原で見つかった個体に関するエピソードはタミヤの旧IV号H型のクミセツに載っていたのでオールドファンには懐かしいのでは無いでしょうか。

マンティスミニチュア #35100 1/35 動物セット#28 イヌ \2,350(+税)(売り切れ)


マンティスミニチュア #MAC12 ウィリスMB アクセサリーセット \2,350(+税)

ウィリスジープ用の手軽で気の利いたアクセサリーセットです。リアルな畳んだ幌とその骨、ウィンドシールドの他、ロープを巻き付けたバンパー、開いたマップケース、野球のグローブとボール、バットなどです。


マンティスミニチュア #MAC8 SAS/LRDGジープ アクセサリーセット \2,350(+税)(再入荷)

こちらはウィリス用と併せて入れてみました。
山積みの荷物はもちろん、フロントの復水器、サンコンパス、機銃も入っていますので、「フロントグリルの切断くらいは自分で出来る」という方はタミヤのウィリスからの改造も出来るセットです。


自費出版 水野シゲユキ作品集1(跡) \1,018(+税)(再入荷)

水野シゲユキ氏は独特の作風と高い芸術性の持ち主で、世界に通用する数少ない作り手であり、取り替えがきかない才人です。
本来であれば、とっくの昔に作品集が出版されていて然るべきなのですが、どうやら日本の出版業界は大変な事になっているようで、なかなか適わず、自費出版という形で初の作品集が刊行されました。

「リアリティとは何か」という問いは少し真面目なモデラーなら誰しも考えた事があり、試行を繰り返すうち「実物をそのまま縮小すれば良いってもんじゃ無いな」と考えるようになります。
水野氏の作品は恐ろしいほどリアルなのですが、写真のように実物を右から左に複写したリアルさでありません。世界をまるごといったん水野氏の中に取り込み、その感性を潜って再構築されたもうひとつの世界です。そこでは物事の本質がより露わになり、見るものは時に驚嘆し時に畏怖するでしょう。時間の許す限りじっくり眺めていたくなる一冊です。A4ソフトカバー、50ページ、カラー、マット紙仕上げ。レターパック送付可能。
※恐れ入りますが、送料無料の対象となりません。


パッションモデルズ P35-132 1/35 バレンタイン Mk.II/IV エッチングセット(タミヤMM35352用)\1,100(+税)

パッションモデルズのエッチングは他社にあるようなこけおどし的面積の広いパーツが無いためちょっと目が地味で完成写真も派手では無いのですが、一つ一つのパーツが厳選され、限られた面積でベストのチョイスがされています。価格が安いので初心者向きと思われがちですが、難易度を落とすよりも使用後の効果を重んじる傾向があり、その代わり難しいところには★が付いています。今回、★は1箇所だけですので、かなり幅広い層のファンに楽しんでいただけると思います。既に欧米のコミュニティでは「タミヤ用のエッチングのド定番はパッション」という評価が高まりつつあります。レターパック送付可能。


↓↓こちらも併せてどうぞ↓↓
タミヤ MM352 1/35 バレンタインMk.II/IV (当店オリジナル特典CD付き) \3,800(+税)

バレンタイン戦車はマチルダ戦車の後継車です。性能的には凡庸だったのですが、北アフリカに侵攻してきた独・伊軍に対し、数を揃えることができたのは本車だけでした。幸いにも信頼性は高く、英軍にとって難局だった北アフリカの戦いで主力として活躍、更に生産台数の半数以上がソ連に送られて、これまた困難な時期を戦ったソ連軍を支えました。ベルリン戦に投入された個体もあったそうですから、本車の頑強さ、信頼性がよくわかります。終わってみれば英軍戦車生産数の3割は本車であったという、凄いんだか凄くないんだかよくわからない戦車です。Mk.IIは最初の実戦投入型でイギリス製ディーゼルエンジンを搭載、Mk.IVは生産台数を確保するためアメリカ製のディーゼルエンジンを搭載したもので外観上は全く同じです。これまでは、組立が大変なアランホビーのキット、愛情たっぷりだけど少し凝りすぎていて万人向けとは言えなかったミニアート/ブロンコのキットがありましたが、ようやくこれで誰にでも組めるバレンタインの登場となりました。キットは北アフリカの英軍かソ連軍を選択して組むようになっており、誘導輪が2種入っているほかマッドガード2種が入っています。部品分割などもよく考えてあり、目の肥えたマニアが手を入れる場所はちゃんと残してあるという良キットです。


当店でお買い上げいただいたお客様へのささやかな特典として、ボービントン所蔵のバレンタインMk.II(たぶんタミヤがメインで取材したのはこの個体)の実車写真99枚を入れたCD-Rを差し上げます。下の写真をクリックして表示されるのがお渡しする実物大で、サイトの写真にはウォーターマークを入れていますが、お渡しする写真には一切入れていません。


アモ・オブ・ミグヒメネス AFVモデリングテクニックエンサイクロペディア \3,900(+税)(売り切れ)

ミグことミゲル・ヒメネス氏は最も著名なプロモデラーのひとりですが、最大の特長は、自分の技術自慢をするのでは無く、どうしたら一人でも多くのモデラーがより素晴らしい作品を生み出すことが出来るか、なるべく平易に伝導する方法を模索する姿勢が顕著なことです。これはデビュー当時から今に至るまでまったくぶれるところがありません。
本書は一通り型どおりの作品が作れるようになった方向けの極めて有用なヒント集と言った感じの一冊です。
サフ吹きひとつにしても「なるほど、漫然とサフを吹くんじゃ無くて、そういう理由でそうするのか」という知恵が詰まっています。ある程度経験を積んで「なんでもっと上手くいかないんだろう」という悩みなり向上心に目覚めた方が見るとハッと気づかされる名言というか名助言が多く入っています。
ただし初心者の方にはもうすこし「教科書的」に組立からウェザリングまでステップバイステップで紹介している本の方が解りやすいでしょう。
143ページ、フルカラー、レターパック送付可能。

ダイオパーク DP35016 1/35 民生ダンプカー 122mmロケットランチャー搭載型 \6,800(+税)

中古輸出された日本製のダンプカーを現地改修したロケットランチャーです。著作権の関係で写真を表示出来ませんが、実際に存在している車両を基にキット化しており、決して妄想上の兵器ではありません。搭載しているのは旧ソ連で開発された122mmロケット砲です。大戦中のカチューシャの子孫で、口径の増減を経てこの口径に落ち着き、ロシアではBM-21自走ロケット砲などに搭載されています。ロシアではちゃんとした軍用トラックに搭載しているわけですが、無反動のロケット砲であるためプラットフォームの安定性は精度にはあまり寄与せず、連装数の多寡を除けば本車もあまり遜色ない性能を持っていると思われます。
こういった限りなく「ネタ」に近い車両の場合、三流メーカーは「まあテーマに免じて許してつかぁさい」的な適当なキットを作りがちですが、それではモデラーの心に響きません。ダイオパークは○菱ダンプカーの部分もロケット砲の部分も極めて真面目に再現されています。タイヤは輪切り上に成型されて接地面のパターンが精密に再現されているほかヨ○ハマのロゴも入っています。見逃せないのはタイヤの断面がちゃんとΩ型になっている点で、スポークハブのパーツを嵌めずに廃タイヤとして使うのにも最適です(個人的にはこの部分だけでも別売りして欲しい)。前輪はステアリング可能、国内仕様の右ハンドルか輸出仕様の左ハンドルを選択可能です。キャビンやシャーシも繊細に出来ていますので、ドアを開けて情景にしたりクラッシュモデルにするのも最適です。


ダイオパーク DP35020 1/35 民生ダンプカー UB-32ロケットポッド搭載型 \6,800(+税)

こちらはダンプカーの部分はDP35016とほぼ一緒で、搭載兵器がUB-32ロケットポッドとなっています。UB-32は元々航空機/ヘリコプター搭載用ですが、100kgあまりと軽量なため、様々な民生車両に搭載されています。ダンプの場合荷台のスペースに予備のロケット弾を搭載して運べるのがメリットでしょう。もちろん射撃時には予備の弾体は下ろしておかないとカチカチ山になってしまいます。

ダイオパーク DP35019 1/35 122mmロケット弾体/弾薬箱 \2,000(+税)

122mmロケット弾は1960年代に開発された兵器で、大戦中のカチューシャの82mmと132mm、戦後の140mmを経てこの口径に落ち着き、以来ずっと使用されているため、斉射可能数と威力のバランスが取れているのだと思われます。
正規にライセンス生産されたもの、勝手にコピーされたもの、勝手に仕様変更されたものなど含め、もはやどれくらいの数が製造されたか誰にも解らず、現在もなお世界の紛争地域の空を飛び交っています。
キットは弾体1本を収めた木箱10個のセットで、デカールが付属します。

ダイオパーク DP35021 1/35 UB-32ロケットポッド \2,500(+税)

UB-32はS-5ロケット弾を発射するポッドで、その名の表すとおり32発のロケットを連射することが可能です。1970年代に開発され、ソ連製の航空機やヘリコプターに搭載されました。航空機用なので空重量で103kgしかなく、無誘導ロケットなので制御も簡単であり、低強度紛争地域ではバンやピックアップに搭載されて使用されています。キットには形鋼で作った簡単な発射台が付属します。ポッド3個、エッチング付き。後方の整流/防炎フードは2種から選択可能です。デカール付き。

ダイオパーク DP35022 1/35 S-5mmロケット弾体/弾薬箱 \2,000(+税)

S-5ロケット弾は1955年から配備の始まった息の長い兵器です。直径は55mm。NATOの対抗兵器であるハイドラロケット(口径70mm)よりも小柄で、実際、強固な防御陣地に籠もった敵にはあまり効果が無いようですが、弾体重量5kgと軽く取り回しが良いことから、長く使用されています。
キットは4発の弾体を収納できる弾薬箱が10箱入ったセットです。デカールが付属します。

エボリューション 入荷しました



サボットパブリケーション フォトファイル#1 クルップ プロッツェとその派生車 \2,150(+税)(売り切れ)

7000両あまりが生産され、タミヤのキットでもお馴染みのクルップ・プロッツェの写真集で、掲載されている写真は印刷物に掲載されるのは初めて、ネットでも見たことの無い写真が多くを占めています。
結構さばけた造りで、実はキャプションは一切ありません。枕にWikipedia丸写しの解説が短く載っているだけで、後は大きく引き伸ばされ丁寧にデジタルエンハンスされた写真を楽しむという按配です。兵員輸送型、対戦車砲牽引型、サーチライト搭載のKfz.83が掲載されており、特にKfz.83に関してはここまでまとまった未発表写真は見たことがありません。その他の型も良い写真が厳選されています。モノクロ、46ページ、レターパック送付可能。

サボットパブリケーション フォトファイル#2 アインハイツディーゼルとその派生車 \2,150(+税)(売り切れ)

統一規格に則ったディーゼル軍用トラックを水平分業で作るという先進的なコンセプトのアインハイツディーゼルは14,000両が生産されました。これまた有名な割に写真の少ない車両で、今回これだけの未発表写真が一挙掲載されたのは驚くべき事です。#1と同じくキャプションも解説もありませんが、この車両に興味のある方は買い逃すべきではありません。通常型、フィールドキッチン搭載型、指揮車型に分けて掲載されていますが、後者二つについてはこんなに多くの写真は見たことがありません。モノクロ、46ページ、レターパック送付可能。

サボットパブリケーション WM004 M1A1SA写真集(デカール付き) \3,000(+税)

イラク戦争の後、米軍は新生イラク軍のためにM1A1SAを140両提供しました。これはM1A1をオーバーホールした上で戦術情報システムを最新のものに交換したタイプです。本書はイラクのトレーニングセンターで訓練中の姿を含む未発表写真のみで構成された写真集で、おそらくSAのモノグラフとしては唯一無二のものになるでしょう。中にはRPG対策なのか、粗いメッシュのアーマーを追加した個体など興味深い写真もあります。また、外観はほぼM1A1のままですので、同車のディティール写真としても有用です。更に、今回入荷分はカルトグラフ製のイラク軍デカールが付属。カラー塗装図も添付されています。65ページ、フルカラー、レターパック送付可能。

レジェンド新製品入荷!


タミヤ MM353 ドイツIV号突撃戦車 ブルムベア 後期型 \4,000(+税)→\3,600(+税)(初回特価)

地味にミッシングリングだったブルムベアがタミヤから登場しました。
これは「最近出戻った」というファンの復帰第一作に強くお薦めしたいキットです。出戻りファンは、昔作ったキットをもう一度作る方が多いのですが、それでは最近のタミヤの凄さが解りません。一段と親切になった組立への気遣いと丁寧な実車解説付きの説明書、パテなんかまったく必要の無い嵌合の良さ、そして昔のタミヤしか知らない方なら刮目する凄まじいリアリティと表現力、世界最高クラスのインジェクションフィギュアとなった3Dデータから作った戦車兵。しかもこの出来のキットが週末に余裕で完成します。お仲間が出戻ろうかどうか迷っている場合は一緒に模型店に行ってプッシュしてあげてください。
そして、バリバリ作っている方には手の入れ甲斐がある素性の良いキット。車体が比較的初期のJ型なので、タミヤのラングとニコイチにして...なんていうのもアリでしょう。
テストショットを使った完成見本はこちらです。


タミヤ #12673 ブルムベア 後期型 コーティングシートセット \800(+税)

初心者でもコーティングにトライできる特殊印刷のシールです。流石に「パテでやったのと同等」とまではいきませんが、以前のティーガー用に比べるとコーティングの畝の高さやリアリティも改良されており、価格も良心的です。

MM354 ドイツ国防軍 戦車兵セット \1,400(+税)

おそらく今後長きにわたって、インジェクションのドイツ戦車兵におけるデファクトスタンダードとして君臨するであろう素晴らしいフィギュアセットです。3Dデータを使った見事な造形の前に凡百のインジェクションはひれ伏すしか無く、レジンフィギュアですら存在が脅かされます。
全身像4体、半身像4体のセットで、全員が「パンツァージャケット」と呼ばれる黒い戦車服姿です。開戦当時から使用され、ドイツ戦車兵のシンボルとも言える姿です。戦場では目立つため、戦争後半は似たようなデザインのリードグリーンの作業服を常用する戦車兵も増えましたが、ベテランは歴戦の強者であることを誇示するために終戦まで着用を続けました。今回のセットには徽章や勲章のデカールも付属し、それらの使い方の詳しい説明も同梱されていますので「車両にはそれなりに知識があるが、軍装はさっぱり」という方も安心です。


完成見本をアップしました。


バリューギアディティール、久々に新製品入荷です。従来品も今なら充実!


GSIクレオス Mr.セメントSP(スーパーパワー) \300(+税)

静岡ホビーショーで発表され、注目を集めていた接着剤がついに入荷です。Mr.セメントSPは好評のMr.セメントSの配合比を見直した接着剤ですが「配合比が変わるだけでこんなに性質が変わるのか!」とびっくりする接着剤です。
一番の特徴はより早く乾き、かつ接着力が上がっていることです。「いや、Sでもう十分だよ」と思われるかもしれません。ところが、実際使ってみると大違いなのです。早く乾くため、パーツを保持する時間が短くなり作業効率が抜群に上がります。また、速乾のため、余分な部分を溶かさなくなり、微細なパーツのモールドが溶けて無くなる危険性が更に下がりましたし、リモネン系のように接着後にパーツを歪ませることも少なくなっています。
また、接着面も綺麗です。SPがはみ出た部分は、従来の接着剤のような「ナメクジが這った跡」のような光る痕跡が残りません。このため、完成後に破損した作品の補修にも最適で、塗装面が溶解したり変色するリスクも従来に比べ格段に低下しています。
更に嬉しいことに、筆が改良され、まとまりが良くなって使いやすくなりました。
従来のSを気に入っていた方であれば「これはもうSには戻れないな」と感じるでしょう。
ただし万能と言うわけではありません。あまりに速乾であるため流し込み以外の用途には使えませんし、接着後に角度を調節したいような用途には従来のSの方が向いています。これまでのように従来型の流し込み接着剤及びSとの併用で力を発揮する「尖った」接着剤です。しかし個人的には「これからは、作業の7割くらいはSPでやることになるんだろうな」という感じです。
AFVクラブ #AF35113 1/35 M113A1"ベトナム戦争" \8,000(+税)→\6,900(+税)(初回特価)

発表から製品化まで随分と時間が掛かってしまいましたが、待たされただけのことはある、おそらくストライカーと並んでAFVクラブの代表作となるポテンシャルのキットです。

M113シリーズは戦後の米軍の装甲兵員輸送車として長く使用されてきましたが、プラモデルの分野でもタミヤのM113が決定版キットとして長く君臨してきました。組み立て易さ、実物の雰囲気を良く出したプロポーション、内部構造再現など模型としての楽しさは今でも色あせていません。しかしキット化が早かったためベトナム戦争で主力であったM113A1(ディーゼルエンジン搭載)ではなくガソリンエンジンタイプのM113を再現してしまったことから「ベトナム戦争で使えるM113A1が欲しい」というファンの声は早くからありました。



今回のキットは待望のM113A1であり、ベトナム戦争の戦訓により本国からキットを送ってベトナムで改修したいわゆるACAVタイプとして組む事も可能、車載機銃を.50口径機銃かXM134機銃(口径縮小版バルカン砲である「ミニガン」)から選べたり、様々な歩兵用携行兵器が付いていたりとマニア心をくすぐる内容です。写真を見ていただいて解るように、ホイールの構造を正確に再現するためゴムと転輪を分けたような部分はありますが、スライド金型を使いまくっているため、AFVクラブのキットとしては部品点数が少なく、アクセサリーパーツのランナーを取りのけると「えっ、これだけ?」と思われるかもしれません。パーツで眺めていて楽しく、組み上がると「M113の側面装甲の頂部は斜めになっている」など細かい事実まで丹念に再現されていることに気づいて驚かされるキットです。


AFVクラブ AF35304 1/35 M109A3 ショップヴァン \7,000(+税)

M35は大戦中の「ジミートラック」の後継車で元々ジミートラックの呼び名であった「デュースアンドハーフ」を継承したことからもその名車ぶりが解ります。AFVクラブのM35A2は同社黎明期の製品ですが、当時ソフトスキンファンに「なんて良いキットなんだ」と絶賛された名作で、今見ても凡百の新キットよりよほど良い出来だと思います。M109A3はM35A2のショップヴァンタイプです。パネルヴァンの中にはぎっしりとサービスパーツが詰め込まれ、旋盤や万力など野戦整備に必要な工作機械を備えています。生産が始まって40年ほど経った湾岸戦争でも使用され、米軍の後方で無くてはならない働きをみせました。新規パーツのヴァンの部分は外も内も大変繊細にできており、工作機械や工具なども精密に部品化された好キットです。



マスターボックス #35193 1/35 現用米軍歩兵"銃火を浴びて" \1,900(+税)

アフガニスタンにぴったりの最新軍装を身にまとった米軍歩兵セットです。一人は既に負傷、手当を受けています。マスターボックスらしい素晴らしい造形力で雰囲気たっぷりに造形されており、装備品もインジェクションとしてはよく出来ています。相変わらず箱絵と中身がかなり違うなどの問題はあるのですが、ドラマチックな場面を作らせたら当代きってのメーカーと言えるでしょう。



ドラゴン #3571 第三次中東戦争 シリア軍のT-34/85 \6,900(+税)→\5,900(+税)(初回特価)


1967年に起きた第三次中東戦争では、T-55のような戦後第一世代の戦車に混じってT-34/85もなお使われていました。特にシリア軍のT-34は自前で取り付けたと思われる大型対空マウントにDshK12.7mmマシンガンを取り付けた個体が幾つもあったようです。キットはこれを再現したものです。イスラエルの兵器ばかりがキット化される中、貴重なキットだと思います。ただし、生産は今回限りの限定版となっています。履帯はマジックトラックです。記録写真を見ると、車体後部にはスモークキャニスターを付けている個体が多いので、ミニアームのスモークキャニスターを追加するのがお薦めです。


ミニアート #35253 1/35 パンツァ-ファウスト30/60セット \2,000(+税)

パンツァーファウスト30と60それぞれ16本とそれを収納する木箱8個のセットです。照準装置の部分がエッチングになっており、デカールもきめ細やかに用意されており、決定版といって良いでしょう。パンツァーファウスト30は非常に簡便な使い捨て兵器でしたが、貫通力は最大で200mmに達しており、第二次大戦中の戦車はほぼ撃破することが可能でした。60は有効射程を伸ばした改良型です。お馴染みのダークイエローの他、暗い色の個体も多いですが、これはダークイエローのストックが不足したためで、当時余剰となっていたジャーマングレーや比較的潤沢だったダークグリーン(ロシアから鹵獲したロシアングリーンだったいう説も)を塗ったためのようです。説明書では特に触れていませんが、発射状態とすることも可能です。


ミニアート #38011 1/35 ソビエトの村人 \1,600(+税)

もう余計な説明は必要ない好企画。第二次大戦当時のウクライナ~ロシアの村人が忠実に再現されたセットです。


ミニアート #35224 1/35 T-60 第37工場製 初期型 インテリア付き \5,400(+税)→\4,860(+税)(初回特価)

第37工場は開戦時点ではモスクワにあり、T-60の製造ラインを最初に立ち上げたプラントです。1941年の秋口には生産準備が整っていたようです。しかし、ドイツ軍の侵攻により工場をウラルのスヴェルドロフスクに疎開させたため、本格的な生産はGAZ工場の後、1942年2月以降になったとの説が有力です。GAZ製のT-60はソビエト最初の冬季反攻作戦に投入されましたが、その多くが失われ、記録写真も鹵獲後の方が目立ちます。37工場は危機的状況が去った後に生産が始まったため記録写真を撮る余裕があり、現在の戦勝記念パレードなどでは37工場製のT-60が行進することから、T-60といえばこのタイプを思い浮かべる方が多いでしょう。37工場製は転輪がスポークタイプとなっているのが特徴です。砲塔形状が初期型で、尾灯はGAZ製と同じく車体後部にあります。前作同様、戦闘室とエンジンのインテリアが付属します。




ミニアート #37015 1/35 T-54-3 ソビエト中戦車 1951年型 \6,000(+税)→\5,400(+税)(初回特価)

#37007からインテリアパーツを抜いたもので、インテリアを作らない方にはこちらがお買い得です。T-54-3は砲塔のデザインが完成した生産型で、T-62へと続くソ連戦車の礎となった設計です。ただ、資料が少なく、細部などはミニアートを信じるしか無く、これ自体が資料のようなキットになっています。デカールも#37007同じで、冬季迷彩も楽しめる内容です。

同人誌 国本戦車塾第15号 日本の軍用バイクの黎明期 \1,000(+税)

戦前から戦中に掛けての日本の軍用バイクに関しては、これまで殆どまとまった著述が無く、本書のような切り口の書籍は類書がありません。今回、大量の未発表写真を発見したことが著述の契機となったそうで、概説に始まり非常に珍しい3輪バイク(3輪は直線上に配置)や簡易履帯を付けた4輪バイク(日本式ケッテンクラート?)など見たことも無い写真が満載です。
国本氏によると、当時、建国されたばかりの満州国では道路インフラが貧弱で、車重の重い四輪車は運用できる場所が少なく、その代替手段としてバイクないしバイクから派生した多輪車が注目されていたとのことです。よく知られた陸王もその導入の経緯など含めて詳述されています。34ページ、モノクロ、レターパック送付可能。
※恐れ入りますが、送料無料の対象となりません。
※同人誌のみ購入される場合、お支払いは銀行振込のみとなります。

タコム #2085 1/35 M3リー初期型 \5,800(+税)→\4,900(+税)(初回特価)

待望のM3リーの完全新金型キットです。このところ脂の乗っているタコムの新作だけあって、パーツ分割の巧みさ、シャープなモールドなどなかなか良い感じに仕上がっています。砲塔やキューポラはスライド金型の多面抜きで一発抜きされていますが、車体はリベットが歪み無く抜けるよう敢えて箱組にするなど、設計の冴えを感じます。VVSSサスもキレ良く仕上がっています。エッチングは必要最小限の構成。履帯は部分連結式で整形用治具が付属します。デカールはソ連軍1種を含む4種付きです。
6,200両あまりが製造されたM3リーですが、半数近くの2,800両あまりがイギリスに引き渡され、1700両がオーストラリア軍に、1300両あまりがソビエトに送られました。
今でこそ最強の陸軍を有するアメリカ軍ですが、第二次大戦が始まった頃の陸軍兵器やドクトリンは非常に幼稚でした。お手本にしていたのは当時世界最強の陸軍国と見なされていたフランスで、M3中戦車はシャールB1などと同じく回転砲塔に75mmを搭載することを見送った保守的な設計でした。路外機動力にも問題があり、燃料の不完全燃焼から榴弾が近くで爆発すると排気中のガソリンが引火して逆流し、車体が爆発するという信じがたい欠陥もありました。このため、レンドリースを受けたソ連軍では「7人兄弟の棺桶」ともあだ名されたほどです。しかし、この戦車で培ったノウハウが後に傑作シャーマン戦車を産むことになるのです。


誘導輪の外周にある折り返しを再現しています。インジェクションでは初めて?


このキットに含まれているVVSSサスはリターンローラーがセンターにある初期型タイプの中でも更に初期の、極初期VVSSを忠実に再現しています。極初期型はアームのセンター寄りにボルトがあり、リターンローラー基部にスペーサーがありません。アスカの初期型VVSSも水平リブの入っていないパーツが入っているのですが、こちらはスペーサーが入ったタイプでボルトも無く、このタイプを再現したのはタコムが初めてだと思います。Son of the ShermanのP.323 Fig.RG-1Aがこのタイプです。


タコム #2086 1/35 M3グラント \5,800(+税)→\4,900(+税)(初回特価)

こちらも要望の多かったグラントです。履帯はもちろんWE210です。
レンドリースによりM3中戦車を貸与してもらえることになったイギリス軍ですが、無線機を砲塔に搭載することにこだわったため、大型化した砲塔に換装、砂漠戦を意識してサイドスカートを装着、操縦手用の回転式ペリスコープも増設されています。当時、イギリス軍が砂漠で相対していたドイツのIII号戦車は主砲が5cm砲に換装されつつあり、2ポンド砲のイギリス軍戦車は射程でも威力でも圧倒されていました。欠点の多いM3中戦車ですが、75mm砲の威力は大きく、まさに救世主となったのです。


プラマックス 35-02 1/35 イスラエルタンククルーセット1 \2,296(+税)

インジェクションでは手薄なイスラエル戦車兵ですが、メルカバMk.IVなど最新車両にぴったりの4体セットです。
マックスファクトリーらしく男性2人、女性2名となっています。イスラエルは人口が少ないため男女ともに皆兵制です。女性兵士は流石に後方任務が多いようですが、戦車学校の教官として数多くの女性が働いています。
男性兵士は新型のコンパクトな戦車兵ヘルメットとケブラーベストに身を固め、メルカバのキューポラにぴったりです。
女性兵士は一人が旧式ヘルメットでベストを外したややリラックスポーズ、もう一人は無帽で腕の差し替えでポーズが選択できるようになっています。
マックスファクトリーのフィギュアですから、細部へのこだわり、人体造形とも超一級で、他のメーカーに無い雰囲気に仕上がります。
おまけとして、タボールTAR-21、タボールSTAR-21、双眼鏡、M-15ガスマスクが付属します。
箱絵は「宇宙戦艦ヤマト2199」のコミカライズでもご活躍のむらかわみちお氏です。
プラマックスは生産間隔が長くなる傾向がありますので、なるべくお早めに。




ドラゴン #6889 1/35 IV号対空戦車(3cm)クーゲルブリッツ \7,800(+税)→\6,900(+税)(初回特価)

クーゲルブリッツは高性能のMK108 3cm機関砲を搭載した対空自走砲です。当初Uボート用の砲塔をそのまま搭載することを検討したのですが、搭載不能と判断され、次にヴィルベルヴィントやオストヴィントと同じくIV号戦車の車体に手を加えないでも搭載できる砲塔が検討されましたが、これも不可能とわかり、結局、戦闘室の構造を再設計、砲塔リングをティーガーIと同じ径に広げ、車体天板を水平に改め、車体ハッチを斜めに配置してようやく完成しました。終戦までに完成したのは試作の5両と、何台かの量産車のみと言われています。このうち何両かは実際に戦闘に参加したことが明らかになっています。近年、ドイツの山中でクーゲルブリッツの砲塔が発見され、寸法などが明らかになって急速に研究の進んだ車両でもあります。

ドラゴンは昔クーゲルブリッツを発売していましたが、これはクレオスのIV号から派生したもので、金型技術も現在のドラゴンとは比べものになりません。また、砲塔の寸法なども推測の混じったものでした。今回発売になったキットは、外部研究者から情報提供を受け、最新研究の成果を盛り込んだものとなっています。車体天板と砲塔は完全新金型で、砲塔の内部も解る限り再現しています。モールドも非常にシャープであり、実物の構造がよくわかる興味深いキットです。


ドラゴン #6897 1/35 パンターG型 対空装甲板付き \7,800(+税)→\6,900(+税)(初回特価)

戦争末期に見ることができる、砲塔上面と機関室に装甲板を取り付けたタイプを再現したキットです。これまでもガレージキットでは同様の商品がありましたが、お買い得で、純正品ということからフィッティングの点でも安心感があります。履帯はDSトラックです。



同人誌 J-TANK 第25号 \1,200(+税)(売り切れ)

いつも未見の写真の数々が見られるジェイタンクですが、今回も盛りだくさんです。現在バーストー海兵隊補給廠に展示されているカツ車ですが、通常はまず写すことができない車体上面、更には車内の様子を写したディティール写真が圧巻です。カツ車は謎の部分も多く「エンジンは潜水艦の浮上後に取り付けた」という説もあるくらいですが、本書はエンジンと電気系統を収めた球形の耐圧構造部の写真を掲載しています。また、チハ車(57mm砲塔)の車長ハッチにはパノラマ潜望鏡を取り付けることができるのですが、このパノラマ潜望鏡を取り付けた写真は皆無と言って良く、どんな形状かすら知る者は少ないのですが、本書ではアバディーンに保管されているチハのパノラマ潜望鏡写真を掲載しています。研究されている方にはこの二つの記事だけでも購入の価値があると思うのですが、今号では更に謎の水陸両用六輪車の全貌が解る写真などまさに宝のような記事満載です。48ページ、モノクロ、レターパック送付可能。
※恐れ入りますが、送料無料の対象となりません。
※同人誌のみ購入される場合、お支払いは銀行振込のみとなります。




同人誌 J-TANK別冊 泰國兵器概説とタイ王国の戦前現存兵器 \1,000(+税)

著者の下原口氏がタイを訪れた際に撮影した写真と研究仲間の皆さんの持ち寄りによる、タイの現存兵器カタログです。本書だけでも貴重な写真集となっていますが、泰に旅行される予定の方は事前のブリーフィングガイドとしても使えます。巻頭には、陸軍技術本部が昭和16年にまとめたタイの装備一覧を現代仮名遣いに改めた論文が載っており、これまた類書には記載の無い非常に貴重な内容です。32ページ、モノクロ、レターパック送付可能。
※恐れ入りますが、送料無料の対象となりません。
※同人誌のみ購入される場合、お支払いは銀行振込のみとなります。


ミリタリーイラストレイテッドモデラー #76(AFV#38) \1,600(+税)

本誌の基本スタイルは新旧問わず「紹介しないのは勿体ない」製品に光を当て、超絶技巧は使わずステップバイステップで製作過程を紹介するというものです。模型雑誌を図鑑として使うのでは無く、手を動かしたい初・中級者、出戻り組に向いています。すごく上手い人の作品を見るのは楽しいものですが、眺めているだけで模型が上手くなった人は一人も居ません。まずはこの雑誌の作例レベルを目指すべきで、ステップバイステップの手順が載っているため参考になります。今回はタイガーモデルのナグマホン「ドッグハウス」後期型、ドラゴンのSd.Kfz.234/4、アスカのM4A2、ブロンコのYW-750などを紹介。更にトランペッターのキット発売を記念してBAT-Mの実車ディティール写真を公開。巻末は編集長マーカス・ニコルズ氏(タミヤモデルマガジン編集長でもあります)によるタミヤの社長さんへの追悼文。66ページ、フルカラー、英文、レターパック送付可能。

第三装甲師団 モスクワの前門へ \14,600(+税)(再入荷)(売り切れ)
-軍医の見た独ソ戦-

奇跡と言って良い一冊。第522医療中隊第2小隊所属の軍医少尉ヘルマン・トゥルクの日記と彼が撮りためた膨大なカラースライドと白黒写真を一挙公開するものです。日記は1941年6月6日から1942年1月5日まで日を追って非常に詳細に書かれており(この後、少尉は重傷を負って後送された)、また彼は450枚のカラースライド(当時のカラーフィルムはスライドしか有りませんでした)及び、それと同じくらいの数の白黒写真を撮りためていました。本書は日記の部分は完全収録、写真はそれぞれ230枚と200枚を掲載します。著者のウルバンケ氏は「戦後のドイツでは、政治的な配慮から当時の様子が歪められて伝えられている。本書は独語と英語の併記だが、独語の部分は彼の日記に一切手を加えず収録した。これを読めば、バルバロッサ作戦とモスクワ前面で何が起きたか解るはずだ」と前書きで語ります。写真はウルバンケ氏が丁寧に時系列に並び替え、日記と紐付けたものです。また、日記の前後には戦況分析が挿入されると共に、日記にも丁寧な注釈が追加され、第三装甲師団全体の様子もよくわかる、非常に詳細で優れた戦史ともなっています。
バルバロッサ作戦発動に備え第三装甲師団隷下となった第522医療中隊はベルリンからワルシャワを経てブレスト・リトフスク要塞の少し南の国境線近くに移動。バルバロッサ作戦初日に第三装甲師団と共に国境を突破しました。当時、ヨーロッパ最強の陸軍国と見なされたフランスを数週間で打ち破ったドイツ軍にとって、フィンランド軍にすら苦戦したソビエト軍など、ただ図体がでかいだけの弱敵に思えたのですが...
写真については、以下のサンプルを見ていただければ、くだくだ説明する必要は無いでしょう。そもそも表紙写真からして超レアです。第6装甲連隊の本部車と思えますが、中央に書かれているのは医療部隊を現す蛇と杖のマーク(アスクレピオスの杖)で、本車は第522医療中隊に貸し出されていた模様です。著者によると機関室後部の荷物は医療器具とのこと。「え、医療部隊は武装禁止じゃ」と思われるかもしれませんが、どうやら過酷な東部戦線はそんなことを許さなかったようです。トゥルク少尉のホルヒにも手榴弾を装備しているのがはっきり写っています。フィルムから起こしただけあって、情報量の多い写真満載で、トゥルク少尉の愛車であるホルヒ901 WH95712号と共に、ロードムービーを切り取ったようにベルリンからモスクワ南部のツーラまで旅をするかのような気分にさせてくれます。映し出されているのは脚色無しの戦場の日常です。日記の部分は、先に述べたように内容を一切改編せずに原語収録したもので類書の無い一次資料と言えるでしょう。本年のドイツ関係の出版物ベスト間違い無し。レターパックではお送りできません。申し訳ありませんが、送料無料の対象となりません。566ページ、英/独併記。


Fun!COATING 10ml \1,850(+税)(再入荷)

ハンドピースを簡単にコーティングできて、使用後の洗浄をラクにしてくれるアイテムです。
エアブラシ塗装は模型製作工程でも特に楽しい瞬間ですが、その後にやってくる洗浄作業が好きな人は居ないでしょう。高価なシンナーやクリーナーを使って何度も「うがい」を繰り返す必要があり、奥の方にこびりついた汚れは容易には取れません。
「Fun!COATING」は高性能撥水撥油コーティング剤で、ハンドピースに薄く塗り(ナノメーターレベルのコーティング層が形成されます)、3時間ほど自然乾燥させるだけでOKです。また、80℃に過熱できるオーブンか食器乾燥機をお持ちの方は60分乾燥機に入れておけば更に強固なコーティングが形成されます(=コーティングが長持ちします)。手間を厭わなければドライヤーを使っても構いません。

メーカーさんの動画を見ると効果は一目瞭然で、コーティング後は塗料がカップ内にこびり付かなくなり、うがいもわずか1回でOK!
コーティングは透明なで、ハンドピースの外観には影響が無く、そのことで塗料がノズルに詰まったりすることは一切ありません。逆にニードルに塗ることで固着を防げます。非引火性、低毒性、低臭性で安全です。

商品の更に詳しい解説はこちら
https://drive.google.com/file/d/0B4WVNE_8Vfi9Wm9ac3lIUnRiUEE/view

使い方の動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=XS-rPrtB3SM

塗った効果はこちらから確認出来ます。
https://www.youtube.com/watch?v=f1YpfKT3oi4

ゴッドハンド GH-NY4 フレックスクロス 布ヤスリセット #240/#400/#600/#800 \500(+税)(再入荷)

色々優れた特徴を持つ、布の背を持つヤスリセットです。品質を考えればむしろ安いと言えるでしょう。


モデルカステン ソフトステンレスワイヤー
SS-01 線径1.0mm 長さ1.5m \1,000(+税)
SS-02 線径0.8mm 長さ1.5m \1,000(+税)
SS-03 線径0.45mm 長さ1.5m \1,000(+税)

最近普及してきた「柔らかいステンレス」製のワイヤーセットです。切り口がばらけにくく、曲げた形がきちんと保持されます。これまでは焼きなました銅線が定番でしたが、こちらは価格も安く、塗装を部分的に剥がすだけで金属線らしさを簡単に演出できます。ステンレスなので光沢感が長く保たれます。牽引ワイヤー素材の新しい定番です。SS-01は第二次大戦の重戦車クラスに、SS-02は中戦車クラスに。SS-03は履帯交換ワイヤーやミニスケールの牽引ワイヤーとしてお薦めです。レターパック送付可能。


ブロンコ #CB35150 1/35 巡航戦車Mk.II(A10) 3in1 \6,000(+税)→\5,400(+税)(初回特価)

1926年、イギリス陸軍は、次期主力戦車の開発をヴィッカース社に命じました。完成したMk.III中戦車は57mm砲(3ポンド砲。6ポンドでは無い)と2個の機関銃塔を備え、重量16トンで装甲最厚部14mmというものでした。しかし、単価が高く、これでは数を揃えられないという結論から不採用となり、Mk.III中戦車を縮小再設計したようなA9戦車が開発されました。A9は40mm(2ポンド)砲と2個の機関銃塔、重量12.8トン、装甲最厚部14mm、最大速度40kmでした。足回りは大小の転輪を組み合わせたスローモーション・サスペンションを採用しており、前大戦の遺物のようなMk.III中戦車から大幅に進歩していました。
しかし、ヴィッカース社では、14mmの装甲では心許ないとして、A9の重装甲タイプとも言うべきA10戦車の開発に入ります。これはA9の車体前面に10mmの増加装甲を重ね貼りしたもので、重量を軽減するため機関銃塔は廃止されました。
A10戦車の試作型が完成した1936年、イギリス陸軍は快速の巡航戦車と重装甲の歩兵戦車の2種類の戦車を装備するというドクトリンを発表し、これに伴いA9は巡航戦車Mk.I、A10は巡航戦車Mk.IIとして採用されました。
ただし、ヴィッカース社は24mm程度の装甲では敵の対戦車砲に抗甚できないことを良く理解しており、A10の前面装甲を60mmとした歩兵戦車とすることを計画していました。これはいったんお蔵入りしましたが、ダンケルク撤退後、新型主力戦車を切望したイギリス軍の要求により、A10の経験を活かしたバレンタイン戦車として完成したのです。

A10 Mk.I(巡航戦車Mk.II)

巡航戦車Mk.II(A10)最初の13両(Mk.I)は内装防盾で水冷式同軸機銃を搭載して完成しました。

A10 Mk.IA(巡航戦車Mk.IIA)

14両目以降の生産型は空冷機銃と外装防盾を取り付けた砲塔を装備して完成し、これはMk.IAと呼称されました。

A10 Mk.IA CS(巡航戦車Mk.IIA CS)

Mk.IAには主砲を94mm榴弾砲とした近接支援型もあり、これはMk.IA CSと呼称されました。

A10は、1939年に発令された訓令により、生産途中から増加装甲を16mm(計30mm)として生産されています。しかし、エンジンは引き続きA9のままだっため、最大速度が26kmに落ち込んでしまい、イギリス陸軍が想定した巡航戦車の役割には沿わない戦車になってしまいました。しかし、火力と装甲に関しては、ライバルのIII号戦車E/F型とほぼ互角でした。
各型合わせた生産台数は175両です。第二次大戦が勃発するとフランス戦、ギリシャ戦、北アフリカ戦に投入され、苦しい台所事情の中で奮戦しました。
ブロンコのキットはA10 Mk.I/Mk.IA/Mk.IA CSが選択できる3in1キットでそれぞれに独特の味があります。
一時はいたずらにパーツ数を増やすことに血道を上げていたブロンコですが、本作ではスライド金型を多用してパーツの一体化を図っており、箱を開けた印象も「これなら恐るるに足りず」という印象のキットです。履帯は部分連結式。必要にして十分のエッチングパーツが付属します。タミヤのバレンタインと並べて飾るのも一興です。


同人誌 齋木伸生 写真集 BT-42 \1,500(+税)(売り切れ)

パロラ戦車博物館のBT-42を詳説する貴重な写真集です。写真は齋木氏が撮りためたものと氏の研究者仲間が提供してくれたものの混成です。パロラのBT-42は野外展示なので経年変化による劣化が年々進んでおり、現在は排気管回りのメッシュや車内の床板などは失われてしまっています。しかし、本写真集では1990年に撮影した、これらのパーツが付いた状態の写真も掲載されています。齋木氏によると、もしこれを撮影していなかったらガルパンの設定監修は大変なことになっていただろうとのことです。ただディティール写真を並べただけの写真集では無く、構造や各機器の役割も解りやすく書かれています。巻末にはむらかわみちお氏の特別寄稿イラストが掲載されています。
46ページ、フルカラー、レターパック送付可能。
※恐れ入りますが、送料無料の対象となりません。
※同人誌のみ購入される場合、お支払いは銀行振込のみとなります。

本書は夏のコミケ(C92) 8/12(土)東ム26b「伊太利堂」,8/13(日)東ふ15b「奇行師団」でも販売されます。もし参加できる方はぜひそちらでご購入なさってください。


ライフカラー CS-38 ホワイトウッド \2,200(+税)

木材=茶色と考えてしまいがちですが、欧米で多用されるチーク材やカシ材は黒っぽかったり白っぽかったりしますし、風雨に曝されると白化するものです。本セットは時間が経過して色味が抜けた木材を再現するのに最適な6色を詰め合わせたセットです。艦船模型にも最適です。

ライフカラー CS-39 リーキング、ステインズ 6色セット \2,200(+税)

以前三色セットとして売られていたMS11とMS12を6色セットとしてまとめたものです。古い建物の雨漏りした天井や水回り、古びた手こぎボート、濁った水たまりなどに便利な、藻や黒カビを再現するセットです。

ライフカラー CS-40 ストーングレイ(石畳・石塀色)セット \2,200(+税

様々な色調の岩石セットです。石塀、石畳、石造建造物など細かい色調を付けてリアルに仕上げることができます。また、情景の地面に岩を埋めてみたものの、いまひとつ色調がしっくりこないという時にも便利です。

LZモデル ベルゲヘッツアー エッチングセット(サンダーモデル用) \1,300(+税)

サンダーモデル専用設計として、内容とフィッティングを十分吟味した内容です。価格設定も良心的です。

レッドマシーン No.1 T-60とその派生車 \5,000(+税)

「レッドマシーン」はカンフォラ社の新しいシリーズで、ロシア軍の車両を徹底的に掘り下げて紹介するものです。著者のジェイムズ・キナー氏はイギリス人ですが、ティーンエイジャーの頃からロシア車両の魅力にどっぷり嵌まり、ロシア語を勉強して、ソ連戦車の研究に没頭してきた方。ついこの間、オスプレイからT-10重戦車の書籍を上梓したばかりです。共著ユーリ・パショロク氏はモスクワ生まれでゲーム関係の歴史考証に携わると共に、大祖国戦争博物館で車両のレストアに携わったこともある方です。パショロク氏は2013年には自らT-60のモノグラフを出版しており、今回の書籍は彼のその後の研究成果をとりまとめ、2013年の書籍で指摘を受けた部分については修正を入れているようです。内容はというと、「英語圏に初めてもたらされる情報多数」と豪語するだけあって、非常に貴重な一次資料(工場図面)や当時のスケッチなどもふんだんに入っており、併せて5工場(第37工場はモスクワと移転先のスベルドロフスク両方)で生産されたT-60の生産工場ごとの特徴もよくわかります。T-60の転輪はディッシュホイール、スポーク、鋼製転輪があり、従来の英語圏の研究書ではそれが生産時期による違いとする説が有力でした。しかし本書では「これは生産工場による違い」とはっきり書かれています(例えば表紙は37工場製、ミニアートの#35215はGAZ工場製)。これまでT-60について知ろうとするとロシア語文献を読み解くことが必要でしたが、本書はT-60の研究最前線を英語で読めるという極めて貴重な書籍です。ロケット砲搭載型、対空砲型、奇天烈な飛行型などのバリエーションについても詳述しています。また、難しい考証はちょっと勘弁という方でも情報量の多い写真や現存車のディティール、工場ごとの違いがよくわかる図面などが多く掲載されており、見るだけでもアイディアが湧いてくるでしょう。176ページ、モノクロ/カラー、英文、レターパック送付可能。


K59 C-022 2cmFlaK 改造セット(ドラゴン用) \8,300(+税)(売り切れ)

驚異の解像度を誇る週末ガレージメーカーK59久々の新作です。ドラゴンの2cmFlaKを改造するセットですが、ご想像の通り砲座以外は殆どK59のパーツに置き換えてしまうというもの。出来上がった写真を見ると「こんなのとても完成させられないよ」と思われるかもしれませんが、元のパーツを切ったり貼ったりする作業は殆ど無く、高精度のパーツに置き換えていくだけですから、良いピンセットと手頃な拡大鏡があれば、そしてドラゴンのキットをきっちり組める腕前があれば必ず完成します。













ミニアーム #B35137 T-55 1964年型 改造セット(プラハ動乱1968)(タコム用) \4,480(+税)(売り切れ)

タコムのT-55Aを1964年型に改造すると共に、1968年のプラハ動乱に投入された個体の積載品を加えたキットです。タコムのT-55Aはタミヤの名作と比べても非常によく出来ているキットですが、やはりこのミニアームのキットを見ると注がれる愛情の深さは比べものになりません。キットのパーツと置き換えていくだけですから、レジンの湯口処理が出来る方ならどなたでも楽しめます。左フェンダー後方に置いてあるのは鉄道輸送時に転輪が動かないようにするための車止めです。エッチング、金属砲身付き。内容を考えると破格のお買い得です。


ミニアーム B35149 T54/55アクセサリーセット(汎用) \2,240(+税)

B35137から必要性の高いパーツを抽出したものです。車体カバーシート、シュノーケルカバー、畳まれたドライバーズフード、鉄道/タンクトランスポーター用の車止めなど、実物のT-54B/55には必須だが殆どのキットでは省略されていたり実感が無いパーツを手軽に置き換えられます。

ミニアーム B35151 T54/55車体カバーシート(汎用) \890(+税)

こちら車体カバーシートのみ抽出したもので、インジェクションでは到底再現できない実感のあるパーツ。実車では必ず積載しているものです。お手軽なアップデートにどうぞ。

ミニアーム B35142 BDSha-5煙幕キャニスター(汎用) \1,790(+税)

T-34/85(後期)/JS-2M/JS-3M/JS-4/T-10M/T-44M/ASU-85/T-54など大戦後期から戦後第一世代のソ連車両まで広く使用された煙幕発生装置を一発抜きし、取付用のエッチングパーツを同梱したものです。よく「後部燃料タンク」と誤解されています。T-54Bの生産途中から排気の中に燃料を混ぜることで代用できるようになったので廃止されました。古いキットでは真円が出ていなかったり、ディティールが省略されがちなパーツですが、キットのパーツと差し替えてやるだけなので手軽に使えます。1両分が入っています。

Son of the Sherman \5,500(+税)(完売)

問屋さんの在庫から少数が発掘されたようで、版元絶版のため、おそらくこれが最後の入荷です。レターパック送付可能。


ファインモールド FM54 1/35 四式自走砲[ホロ] \4,500(+税)

ホロは15cm砲をチハ車の車体に搭載した自走砲で、日本陸軍の装甲車両としては最大の火力を持っていました。陸軍自体は、昭和初期から重砲を装軌車に搭載して機動力を持たせることを研究しており、一見、ドイツ軍のグリレのような歩兵支援車両に見えますが、ホロ車は間接射撃で部隊を支援するのでは無く、直接射撃で敵の装甲車両を射撃し、大口径榴弾で擱座・炎上させるという対戦車車両です。搭載された砲は明治時代にクルップから輸入したもので本来は日露戦争に使うつもりでした。車体は既存の九七式戦車を改造したものです。
試作された4両のうち、3両がフィリピンに送られて米軍と壮絶な戦いを行いました。この様子はファインモールドらしい詳細な説明書に詳しく書いてありますので、お買い上げ後のお楽しみと言うことで。

ファインモールド MG-80 1/35 四式自走砲用 エッチングパーツ \1,500(+税)


ミニアート #35250 1/35 ドイツ機関銃セット \1,300(+税)

スライド金型を多用したシャープな抜きの機関銃セットです。Vz.37(ZB-53)×1、MG34×2、MG42×2、50発入りドラム弾倉×6、50発ドラムキャリングケース×2、250発入り弾薬箱×4、Vz.37用弾薬箱とベルト弾倉×1、MG34/42用ベルト弾倉×4、保守用機械油缶×2、予備銃身ケース×2が入っています。エッチング付き。

チェコ製のVz.37は、ドイツ併合後も生産が続けられ、終戦後も生産された息の長い重機関銃です。ドイツ軍ではMG37(t)の名前で二線級部隊や武装親衛隊が使用しました。また、VZ-53の名前で輸出され、日中戦争で中国軍が使用したほか、イギリスでは「ベサ機関銃」としてライセンス生産も行いました。MG34の弾薬リンクはこのVz.37のものをそのまま取り入れていますが、軽機関銃から重機関銃まで銃架を付け替えるだけで役割が変わる汎用機関銃として広く成功した最初の機関銃です。50発弾倉は、行軍姿勢から即応射撃するためのもので、これを撃ち終わる頃には弾薬手が250発入りの弾薬箱を傍らに備えつけている、というわけです。MG34は遠距離狙撃も可能な高精度の機関銃でしたが、切削部品の割合が多く、製造に手間が掛かりました。このため、プレス部品を多用して生産性を向上し、かつ発射速度を上げたのがMG42です。戦争中期にはドイツ国内の製造ラインは全てMG42に切り替わりましたが、MG34は車載用・要塞用としてチェコで生産が継続されました。チェコは戦後も生産を継続しノルウェーやイスラエルに輸出していました。MG42は戦後、西ドイツ連邦軍が組織されると、NATO7.62mmを発射できるように仕様変更されたタイプがMG1として採用され、その後も改良を加えてMG3として現役です。NATO諸国ではライセンス生産もされています。

ミニアート #35215 1/35 T-60 初期型(インテリア付き) \5,400(+税)→\4,860(+税)(初回特価)(売り切れ)

ソ連の軽戦車T-40は水陸両用性能という特徴を持っていましたが、これは必ずしも必要な機能では無いと見なされ、浮行性能のための容積を削りつつ、トラックや既存の軽戦車のとのパーツ共有化を図った、手堅い設計のT-60が完成しました。正式採用は41年10月ですが、当時のソ連はドイツの猛攻を受けて、主力戦車工場を奥地に疎開させている真っ最中で、とにかく1台でも多くの戦車を前線に送る必要がありました。このため、トラック工場のGAZ工場を中心に5工場に対し合計1万両が発注され、41年末から前線に送り出されました。本来は偵察戦車ですが、戦車不足からドイツ軍装甲部隊との正面戦闘に投入されることもありました。T-60の主砲はII号戦車の装甲すら撃ち抜くことが難しい20mm砲で、装甲も最厚部で20mmしかなく、大きな損害を蒙りました(同じ時期にレンドリースが始まったバレンタインが絶賛された理由がわかるような...)。しかし、こうした努力がソ連をファシストから救ったのです。
ミニアートのT-60はソ連で数年前に刊行された書籍の考証を元に製作されたとのことで、細部まで力の入った造りとなっており、戦闘室およびエンジンも再現されています。また、塗装図により対空装甲板の有無や上部転輪の種類が指示されるなど愛の籠もった製品です。


同人誌 吉川和篤 写真集レオネッサ機甲師団 \1,000(+税)(売り切れ)

吉川氏久々のイタリア本です。第二次大戦のイタリアで「レオネッサ(イタリア語で雌ライオンの意)」を冠した部隊は二つあります。ひとつは、アフリカ戦線崩壊後、イタリア本土防衛に必要な機甲部隊を創設するためドイツ製戦車を装備した「レオネッサ機甲師団」、もうひとつは、イタリア降伏後、イタリア社会共和国(RSI)が設立した「GNRレオネッサ機甲集団」です。本書では例によって貴重な写真満載でこの二つの部隊を解説。最近、イタリアで研究者兼蒐集家が何人か亡くなったため、所有の資料がオークションに出品され、これらを含めた未発表写真も多数含まれています。「レオネッサ機甲師団」はドイツから供与されたIV号戦車G型、III号戦車N型、III号突撃砲G型それぞれ1個中隊を有しており、装備の点ではイタリア軍最強、また乗員も士気軒昂な兵士を選抜し、ドイツの指導の下、練度を高めていました。本書では師団が装備していた8.8cmFlaK37を含め貴重で鮮明な写真を掲載しています。RSI時代の「GNRレオネッサ機甲集団」はイタリア装備のみに戻ってしまいましたが、これについても貴重な写真を用いて紹介します。また「付録」としてP40を紹介していますが、これまた殆どが見たこと無い未発表写真(前述のコレクター氏の遺品だったので当たり前)が含まれており、P40試作車の砲口に付けてある蝶番付きの蓋がよくわかる写真などは、研究者なら「これ見るために本書を購入しても良い」くらいです。武装親衛隊第24山岳旅団所属のP40の写真も収録しています。34ページ、モノクロ、レターパック送付可能。
※恐れ入りますが、送料無料の対象となりません。
※同人誌のみ購入される場合、お支払いは銀行振込のみとなります。

本書は夏のコミケ(C92) 8/12(土)東ム26b‏でも販売されます。もし参加できる方はぜひそちらでご購入なさってください。
吉川氏のツィッターはこちら

MMP新色入荷!

独・米・英の飛行機色(特に地元米軍機色はクレオスに無い色も追加)、ミリタリーではLRDGピンク、ドイツ軍の車体内部色であるエルフェンバインなどが追加され、メタルカラーには待望のアルミニウム色、やや明るめのメタリックグレイである「圧延綱板色」、銅色が追加されました。また、ウェザリングカラーは敢えて隠蔽力を弱めた「埃色(透過)1を追加。さっと吹いて全体に積もった埃を手軽に再現でき、フィルター効果も発揮できます。詳しくは上のアイコンをクリックしてください。

シモムラアレック スクレイバーX \1,900(+税)
シモムラアレック スクレイバーY \1,900(+税)
シモムラアレック スクレイバーZ \1,900(+税)(売り切れ)


厚み1.0mmのハイカーボン特殊鋼のフチの両面全周に刃を付けた工具です。1.0mmですからビビリが起こらず、気持ちよく削れます。パーティングライン取りにも最適。刃の角度が90度なので強く握っても手を切る恐れはありません。


フライホーク FH3300 1/72 M1A2 SEP \3,900(+税)
(売り切れ)

フライホークは誕生から数年しか経っておらず、AFVではミニスケファン以外では認知度の高いメーカーではありません。しかし、マニアックなリサーチとひたむきに製品の品質向上に取り組む姿勢はトップクラスです。別ブランドで「カジカ」を立ち上げ、戦艦金剛を出した辺りから「ここ凄くないか?」と目利きの注目を集め始めましたが、AFVでも「とうとうここまで来たか」と思わせる製品が発売されました。

一昔前なら1/35が買える値段ですし、稚拙な箱絵、垢抜けない箱のデザインなどは褒められたものではないですが、箱を開けるとまさに刮目の出来です。上の写真でも、コインとの比較が無いと1/35だと思われる方も多いのでは。一方、パーツはできる限りの一体化が進められており、部品の合いも抜群ですからストレス無く完成させられます。普段は1/35専業という方もぜひお手に取ってご覧ください。


ドラゴン #6839 1/35 特四式内火艇「カツ」\9,800(+税)→\7,840(+税)(初回特価)

でかいです。
これまで「インジェクションでは旧軍車両最大」の名を欲しいままにしていた五式戦車をぶっちぎりで突き放すサイズ。しかし、パーツ数はわずか230。いち早く完成させて夏の展示会に持ち込めば衆目を集めること間違いなし。パッケージ左端の海兵隊写真班のフィギュアが付属します。


今回入荷分は、100名に竹一郎氏原型のフィギュアがあたる応募券付き。入荷量を考えると、もの凄い高確率で当たる企画だと思いますのでぜひ応募なさってください。宝くじとか買ってる場合じゃ無いです。

【実車について】
第二次大戦当時、日本と米国は水陸両用作戦を真面目に考えていたただ二つの国家でした。
欧州国家はガリポリ上陸作戦の手ひどい結果がトラウマになり、膾を吹くようになってしまったのに対し、日米とも敵前上陸は必須の戦術として研究せざるを得なかったのです。
前者は、大発という上陸用舟艇の原型を発明しましたし、後者はLVTという画期的な兵器を開発しました。
特四式内火艇は、LVTに影響されて開発された兵器です。米軍が大発を見てLCVPやLCTを開発したようにお互いを見て切磋琢磨していたのです。
他の特内火艇がフロートで自重を支える仕様だったのに対し、自らが浮力を持ち、4トンの積載量を持っていました。開発に入った時期ははっきりしませんが、元々敵前逆上陸に何らかの車両が必要という認識はあり、かつ42年8月に始まったガダルカナルの戦いでは大発から人力で荷物を下ろしている間に空襲され、多くの物資を失った経験から、上陸後ジャングルに速やかに逃げ込める車両が必要とされたことから産まれました。LVTが大々的に敵前上陸に使用されたのは43年11月で、そのときのタラワ守備隊の驚きようから日本軍は戦前から開発されていたLVTに関する情報は得ていなかったように思われます。具体的に開発に入ったのはこの後だと推察されます。
特四式内火艇は設計図が引かれてからしばらく塩漬けになっており、制式化は44年になってからでした。しかも本来の使い方では無く、奇策好きの海軍高級参謀が「魚雷を積んで珊瑚礁を乗り越え、米軍泊地に殴り込みを掛ける」ために数十両が生産されました。しかしそもそもが物資を速やかに揚陸させる事のみを考えた急造設計だったため、訓練中に不具合が次々露呈し、各所から「実行不可能な作戦」との指摘を受けて中止されました。
箱絵は「もう少し早く量産されて本来の物資輸送に投入されていたら」のif設定ですが、本当にそう使われていたら、もう少し多くの日本兵士が生きて帰って来られていたかもしれません。

【7/21追伸】
カツ車の車体上面には操舵するためのワイヤーが張り巡らされています。キットには0.3mmの真鍮線が付属しますが、実際に組み立ててみると滑車を通している内にクセが付いてしまい、ガタガタになってしまいました。このため、手芸店で探してきたナイロンコートの極細ワイヤー(直径0.3mm)に交換しました。より線ワイヤーなのでクセが付きにくく、しなやかに曲がり、ナイロンでコートされているので瞬間接着剤で強固に接着できます。
キットでは672mm使いますが、販売単位が10mだったので、今回入荷分に限り、このワイヤー900mmをおまけに付けます。余る部分で練習してからお使いください。また、ワイヤーが尽きましたらこのサービスは終了となります。


7/23 完成見本をアップしました。


ドラゴン #6891 III号突撃砲 コンクリートアーマー&ツィンメリットコーティング付き \7,800(+税)→\6,900(+税)(初回特価)


主に戦争後期に見られる、コンクリートを戦闘室にべったり盛ったIII突を再現したキットです。個体ごとの現地改修のため、盛り方は色々ありますが、このキットは以下の写真を元にしているようです。バルジの戦いで米軍に捕獲された個体で、フェンダーや前面装甲板に付いているループ状のフックも再現されています。キットには、独軍デカールはもちろん、米軍捕獲仕様のデカールも入っています。

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Captured_StuG_III_in_U.S._service_with_concrete_armour.jpg
箱絵は「風船かよ!」と突っ込みを入れたくなるくらいパンパンに描かれていますが、キットのパーツはご覧の通りなかなか良い感じに仕上がっています。また、コンクリートアーマーを付けないで、#6633「ツィンメリット付き III突(1944年6月生産のアルケット社製車体)」と同等のキットとして仕上げても構いません。#6633は大人気のキットですが、何故か滅多に生産されないのでこの機会にどうぞ。


ファインモールド FM52 1/35 73式小型トラック(MAT装備) \3,200(+税)

お待ちかね、MAT搭載の73式小型トラック、遂に登場です!
ノーマルの73式小型トラックが発売になったとき「次はMAT付きですね!」と勢い込んでメーカーさんに伺ったところ「実は一番費用の掛かる車体のパーツが使い回しに出来ないんで、まずはノーマルタイプが売れて費用回収できないと難しいんです。これ国内でしか売れないからね」と言われた記憶があります。ファインモールドさんのご苦労が偲ばれます。
64式MATは1964年に制式化された戦後第一世代の対戦車ミサイルです。フランスが、ナチス・ドイツのミサイル技術をパクって作ったSS-11を制式化したのが1961年、第四次中東戦争(1973)でイスラエル機甲部隊に大損害を与えたAT-3サガー(SS-11を参考にして設計されたと言われる)が制式化されたのが1963年です。64式MATの性能はこうした諸外国のミサイルにひけを取らないものでした。自衛隊には先見の明があり、かつ発足後わずか10年で最新兵器を世界水準で制式化することに成功したのです。キットのMATは精密に再現され、発射状態(写真の1,2枚目)か格納状態(3枚目)を選択して組み立てることができます。デカールは富士教導団、高崎の第12対戦車隊、第一空挺団の3種です。


ファインモールド FM53 60式装甲車(MAT装備) \4,200(+税)

第一世代の対戦車ミサイルは発射噴煙が盛大に発生し、かつ誘導手はミサイル着弾まで誘導を続ける必要がありました。第四次中東戦争でエジプト軍が使ったAT-3にも同様の欠点があり、当初は大きな損害を出したイスラエル軍も発射地点を推定して制圧することで、戦争後半には被害が激減したと言われています。自衛隊では64MATは十分な有効射程があるので非装甲の軽車両での運用でも問題が無いと考えていたようですが、60式MATを60式装甲車に搭載して展示したこともあり、このキットはこれを再現したものです。


スターデカール新作入荷

スターデカール SD35-C1063 1/35 WWII独 指揮戦車 #7 武装親衛隊のティーガーI/II \1,370(+税)
(売り切れ)

記録写真に残る有名な指揮戦車を集めたデカール集です。中でも一番有名なのは騎士十字章を受勲した時点のヴィットマンのS04号車でしょう。更に武装親衛隊第101重戦車大隊の009号車は後にターレット番号を007に書き換えてヴィットマン最後の搭乗車となった個体です。

スターデカール SD35-C1064 1/35 WWII独 指揮戦車 #8 国防軍のティーガーI/II \1,110(+税)

こちらも有名な記録写真に残る指揮戦車を集めたデカール集。#7が武装親衛隊だったのに対し、国防軍所属車を集めました。

スターデカール SD35-C1065 1/35 現用英 湾岸戦争のFV432,M548 \1,370(+税)

M548とFV432の装甲救急車を中心としたデカールセットです。赤三日月も描かれているのが湾岸戦争らしいところです。

スターデカール SD35-C1066 1/35 バルカン半島の平和維持軍 #6 国際連合保護軍のFV432 \1,370(+税)

UNPROFOR(国際連合保護軍)は、旧ユーゴ紛争の前段に投入された平和維持軍です。当初は停戦監視と国連保護区での治安維持を担当していましたが、ユーゴのあちこちに紛争が拡大するとその派遣先も増えていき、最終的にはC1067の実力行使部隊と交代することになります。タコムから発売されたFV432 Mk.2/1の個体も含まれていますし、UNマークは使い回しの利く内容です。

スターデカール SD35-C1067 1/35 バルカン半島の平和維持軍 #7 FV432,シミター,ウォリアー \1,370(+税)

IFORは本格的な内戦に突入したユーゴ紛争を実力行使で終結させるために32ヶ国で編成された多国籍軍で、イギリスは他の国の統合指揮も担当するなど中心的役割を果たしました。C1064と打って変わった迷彩をまとった姿です。

スターデカール SD35-C1068 1/35 WWIIオーストラリア陸軍#3 マチルダII 2ポンド砲搭載型 \1,370(+税)

いきなり#3から始まっているのは、活動を休止したバイソンデカールの企画を引き継いだためです。オーストラリア陸軍のマチルダは第4機甲旅団に集中的に配備されニューギニアなどに投入されました。この旅団は椰子の下にワニが居るユーモラスなエンブレムですが、どういうわけか細かいところに差違のある何種類ものエンブレムを装着している個体が目につきます。また、ユニークなのは急造飛行場用の孔あき鉄板を機関室に溶接している個体があること。これについては諸説あるようですが、熱帯地域に運用されたため、排気管回りが高熱になり、それに触れないようにという説が有力のようです。

スターデカール SD35-C1069 1/35 WWWIIオーストラリア陸軍#4 マチルダII CS型,ドーザー装着型 \1,370(+税)

こちらは3インチ砲を装備した近接支援型です。タミヤの新しい方のマチルダには不要部品として入っていますので再現するのは容易です。こちらもエンブレムは複数の種類が用意されています。

スターデカール SD35-C1070 1/35 WWII独 LSSAH師団第13中隊のティーガーI 1943-1944 \1,370(+税)

LSSAH(ライプシュタンダルテ・アドルフ・ヒトラー)師団は文字通りの精鋭部隊で、通常は独立重戦車大隊で運用されるティーガーIを1中隊とはいえ隷下に収めていました。この中隊は後に101重戦車大隊に発展しますが、このデカールは第13中隊黎明期の所属車を全車両再現可能な通しナンバーデカールです。ティーガーファンが見逃す手は無いでしょう。

スターデカール SD35-C1071 1/35 WWII独 ダス・ライヒ師団第8中隊のティーガーI 1943春 \1,110(+税)

ダス・ライヒ師団もまた、武装親衛隊の中でも早期にティーガーを受領した部隊で、第三次ハリコフ戦ではその無敵ぶりをいかんなく発揮しました。このデカールはハリコフ戦が終わった直後のデカールで、ジャーマングレーベースの上にダークイエローとダークグリーンをオーバースプレーした迷彩です。有名なTiki、逆さ福のハッピーティーガーのエンブレムも含み、通しナンバーが用意されています。

スターデカール SD35-C1072 1/35 WWII独 ダス・ライヒ師団のティーガーI 1943夏-1944 \1,370(+税)

C1071よりも時代の下ったダス・ライヒのティーガーをフォローするセットです。有名なクルスクの戦いに参加した個体の塗装図、逆さ福のハッピーティーガーのエンブレムも含む通しナンバーデカール集です。ティーガーファンは1071から通しで揃えたいところ。

スターデカール SD35-C1073 1/35 米海兵隊のM48A3初期型 ベトナム戦 第1,3,5戦車大隊 \1,370(+税)(売り切れ)

M48A3はM48A1とA2からの改修車であるため、様々な個体が存在します。このデカールセットではキューポラが嵩上げされてないタイプを塗装図に盛ってきていますが砲塔番号は通しで用意してくれているので、自由度の高いセットとなっています。

スターデカール SD35-C1074 1/35 米海兵隊のM48A3後期型 ベトナム戦 第1戦車大隊 \1,370(+税)(売り切れ)

こちらはキューポラの下にビジョンブロックが付いたタイプを塗装図に持ってきています。サーチライトカバーにユニークなエンブレムを描き込んだ個体を選んでおり、模型映えします。

スターデカール SD35-C1075 1/35 米海兵隊のM67 ジッポー 火炎放射器戦車 ベトナム戦争 \1,370(+税)

ドラゴンからキットが発売されたばかりの火炎放射器型を集めたユニークなデカールセットです。

スターデカール SD35-C1076 1/35 ベトナム戦のM48A3 第69戦車連隊 \1,370(+税)(売り切れ)

こちらは陸軍部隊のM48A3。サーチライトカバーには有名なビーグル犬をあしらったもの2個体が入っています。

スターデカール SD35-C1077 1/35 イタリア戦線の自由ポーランド第2機甲旅団 \1,370(+税)

旧バイソンデカールの再版です。今回の入荷分はデカール自体はバーゲモート製のままで、塗装図を新たに刷っています。

スターデカール SD35-C1079 1/35 スコダLTvz35 ルーマニア、チェコスロバキア、スロバキア \1,370(+税)

旧バイソンデカールの再版です。今回の入荷分はデカール自体はバーゲモート製のままで、塗装図を新たに刷っています。

スターデカール SD35-C1080 1/35 プラハ武装蜂起部隊のヘッツアー 1945年5月 \1,370(+税)

旧バイソンデカールの再版です。今回の入荷分はデカール自体はバーゲモート製のままで、塗装図を新たに刷っています。

スターデカール SD35-C1081 1/35 6日戦争のM50スーパーシャーマン \1,370(+税)(売り切れ)

旧バイソンデカールの再版です。今回の入荷分はデカール自体はバーゲモート製のままで、塗装図を新たに刷っています。

デフモデル DM35076 1/35 現用米 M1エイブラムス 地雷除去ユニット基部セット(汎用) \2,000(+税)

サボットパブリケーションのSP007にも写っている、地雷処理ユニットのマウント基部だけのパーツです。これだけでも造形的に面白く、地雷処理ユニットを付けると嵩張るし、ひと味違うエイブラムスを作ってみたいという方にうってつけです。タミヤ、アカデミー、ドラゴン、ライフィールド、モンモデルなど全てに対応しています。

デフモデル DM35077 1/35 WWII米 M4シャーマン 105mm戦車砲金属砲身セット(汎用) \400(+税)(売り切れ)

低コストながらよく出来た砲身です。ライフリングは付属のエッチングを丸めて差し込む仕様です。少し難易度が高いので、予備にもう1枚入っているのがユーザーフレンドリーなデフモデルらしいところです。

デフモデル DF35012 1/35 イスラエル女性兵士(現用) \1,400(+税)(売り切れ)

3Dプリントで出力された原型を複製したレジンフィギュアです。TAR-21タボール アサルトライフルを肩に掛けたラフな服装の女性兵士です。おそらく軍事教練の最中を想定したフィギュアでしょう。イスラエルは人口の少なさもありますが、女性も男性とほぼ同じ扱いで兵役に就いており、定期的な教練も義務づけられています。
デフモデルのオーナーはプラモデルの箱絵も手がけるなど実は絵心のある方で、3Dフィギュア初となる本作も素晴らしい出来です。



デフモデル DF35009 1/35 米 戦車長 朝鮮戦争1950-51 冬季防寒服 \1,400(+税)(売り切れ)

米軍で1950年代から60年代に掛けて使用された防寒服に身を包んだ戦車長です。原型はダグラス・リー氏でペイントが現代風では無いので損をしていますが、かなり出来が良く塗りやすいフィギュアです。



デフモデル DF35010 1/35 米海兵隊 火力支援連絡班セット 朝鮮戦争1950-51 冬季防寒服 \3,000(+税)(売り切れ)

「流石はダグラス・リー」と思わせる、類の無い傑作フィギュアセットです。米海兵隊にとって艦砲射撃や航空機の近接支援は命綱ですが、限られたリソースを効果的に投入するには正確/冷静に前線の状況を伝える必要があり、これを行うのが Air & Naval Gunfire Liaison Company(直訳すると空海軍火力支援連絡中隊)で、最前線で危険にさらされながらの任務は難易度が高く、海兵隊の最精鋭は彼らとも言われています。ANGLICOは1949年に創設され、朝鮮戦争が初陣でした。AN/GRC-9無線機とGN-58手回し発電機も詳細に再現されています。(M.S.モデルズさんのサイトから転載)


デフモデル DD35007 1/35 WWII米 M4シャーマンデカールセット \800(+税)(売り切れ)

某映画(^^;に出てくるシャーマン小隊5両とティーガー131号車のデカールセットです。





デフモデル DD35008 1/35 WWII米 弾薬箱デカールセット \800(+税)(売り切れ)

米軍の各種弾薬箱のコーションデータがまとめて入った便利なデカールセットです。


デフモデル DD35009 1/35 WWII米 野戦糧食運搬木箱 デカールセット \800(+税)

戦闘糧食運搬用の木箱に貼るコーションデータのデカールと段ボール製運搬箱を組み立てられる紙製シートのセットです。後者は半二重になっている独特の構造を実物どおりに再現しています。



デフモデル DM35070 1/35 現用米 陸軍積荷セット \2,400(+税)(再入荷)(売り切れ)

M1やブラッドレーなどに搭載する荷物の決定版です。サボットの写真集を見ていただければ、本セットの積載物構成が如何に当を得ているか実感していただけるでしょう。
特に素晴らしいのが、救急搬送用の橇。イラクやアフガンに派遣された米軍車両は必ずこれを積んでいます。



デフモデル DE48001 1/48 陸上自衛隊 10式戦車 ディティールセット(タミヤ用) \1,000(+税)(再入荷)(売り切れ)

デフモデルの1/35 10式ディティールセットは数量限定ながらタミヤ箱にバンドルされて販売されたこともあるセットです。タミヤは自らのブランドに半端ないプライドを持っていて「二つ星の箱に入れられる品質」の物しか受け入れません。デフモデルのディティールセットが如何に優れていたかの証でしょう。そのときのリサーチを基にこの1/48版を展開したわけですが、もの凄く気合いの入った内容です。防失チェーンなど肉眼で作業できる限界かな?と思ってしまいます。加えてペリスコープに貼る反射防止コーティングシールやホイールマスクなど製作を楽しく楽にしてくれるアイテムも同梱。サービス満点のセットです。レターパック送付可能。


パッションモデルズ P35-129 1/35 Sd.kfz.231/232 ドイツ軍6輪装甲車エッチングセット \2,000(+税)(売り切れ)
[対応キット タミヤMM37024 イタレリNo.6433/6445]


イタレリの名キット、Sd.Kfz.231/232(6Rod)用のエッチングはこれまでにも幾つかのメーカーから発売されてきましたが、どれも特徴的なクラッペの部分はパーツ化を逃げているか、実感の無い平板なパーツに置き換えるだけで却ってリアリティを損なうようなものばかりでした。
今回パッションモデルから発売になったエッチングセットは、この部分を成型する樹脂製治具を添付することで、この部分を精密かつリアルに再現することに成功しています。また、工作の難しいフロントのグリルは角度を保持するための金属パーツも付いています。その他、燃料缶ホルダーやフラッグホルダー、ライトガードなども非常に繊細な出来。これだけの内容でこの値段は安すぎて心配になるぐらいです。治具や金属パーツはまとめて生産することでこの値段になっているはずですから、よほど売れない限り追加の生産はありません。しかしイタレリのキット自体が流通量が少ないため、馬鹿売れするのは難しいでしょう。決定版といって良い内容ですし、限定生産に近いディティールセットと考え、なるべく早く入手されることをお勧めします。製品は樹脂製の箱に入っているため、レターパックでお送りする場合は箱は畳んで保護材を入れて発送します。ご了承ください。



パッションモデルズ P35-130 1/35 英軍空挺兵自転車用スポークエッチングセット(タミヤ用) \600(+税)

ドイツ軍用自転車に続くイギリス空挺自転車用のスポークセットです。このセットは難易度が高いですが、非常に丁寧なテストを重ねて設計されているため、きちんと加工すれば必ずフィットします。スポークの細さと強度を維持するためステンレスですが、通常のものより加工しやすい特殊な素材が選択されています。レターパック送付可能。


パッションモデルズ P35-131 1/35 自転車用スポーク用治具セット \800(+税)

P35-111、P35-130の両方に使える金属製治具セットです。両セットを仕上げるには必須と言って良い治具です。レターパック送付可能。

伝説のフィギュアブランドが甦る
Passion Models P35F010 1/35 ドイツ兵ヘッドセット無帽タイプ(6種) \1,200(+税)


かつての「AFV冬の時代」にごく少数が生産された「ジャロウフィギュア」のヘッドセットが、M.S.Modelsさんからリニューアルされて登場です。今回の製品は単なる再版では無く、ジャロウの原型師カウツマン・ジャロウこと伊藤友一氏自らが手を入れたブラッシュアップ版となっています。第一弾は無帽のドイツ兵ヘッド。ヘッドは原型師の技量が一番出るところで「ひとつひとつ見ている分には良いが、なんかみんな同じ」みたいなブランドも珍しくありません。しかしジャロウヘッドはそれぞれ個性的な顔つきに仕上がっており、かつ静かな表情で非常に使いやすく仕上がっています。伊藤氏の引き出しの多さ、見事な技量を堪能できるヘッドセットです。


アルパイン AM35232 1/35 武装親衛隊戦車将校(クルスク戦)#1 \2,100(+税)

43年の春から秋だけに使用された迷彩ツナギの戦車服を着た戦車部隊将校です。ツナギの戦車服は脱出の時に引っかかりにくく、現代のドイツ連邦軍でも採用されていますが、誇り高い武装親衛隊は伝統的なパンツァージャケットにこだわったようで、翌年以降使われていません。その分、1943年の東部戦線を現す記号として非常に便利です。キューポラの中に立たせても良いでしょう。スペアヘッド付き。
アルパイン AM35233 1/35 武装親衛隊戦車将校(クルスク戦)#2 \2,100(+税)

今回のヘッドは非常に骨太な感じに仕上がっており、歴戦の戦車部隊指揮官の風格が漂っています。35232と組み合わせて良し、歩兵部隊将校と打ち合わせ中にしてもよいでしょう。35232をキューポラに、233をそのそばに立たせると戦闘前に戦車長同士が打ち合わせしている雰囲気を簡単に出せます。

アルパイン AM35234 1/35 武装親衛隊戦車将校セット(クルスク戦)(2体セット) \4,000(+税)

タコム #2067 1/35 FV432 Mk.III ブルドッグ 2 in 1 \6,500(+税)→\5,850(+税)(初回特価)

1963年に配備が始まったFV432は現在もなお1,500両が現役にとどまっています。これは財政難により後継車両であるウォリアーの配備が進まないというのが最大の理由です。しかし「戦場タクシー」として前線近くまで歩兵を輸送し、その後は戦場を離脱することを前提に設計されたFV432では、戦場の実情や英軍のドクトリンに適合しなくなっているのも事実です。FV432をIFVに発展させる計画もありましたが、こちらも財政難により頓挫。かといってアフガンやイラクに素のままのFV432を送り込むのは流石に無理、ということで2006年に登場した改修型がMk.IIIブルドッグです。車体上部にMR550シールド付き銃塔もしくはエンフォーサー遠隔操作銃塔(RCWS)を備えており、側面にはASPRO-HMT増加装甲を取り付けています。また、エンジンを換装して従来のFV432が時速53kmしかなかったのに対し72kmと大幅に向上しています。更にイラクとアフガンに派遣された車両にはイスラエルの技術を導入した爆発反応装甲(ERA)とスラットアーマーを取り付けた無骨な姿となっています。キットはこのERA付きの姿を再現したものです。
スラットアーマーはシャープなモールドで再現され、パーツは巧みに一体化されています。

完成するとほぼ見えなくなりますが、一層目の装甲に付いたNBCフィルター、二層目の増加装甲、三層目のERAはそれぞれきちんと再現されており、パーツの一体化を図りながらもブルドッグの構造を良く理解できる設計になっています。車体内部は再現されていません。

履帯は部分連結式。エッチングは必要最小限です。

.50口径機銃を搭載したRCWS(遠隔操作銃塔)(左)か、L7機銃を搭載したMR550シールド付き銃塔(右)を選択できる2in1です。


タンコグラッド TG-F9015 FV432 派生車 \2,000(+税)(売り切れ)

近代改修型である、Mk.3とその増加装甲型を筆頭に、山のようにあるFV432の派生車を解説します。64ページ、フルカラー、英独併記、レターパック送付可能。

タコム #2082 1/35 カマズ 63968 タイフーン K MRAP \6,900(+税)→\6,200(+税)(初回特価)(売り切れ)

63968 タイフーンKは2010年に導入されたロシアの「タイフーンMRAP」計画の一環で開発された兵員輸送型のMRAPです。
タイフーン計画は、複数の企業でエンジンと戦術情報システム、シャーシとサスペンションのみを共通化したMRAPを製造するという計画で、核となるパーツやソフトウェアの共通性は図りつつ、残りはそれぞれの企業が得意とする設計に任せるというもので、広大で幾つもの軍管区に分かれているロシアならではおおらかで合理的な管理方法だと言えます。現在、カマズ、ガズの企業体とバウマン記念モスクワ国立工科大学がプロジェクトに携わっています。
63968は基本となる兵員輸送型で、2014年の対独戦勝記念パレードでお目見えしたばかりの最新鋭車両です。エンジンをミッドシップとし、6X6,6WSで、14.5mm機銃弾、8kgのTNT地雷に抗甚する防御力を備えています。
タイフーンKは今後4X4や8X8タイプへの発展も考えられており、タイフーン計画では更に多彩な車種への発展も計画していると言われています。
巨大な車体上部は一発抜きで再現。6WSの足回りは可動させることが出来ます。キャビンと兵員輸送コンパートメントも再現されていますが、可能な限りパーツの一体化を進めているため、箱を開けた印象は「え、パーツこれだけ?」と言いそうになります。


CMK/MPM #T35013 フォルクスワーゲン タイプ87 アフリカ軍団(最終生産) \1,900(+税)

手頃で代わりの利かないキットとして長らく親しまれてきたこのキットですが、メーカーから「今回を最終生産とし、在庫が無くなり次第絶版にする」とのアナウンスがありました。フォルクスワーゲンにはアフリカ軍団仕様の他に通常型、ボックスバン、木炭ガス車なども出ていましたが、これらについては今後生産があるのか、それともまとめて絶版なのか不明です。箱絵ではラジアルタイヤですが、キットにはバルーンタイヤが入っており、不要部品として通常タイプのタイヤも入っています。
CMK/MPM #T35019 フォルクスワーゲン タイプ87 アフリカ軍団 ディティールアップパーツ付き(限定版) \3,000(+税)

T35013に運転席側のドア、ドライバーのフィギュアなどが付属する限定版です。ややこしいのですが、過去に同じ品番で内容の異なる限定版も発売されており、そちらはレジンフィギュアが2体付属していました。今回の限定版はフィギュアは1体で、代わりにドアが付属します。内容を考えると通常版よりかなりお買い得では無いでしょうか。ディティールアップパーツが付属する以外はT35013と同じです。


CMK #3009 1/35 フォルクスワーゲンエンジンセット \3,200(+税)

T35013に使用できるエンジンセットです。「タミヤのキューベルワーゲンエンジン整備セットで良いのでは?」と思われた方もいらっしゃると思いますが、実際はエンジンハッチを切り取る際にキットのパーツがおシャカになること、エンジンコンパートメントの内壁を自作する必要があることなどを考慮すれば、このセットを購入した方が手間いらずと思われます。


CMK #3008 1/35 フォルクスワーゲンインテリアセット \2,600(+税)

メーターパネル、左右のドア、シート、ジェリカンなどの入ったディティールセットです。CMKのインジェクションパーツはかなり素朴な出来なので、せっかくならこちらを使って完成させてやりたいところです。


ドラゴン #3581 イスラエル陸軍 M60 ブレイザーERA付き \7,800(+税)→\6,900(+税)(初回特価)


第四次中東戦争において、ソ連製の対戦車ミサイルで大損害を蒙ったイスラエル陸軍が成型炸薬弾頭に対抗するために開発し、世界で初めて実用化されたのがブレイザー爆発反応装甲です。装備車両は1982年のレバノン紛争に始めて投入され、絶大な効果を上げました。イスラエル軍はM60に対し、段階的に様々な改良を加えていますが、新しい装備の導入権限が中隊長にあるため、実際は様々な個体があります。ドラゴンのマガフ6は、キューポラをウルダンキューポラに換装、砲身にサーマルジャケットを装着、砲塔に60mm迫撃砲を取り付けたタイプで、その他車体の各所に雑具箱を増設、エアフィルターカバーを装甲タイプに換装しています。


エイブラムス・スコード #20 \1,900(+税)

巻頭の新製品じっくり解説ページはアカデミーのK1A2。レポーターはDEFモデルのオーナーのキムさんです。地元の利を活かして豊富な実車写真共に紹介。「アカデミー、いつもこれくらい頑張れば良いのに...」とため息の出る良キットです。表紙は湾岸戦争のBRDM-2と米兵の組み合わせ。当時の米軍ユニフォームの塗装についても詳しい考察が掲載されています。更に平和維持活動中の白塗りルクレール、カラーモジュレーションがうまく決まったタミヤT-55、2010年代の米軍迷彩ユニフォームの考察記事など。72ページ、英文、レターパック送付可能。



AFVmodeller #95 \2,300(+税)(売り切れ)

表紙はIBGのパイオニア。素のキットはいつものIBGクオリティですが、じっくり愛情持ってディティールアップしています。巻頭はモンモデルのPLZ05自走砲。名手アダム・ワイルダーが難易度の高いデジタル迷彩を巧みに料理しています。続いてはタコムのティーガーIIのカットモデルに仕上げた作例。ステップバイステップで紹介していますので実際にやってみたい方にも参考になるでしょう。その他ドラゴンのティーガーI中期型、タミヤのバレンタインにじっくり手を入れた作品など、今号も力作揃いです。65ページ、英文、レターパック送付可能。

ICM #35453 1/35 マギルスS3000 マウルティア \6,200(+税)→\5,580(+税)(初回特価)


ICMの新作はフォードベースのマウルティアに続く、マギルスS3000ベースマウルティアです。Kfz.3cの制式番号が与えられていました。大戦後期になるとラジエータグリルのエンブレムは省略されるようになり、マウルティアも例外ではありませんでした。カッチリとしたパーツで構成されており、ドラゴンのオペルベース、ICMのフォードベースとの作り比べも興味深いのではないでしょうか。


モンモデル MENHS-007 現用ロシア 戦車乗員セット \2,200(+税)

まだまだ手薄な現用ロシア戦車兵の中でちょっと変わったセットです。下の写真の左の2人(全身像)はパレードなどの礼装を着た姿。残りの3人は訓練や作業の際に着用するユニフォームとなっています。作業着姿はハッチから身を出している兵士が全身像、残り2人はハッチから見える範囲だけとなっています。モンモデルは最近原型師を変更したとのことで、これまでのモンモデルとは雰囲気の違う造りになっており、顔つきも眼窩の深いロシア人らしい造形となっています。


モンモデル MENTS-033 T-72B1 \8,500(+税)(売り切れ)

T-72Bは、西側に120mm砲クラスの主力戦車が配備されることに対応し、攻撃力と防御力を強化した改良型です。主砲は2A46Mに更新され、これにより砲腔内から対戦車ミサイルを発射できるようになり、射撃管制装置も新型となりました。また、砲塔は西側に「スーパードリーパートン」と呼ばれたセラミック装甲を内蔵した重装甲型に、車体には20mmの増加装甲が最初から取り付けられています。また、成型炸薬弾対策として、車体には爆発反応装甲「コンタークト1」がびっしりと取り付けられています。これにより車重が増加しましたが、新型エンジンによりA型より高い機動力を誇ります。
ただし、砲腔発射ミサイルは非常に高価なため、この発射機構を取り除いた廉価版も作られ、これがB1型です。
T-72系列研究の第一人者「グル・カーン」氏の全面協力の下にキットを設計しています。履帯は連結可動式、エッチングパーツ、透明パーツ付き。


サボットパブリケーション SP005 M1A2 エイブラムス ディティール写真集 Vol.2 \4,250(+税)(売り切れ)

ややこしいのですが、SP005はSP007の続編という立ち位置になります。
正直「エイブラムスって2分冊にするほど情報量の多い戦車なのかなあ」と侮っていましたが、本書をめくってまさに刮目。元軍人のムロスコ氏とアバンツ氏の視点はモデラーのものでは無く、まさに兵士の視点でエイブラムスが日々どのように使われ整備されているか活写しています。写真を撮られている兵士も両氏を信頼しきって撮らせているのがよくわかります。お仕着せの広報写真では無く、米兵の日常や陽気なノリがよくわかります。しかも悪いことに二人とも腕の良いモデラーなので「あ゛~、君たちのみたいところはここじゃろ、ホラ、こんなとこ見たこと無かったじゃろ、これなんか情景にするのに最高じゃろ」みたいな写真を次々披露してくれるので始末に負えません。ディティール写真も他では見られないもの多数。142ページ、フルカラー、英文、レターパック送付可能。

サボットパブリケーション SP006 M1A1 エイブラムス ディティール写真集 Vol.1 \4,250(+税)(再入荷)

いやはや、サボットパブリケーション、凄いです。「エイブラムスの写真集三冊目だし、最新型のA2じゃないし、見送りかな?」とお考えの方も、ぜひ中身をご覧になってください。サボットの強みは第一に兵隊目線であること、かつモデラー目線でもあることで、他の出版社のカメラマンが外形をくまなく追っただけの「醒めた」写真を撮りがちなのに対し、本書はエイブラムスという兵器と共に日常を送る兵士の視点で構成されていますので「エイブラムスのツボはここ」が厳選されています。ページをめくるたび「ああ、そこはそうなっていたのか、そんな風に摩耗するのか、そういう風に荷物を積むのか」と唸ってしまいます。第二次大戦を中心に作っている方も、生きている戦車がどんな風にヤレていくかリアルを追求したいと切望しているなら良い答がこの中にあります。141ページ、フルカラー、英文、レターパック送付可能。


サボットパブリケーション WM002 ストライカーMGS \3,000(+税)(再入荷)(売り切れ)

新生ウォーマシンシリーズ第二弾はこれまたWWPくらいしかモノグラフの無いMGSです。ウォーマシンはMGSの開発時点から取材を続けていただけあって今となっては見ることが難しい初期型のMGS含め、この兵器の性質がよくわかる良書です。ディティールを偏質的に追ったWWPには無い作戦行動中の写真も含まれています。64ページ、フルカラー、英文、レターパック送付可能。


サボットパブリケーション SP003 M60A2 Vol.1 \4,250(+税)(再入荷)

M60A2はその特異な外観から、模型的には結構な人気があるのですが、配備が10個大隊程度にとどまったこと、冷戦時代の車両で情報統制が厳しかったことが災いしたのか、これまではM60の資料の片隅にちょこっと登場して「まあこんなのもある」程度の扱いでした。サボットはとにかくモデラー目線の出版社なのである程度期待はしていましたが、開いてびっくり、とにかく鮮明な未発表写真のオンパレードです。
やはりここは米軍関係には何か有力なコネクションがありそうです。整備中の写真など砲塔形状やディティールが非常によく分かるもの、フィールドでの汚れ方、ヤレ方など、とにかく無駄な穴埋め写真が無く、じっくりと読み込みたい素晴らしい写真集です。本車に関し、これ以上の書籍が出る可能性は低く、かつ個人出版に近い書籍ですからお早めに。128ページ、モノクロ、英文、レターパック送付可能。

サボットパブリケーションズ SP002 M9 装甲戦闘ドーザー ディティール写真集 \4,250(+税)(売り切れ)

M9ドーザーはM1エイブラムスと梯団を組める、高速の装甲ドーザーです。その姿はハリウッド映画に出てきそうな近未来的な形をしています。固有武装は無いものの、乗員区画と機関部を集中的に守り、敵前で行動することを前提にした画期的な車両です。軍用車両であるにも拘わらず、乗員が一人(全周は満載したセンサーやカメラで視察)という点もユニークです。1986年から実戦配備されているのですが、ネット含めて極端に露出が少なく、まとまった資料はこれが初めてです。前作のエイブラムス写真集と同じく、ガチガチのモデラー視線で撮影されており「ほらほら、ここ見たかったでしょ、タコムのキットはここは省略されてるから、ココだけは手を入れようね~」という声が聞こえてきそうです。127ページ、フルカラー、英文、レターパック送付可能。


タイガーモデル #4629 レオパルトIIレボリューションI \9,800(+税)→\8,700(+税)(初回特価)(売り切れ)

タイガーモデルは新興メーカーで、正直に言って初期の作品であるVBLや1/72エイブラムスは「やりたいこと」と「出来ること」が大きく乖離していました。しかしここに来て急激にノウハウを会得したらしく、ここ数作の出来は並み居る新興中国系メーカーから一歩抜きんでた存在になりつつあります。とにかく、このレオパルトIIは箱を開けてじっくり見て欲しいと思います。肉眼では殆ど確認出来ないディティールが「記号」ではなく「実物を忠実に再現する」並々ならぬ意欲を持って再現されています。確かに価格は高いのですが、これについても資金力の弱い新興メーカーへのお布施と考えれば許容範囲内では無いかと思います。

レオパルト2A4とA5は様々な国に輸出されましたが、いずれも「ドイツの大平原でソ連の機甲部隊を迎え撃つ」ときに力を発揮するよう設計されていました。しかし、現在は大規模機甲部隊同士の戦闘が起きる可能性は少なくなった一方、市街戦や低強度紛争での生存性が要求されるようになりました。
これに対するラインメタルの回答がレオパルト2レボリューションです。
新型モジュラー装甲による、RPGなどの歩兵携行対戦車火器やIEDに対する全周防御力の向上(原型のレオ2は正面装甲は120mmクラスのAPFSDSに抗甚できるがそれ以外はせいぜい機関砲に耐えられる程度の最低限の防御力しか有していなかった)、ハンターキラー能力の付加などを核に、新型煙幕発生装置や遠隔操作銃塔などを加えたものです。レボリューションはコンセプトモデルの意味合いが強く、今のところ量産はされていません。しかし、インドネシアが購入した2RIは本車の技術を使用してオランダが売却した2NLを改修したもので、更にポーランドも2A4を2PLとして改修した車両を130両導入予定です。また、トルコも同様の車両の導入を予定しています。


タコム #2095 KrAZ-260Vトラクター+ChMZAP-5247Gセミトレーラー+T-55AMVセット(限定生産)\10,800(+税)→\9,720(+税)(初回特価)

これまでいくつかのKrAZ-260バリエーションを出してきたタコムですが、やはり本命はこの戦車牽引車型でしょうか。KrAZ-260とT-55AMVをバラバラに買うより安く、かつセミトレーラーも付いてくるというお買い得キット。ただし限定版なのでお早めに。

ドラゴン #6876 1/35 フンメル初期型 ヴィンターケッテン付 \7,800(+税)→\6,900(+税)(初回特価)

初期型の生産は久しぶりで、かつマジックトラックのヴィンターケッテンが付いてくるキットです。

アプタイルンク502 Mastering Oils Vol.1(日本語訳冊子付き) \4,000(+税)(再入荷)(売り切れ)
-油彩技法 徹底詳解 Vol.1 AFV編-

(英語版書籍に日本語訳の冊子が付属します)
原著:A4、128ページ、フルカラー、英語。日本語訳冊子:A4、22ページ、約28,000文字。(権利契約の関係で、日本語訳単体は販売できません)
レターパック送付可能。
油彩の達人ホアキン・ガルシア・ガスケス氏による、模型における油彩テクニック徹底解説本です。2017年2月に発売になるや、英語圏では(類書が既に沢山あるにも拘わらず)「これまでに無い実践的なノウハウが掲載されている」「具体的で解りやすい」と高評価を得た話題の書です。
日本では、油彩は「専門家のための画材」という肩書きから「とっつきにくい」と考えている方も多いでしょう。
しかし、それは買いかぶりです。誰でも使いやすく、長い目で見れば非常に安価(普通のモデラーならチューブ1本使い切るのすら難しい)だからこそ、数百年にわたって使われ続けていますし、かつ油彩でしか出来ないことが沢山あるのです。これはAKやアモバイミグの優れたエナメル塗料が出た今でも変わりません。むしろAK一辺倒であった数年前に比べ、欧州のコミュニティでは「油彩回帰」というべき動勢が起きており、本書の刊行もその流れの中にあると言って良いでしょう。
本書では基礎から応用まで油彩の使い方をステップバイステップで解説します。
油彩はこれが初めてという方はもちろん、今ひとつ使いこなせていないと考えている方にもお薦めです。

まずは油彩のパレットの作り方から。
「あなたが芸術家ならともかく、モデラーに大層なパレットは要らない。第一段階で必要なのは数色だけ。大仰な木製パレットじゃ無くて、段ボール紙の上に、しかも作業の前の日に出しておくのが一番良い。それは何故かというと...」と始まります。

「油彩を模型の表面に点々と打っていって混ぜ合わせる技法」では、他の解説本が「色を適当に選んで」と書いているところを「実験するつもりならどんな色を打っても構わないが、効果的な色は対象の基本塗装色によって決まっている。経験を積めばどんな色が相応しいか解るようになるが、本書ではダークイエロー、ジャーマングレー、オリーブドラブなど、それぞれに相応しい色を選んでおいた。まずはこれを試すと良い」と教えてくれます。

習作として使うのは1/48 GMC燃料トラック、KV、ヤークトティーガーと1/35 III突です。習作といえど仕上がりは非常にハイレベルなものとなります。
まずは単色迷彩、続いて冬季迷彩、最後に三色迷彩に取り組みます。これは油彩は基本塗装とのマッチングが重要で、基本塗装色が増えるとそれだけ考えることも増えるからです。
ガスケス氏はご自身のサイトを持っており、掲載作品はWebでも見られます。下の写真をクリックするとそれぞれの作品の詳細を見ることができます。
これらの作品のウェザリングの大半は油彩で行われており、本書を読み進め実践することで、この作品で使用されているテクニックが身につきます。

最初の習作であるタミヤの1/48 GMC燃料トラック。タミヤアクリルと油彩、土色のピグメントでここまで仕上がります。


二作目のドラゴンIII突(1/35)。ピグメント、水性アクリルメディウム、ハンブロールエナメルと油彩を組み合わせてより豊かな表現を身につけます。


三作目は基本塗装が白色と緑の二色である冬季迷彩にチャレンジ。作例はホビーボスの1/48ですが、タミヤを使っても構いません。


卒業制作とも言うべき四作目では、三色迷彩での油彩テクニックを学びます。使っているのは1/35じゃなくて1/48のタミヤヤクトティーガー。ピグメントと油彩で殆どを仕上げていますが、AKエナメルも併せて使用します。

ページごとに少しずつ新しいテクニックが追加されていきます。最初は懇切丁寧に、後半に行くほど読者自身で考えるべきポイントが示唆されます。序盤は油彩単体で、章が進むとピグメントやAKなど他の仕上げ材との組み合わせを身につけます。どんな難しい事象も、ひとつずつ理解していけばいつかはゴールに到達出来る、ということを実感できる秀逸な技術指南書です。
今回の入荷分は日本語訳付き(写真キャプションを含む完全訳)です。ビジュアルな本ではありますが、特に前半の理論編は写真を眺めるだけでは絶対に理解できませんから、英語の苦手な方も安心です。
AKなど出来合のエナメルを使ってみたが、今ひとつ良さが実感できない方は「なぜそうするか」の部分をしっかり学べますし、AKを使うと一定の仕上がりにはなるけど、みんなどれも同じ仕上がりになってしまって...と悩んでいる方は油彩の魅力にはまることうけあいです。

↓とても1/48とは思えない仕上がり...しかも基本塗装以外は殆ど油彩だけで仕上げています。


ミニアート #37011 1/35 T-54B 初期型(インテリア付) \7,800(+税)→\6,900(+税)(初回特価)

T-44からスタートしたミニアートのソ連の戦後第一世代戦車シリーズは、これまでほぼ時系列順に発売されてきたのですが、T-54-3とT-54Aを飛ばしてT-54Bの発売となりました。
T-54Bはあくまで西側呼称で、ソ連ではどのT-54も大雑把に「54」と呼んでいたようですが、西側分類に従って整理すると、大きな特徴は、主砲がエバキュレーター付の新型になったこと、それまでは俯仰のみであった砲安定装置が旋回方向にも働くようになった点です。このため「砲塔旋回と共に砲塔内で踊る」必要のあった装填手の危険性が一層増し、砲塔床板にターンテーブルが設置されました。キットではこの点も忠実に再現されています。
このキットは初期型の車体を再現しており、車体後部に大型燃料タンクが無く、スモークキャニスターが取り付けられています。

また、T-54Bの生産途中から装備されるようになった赤外線サーチライトと暗視装置も再現されています。これらの暗視装置は既に配備済みの車両にも順次レトロフィットされました。他のキットではサーチライトはカバーが付いた状態のみのパーツがセットされていることが多いのですが、このキットではカバーを外した状態とする事も出来、透明部品のレンズに加え、サーチライト内部の電球までパーツ化されている他、外したカバーはフェンダー上にマウントする点も再現されています。

転輪はスパイダーウェブタイプとプレスタイプのいずれかから選択でき、混ぜ履きにすることもできます。

丁寧なリサーチが結実した立体資料のようなキットであると共に、対象への深い愛情が感じられるキットです。


ドラゴン #3572 1/35 M752 ランスミサイル 自走ランチャー \7,600(+税)→\6,840(+税)(初回特価)

M752はM548をベースに開発された全装軌式の自走ミサイルランチャーで、ランスやオネストジョンを発射することが可能でした。当時の偵察技術ではこうした小型の自走式弾道ミサイルを発射前に撃滅することはほぼ不可能で、数に劣るNATO側の切り札と考えられていました。それまでの戦術核はたとえソ連軍を撃退できたとしても(主戦場となったドイツは)人の住める環境では無くなる可能性が高かったのですが、ランスに実装された中性子弾頭はドイツの土壌や建造物を過度に汚染・破壊すること無くソ連軍を撃滅できる兵器として宣伝されたのです。しかし、世論はむしろこの兵器は非人道的であると受け止め、少なくとも表向きはランスの中性子弾頭がドイツに配備されることは無かったことになっています。
何か脈絡無く発売された感のあるM752ですが、ランチャー周りの精密感などよく出来ており、ドラゴンの復調を感じさせるキットです。履帯は部分連結式で、パッドが別パーツのため、塗装マスキングの手間がありません。パッドはDS素材のため、荒目のペーパーで荒らしてやると、へたれた感じが手軽に出せます。


RBモデル 35B06D 1/35 7.5cm KwK42 L/70 パンター 金属砲身(ドラゴン用) \1,190(+税)

RBとしては珍しく、キット指定のある砲身です。毎度ながらこれだけの内容でこの値段は破壊的。レターパック送付可能。

RBモデル 35B145 1/35 7.5cm KwK44 L/70 パンターF型 金属砲身 \500(+税)

砲口にはライフリングが施されています。レターパック送付可能。

RBモデル 35B146 1/35 85mm ZiS-S-53 T-34/85 金属砲身 \500(+税)

T-34/85の1944年生産型以降に搭載された戦車砲です。砲口にはライフリングが施されています。レターパック送付可能。

※RBモデル従来品も一部再入荷しています。

フォガットン・アーカイブズ2 \5,000(+税)(売り切れ)

米軍の戦場写真班による写真集第2弾です。本家のPanzerWrecksでは「撃破された枢軸国軍車両」という縛りがありますが、本作は何でもあり。本来は敵兵器の詳細を記録したり、彼我の兵器の効果を調べるのが写真班の業務ですが、当時の最高の機材と正真正銘のプロフェッショナルの腕前で撮影しているので戦場の日常系写真も驚くほどフォーカスが決まっています。装備品の積み方が参考になる写真(例えば下記の1枚目は機銃の三脚架をトラベリングロックに引っかけていますし、ライトのレンズが反射しないよう鍋とフライパンを取り付けています) が多かったり、もの凄く良く描けたミッキーマウスが描いてある251、戦場での戦車回収シーンなど興味深いシーンが満載です。対象の撮影比率は米軍がやや多めですが、独軍車両のディティール観察に優れた写真も沢山あります。240ページ、モノクロ、英文。レターパックではお送りできません。


マソモデル MH35053 1/35 小鳥小屋セット \1,560(+税)

庭先に小鳥が巣をかけてくれるよう、庭木に掛ける小鳥小屋です。5種の小鳥小屋が計12個入っています。3Dプリントされた樹脂をそのまま梱包したものです。

※マソモデルの3D製品はデリケートなため、レジ奥にストックしています。ご来店の際はお気軽にお申し付けください。

↓こちらは従来品↓
マソモデル MH35033 1/35 じょうろセット \1,200(+税)(売り切れ)

目を疑うような精度で抜けたじょうろセットです。じょうろ本体は極薄の中空です。成型の都合上、底板がありませんので、もし底が見える状態で使いたい場合は、ケント紙やプラペーパーなどで自作が必要です。3Dプリントされた樹脂をそのまま梱包したものです。2個入り。

マソモデル MH35040 1/35 プラスチック製カゴA \960(+税)

現代なら事務所や倉庫などどこにでもある樹脂製のスタッカブルケースです。実物は両方とも半透明ですので、好きな色に彩色して使えます。3Dプリントされた樹脂をそのまま梱包したものです。2個入り。

マソモデル MH35041 1/35 プラスチック製カゴB \960(+税)

実物は両方とも半透明ですので、好きな色に彩色して使えます。3Dプリントされた樹脂をそのまま梱包したものです。2個入り。

マソモデル MH35042 1/35 プラスチック製飲料ケース \960(+税)

実物は両方とも半透明ですので、好きな色に彩色して使えます。3Dプリントされた樹脂をそのまま梱包したものです。2個入り。

マソモデル MH35042 1/35 プラスチックカゴ バリューセット \2,040(+税)(売り切れ)


マソモデル MH35047 1/35 猫セット(5匹) \1,560(+税)(売り切れ)

マソモデルでずば抜けた人気を誇るのがこのセット。1/35サイズのネコを手で造形するとどうしても大きめになるのですが、このセットはまさに1/35ジャストサイズ。しぐさも3Dスキャンしたかのようなリアルさです。3Dプリントされた樹脂をそのまま梱包したものです。

オレンジホビー G35-167 1/35 8.8cm KwK43 L/71 ティーガーII金属砲身セット(モンモデルTS-031用) \2,800(+税)

モンモデルの初版には金属砲身が付いていたのですが、砲身の中央部しか入っていませんでした。これに対し、この砲身は徹底的にディティールを追求するもの。値段は張りますが出来上がった姿は十分に元が取れたと思えるものになります。

オレンジホビー G35-168 1/35 8.8cm KwK43 L/71 ティーガーII金属砲身セット(ドラゴン用) \2,800(+税)

こちらはドラゴン用。砲身自体はモンモデル用と共通で、フィッティング用のレジンパーツが異なります。ドラゴン用の金属砲身は様々なメーカーから出ていますが、今のところこれが決定版と言えるでしょう。

オレンジホビー G35-170 1/35 M40 155mm自走砲 ディティールアップ基本セット(タミヤ35351用) \3,500(+税)(売り切れ)

M40用のエッチングセットは既にパッションからツボを押さえた素晴らしいセットが出ていますが、こちらは押さえているツボが異なるマルチマテリアル系のディティールセットです。エッチングの部分はパッションと概ね重なるため装薬庫や幌骨などにも手を加えたい方向けです。幌骨やハンドルはレジン製の治具が入っており、容易に整形できます。

レジェンド新製品入荷
レジェンド LF3D002 1/35 ネイビーシールズ#2(Mk.48MG射手) \1,700(+税)



レジェンドの3Dフィギュア第二弾です。今回の見本写真は3Dデータでは無く、実際の製品を組んで撮影したものですが、ご覧のように素晴らしいクオリティに仕上がっています。Mk.48はミニミの7.62mmx51mm NATO弾仕様で、特殊部隊作戦ではM240は嵩張りすぎ、5.56mmのミニミでは威力不足という状況を打破するために開発され、2003年からシールズで使用されています。キットは価格もリーズナブルで組立説明書も親切です。

LF1347 AVDS-1790 エンジン コンパートメントセット #3(ショットカル用)(AFVクラブ用) \7,950(+税)(売り切れ)

ショットカルに搭載された、M48/60と同じ系列のエンジンであるAVDS-1790エンジン本体、それを収める機関室内部、開いた状態の機関室上面スリットドアのセットです。エンジン本体は組み込んで良し、別に展示して良し、更にLF1346で吊り下げてエンジン交換中の情景にして良しと作り手の自由度の高いセットです。

LF1346 エンジン交換スリングセット \1,100(+税)(売り切れ)

エンジンを吊り下げるための大きな金具をエッチングとレジンで再現したセットです。エンジン本体は付属しません。

LF1345 M48/60 エンジンデッキルーバーセット(ドラゴン用) \1,100(+税)


Tigers in Combat III -重戦車大隊記録3- \9,260(+税)
(再入荷)
(売り切れ)

大日本絵画から和訳本も出た「タイガーズ・イン・コンバット」(和書名「重戦車大隊記録」)は当初3巻構成で出される予定でしたが、3は一向に刊行される気配が無く「もう出ないかもしれない」と思われていたのですが、出たのです。遂に!著者のウォルフガング・シュナイダー氏はドイツ連邦軍の軍人で2010年に退役。これによって執筆活動に時間が取れるようになったらしく、2013年にドイツ語版を上梓。2017年初頭に英語版が出版されました。ところが普段あまり取引の無い出版社だったため、問屋さんが見逃しており、慌てて発注するも既に初版は完売、今回の第二刷でようやく国内に入荷しました。第二刷だけに刷り数も少なく、早めの入手をお勧めします。
1と2はティーガー大隊の戦闘記録を詳細に追ったものでしたが、3は大きく趣を変え、ティーガーのメカニズムと運用に焦点を当てたものです。従って、1と2を読んでいなくても全く問題なく、むしろ単体展示派のモデラーは本書のみで十分、と思うかもしれない内容です。写真は1200枚!が掲載されています。著者によると「1と2を出した時点で手元に未掲載の未発表写真が5000枚くらいあった。それは載せる価値がなかったと言うより、部隊名や場所・日時の判定が不可能で、1と2には相応しく無かったという理由で掲載しなかったものも多く、本書で日の目を見る事になった」としています。更には、今回はティーガー戦車のマニュアルから直に複写した図面や写真も豊富に掲載しています。これまでティーガーのマニュアルというと、新人隊員向けの絵入り入門書である「ティーガーフィーベル」がよく知られてきましたが、本書のマニュアルはフィーベルを卒業した乗員が日常的にひもといていたものから転載されています。ドイツの公文書館にあたるブンテス・アーキフはネオナチに悪用されることを防ぐため、ナチ関係の情報には厳重なアクセス制限があり、まだまだ秘蔵の資料が眠っていると言われています。シュナイダー氏ともなると例外らしく、ティーガーのマニュアルがこのボリュームで掲載されるのは初と言って良いでしょう。以下、内容を目次から拾ってみましょう。

第1章 ティーガー部隊の創設と構築
独立部隊であるティーガー重戦車大隊は戦車隊の他、偵察小隊、工兵小隊、対空小隊や補給段列、整備小隊も付属していました。これらの小隊全ての人員構成と装備を、大はティーガー本体から小は士官の携帯するピストル1丁に至るまで、一次資料のマトリクスを使って完全に解説します。更に各小隊の分掌範囲も解説。


第2章 訓練
訓練中の乗員の様子を豊富な写真と共に解説。訓練用の演習地は場所を特定した地図と共に掲載。ティーガー工場の様子や試験施設の写真も掲載。下の写真1枚目は日本の視察団を撮影したもの。


第3章 ティーガーの操作
本書のキモ。5名の乗員それぞれの分掌事項と日常業務をティーガーの操作・整備マニュアルからの図と写真を使いながら微に入り細にわたり解説。内装付きティーガーを作るのにも最良の資料が提供されています。記事では、乗員は如何にティーガーと生活を共にしていたかを活写します。走行距離ごとに成すべき点検項目の一覧、注油箇所の一覧、整備、エンジンスタート、部品交換、冬季における注意事項、潜水走行について解説。下の写真の1枚目と2枚目はティーガーの機関室上面にある「でっかいプラスのネジ」を開けるための専用工具とそれの使い方です。記事もかなり踏み込んだもので「冬季には潤滑油が凍らないように燃料を一定量混ぜることが規定されていた。それは気温によって比率が段階的に規定されていたが、部隊では経験則による部隊特有のレシピを使っていたところも少なくない。ある部隊の戦闘詳報によると...」といった感じ。


第4章 運用
戦闘詳報をひもときつつ、各乗員が戦場で成すべき役割を解説。
装填手の仕事「...射撃戦の最中、装填手のもう一つの仕事は後座量ゲージに気を配ることである。これは復座器の左内側に付いており、最大後座量を示すスライドゲージが付いている。これがFeuer-pause(射撃を中止せよ)の目盛りまで後退してしまったら、即座に車長に申告して射撃を中止させねばならない。復座器に何らかの深刻な故障が発生していることを現しているからだ」(下の写真1枚目が後座量ゲージ)「(戦闘で)9名の装填手と無線手が意識を失った。これは過労と一酸化炭素中毒によるものだ。(重労働の)装填手を回復させるため、追加の糧食を与えねばならない」(第506重戦車大隊の戦闘詳報)


第5章 戦術
ティーガーが戦闘中に取るべき部隊行動を解説。行軍、偵察、警戒行動、戦闘の種類ごとに戦術を解説、補給と負傷乗員の手当、回収と修理、そして戦闘詳報からひもとく「プロパガンダ抜きのティーガーの防御力の真実」。無敵に思えるティーガーの装甲ですが、弱点もありました。例えば「第506重戦車大隊1943年9月30日の戦闘詳報。...1両のティーガーが200mの距離からT-34に撃たれて損傷。2発が車体側面に命中して完全に貫通。車体装甲板が歪み、変速機、無線、電装に損害。乗員が負傷。車両は回収できたが、本国に送還が必要な損害を受けた。(部隊全体で)4枚の操縦手ハッチ、4枚の無線手ハッチ、1枚の装填手ハッチ、2枚のコマンダーズハッチが吹き飛ばされ、弾片によって乗員が負傷。8門の砲身と4基の砲架が弾片によって損傷。うち3門の砲身の損傷は甚だしい。3基の最終減速器が車体への被弾によって故障。車体の突起部分に砲弾が当たって方向が変わったのが原因(ショットトラップのような現象が起きた)。1台は1センチの亀裂が生じ、油漏れが起こった。1両は本国に送還が必要...」

写真・記事とも市販本では初出となる情報が満載です。シュナイダー氏は「市販のティーガー本は山のようにあるが、殆どは資料を孫引きに孫引きを重ねて書いてあるとしか思えない。書き写せばそれだけ間違いが増え、著者の勝手な思い込みと厳然たる事実とまぜこぜになる。私は本書を書くための情報として、可能な限り一次資料を用いた。もちろん私にも誤謬はあるだろう。しかし類書に比べ本書は遙かに高い信頼性を持つ」と述べています。
まさにティーガー好き必携の一冊で、研究者を自称するなら本書を買わないという選択肢はありません。今後このテーマで本書を超えるのはかなり困難でしょう。512ページ、モノクロ/一部カラー、英語(図表は一部独語)、現地で69.95ポンド(約10,090円)ですが、問屋さんに頑張って安くして貰いました。その分、非常に薄利です。申し訳ありませんが送料無料の対象となりません。レターパックでは到底お送りできません。

ブロンコ CB35120 1/35 トゥーランI \7,800(+税)→\6,900(+税)(初回特価)

トゥーランI(40.M)はチェコの未成に終わった輸出向け戦車をベースに、ハンガリーで独自の設計を付加した戦車です。前面装甲は50mm、主砲はハンガリーの標準的な対戦車砲である40mm砲(弾薬はボフォース40mmと共通)と開発当時としては悪くない性能を持っていました。ハンガリーの貧弱な工業インフラのため、2年間で僅か280両あまりが生産されたにとどまりました。車体を流用したズリーニィー自走砲の母体ともなりました。数年前ズリーニィーが発売されたとき、ハンガリーファンは誰しも「これでトゥーランも」と思ったのですが、随分時間が掛かってしまいました。箱絵ではわかりづらいのですが、末期に登場したパンチングメタルの増加装甲を付けたタイプとして完成させることも可能です。


タコム #2051 1/35 ティラン4 \6,500(+税)→\5,850(+税)(初回特価)

イスラエル軍は第三次中東戦争と第四次中東戦争で大量のT-54を捕獲し、改造を施した上で「ティラン4」として使用しました。改造の程度は様々であり、本体はほぼそのままで地雷処理アタッチメントを付けたもの、主砲を105mmに換装したものまでありました。本キットは、主砲こそ100mmのままですが、無線機をイスラエル仕様に変更、雑具箱やラックを増設し、フェンダー上にジェリカンを増設したり車体後部の外部燃料タンクやソ連製の赤外線暗視装置を取り外したり、車体前部にアタッチメント基部を付けたり、機銃を西側製に換装したりと、とにかくあちこち手を入れた仕様です。箱絵は南レバノン軍所属車で、敵味方識別のために塗られた、青を基調とした二色迷彩が新鮮です。




デザートイーグル TWR-1 遺棄されたIDF車両 Part.1 ティラン4/5/6 \4,600(+税)

デザートイーグルの新シリーズで、IDFのスクラップヤードにある車両を接写していく趣のようです。Part.1はティラン4/5/6(T-54/55/62)です。10万両も生産されたT54/55ですが、実はモデラー向きの写真集で現在入手できるものは少なく、T-62なら尚更です。部品が部分的に失われているため普段見ることができない部分もいろいろ写っており、1枚1枚の情報量が多くて楽しめます。ティランに関してこれ1冊で全部解るとはいきませんが、ある程度研究テーマを持ってT54~62系列を調べている方は有用な情報が見つかる可能性が高いでしょう。南レバノン軍の使用した車両にはレバノンブルーが残っています。もちろんタコムのティラン4用資料としても有用です。82ページ、フルカラー、英語、レターパック送付可能。


タコム #2070 1/35 M47 パットン /G 2in1 \6,500(+税)→\5,850(+税)(初回特価)

第二次大戦後、米軍はM26のエンジンとトランスミッションを換装した改修車両をM46パットンとして制式化しました。改造母体のM26が底をついたところで、信頼性が確立したM46の車体にT42試作戦車の砲塔を載せるよう設計変更を行って新造したのがM47で、やはり「パットン」と称されました。これは予算獲得の際「新兵器」ではなく「既存車両の性能向上型」と申請した方が通過しやすかったという背景もあるようです。
T42砲塔は、当時最良の射撃管制装置であったステレオ式光学測距儀を搭載したのが特徴で、数の上では劣勢であるNATO軍にとって、本車の優れた遠距離砲戦能力はまさに望まれた仕様でした。また、T-54の正面装甲を貫通できなかったM46のM3A1に対し、本車のM36 90mm砲はHVAPならばギリギリ貫通できたとされています。
M47は古いイタレリのキットしか無かったため待望の新製品です。
本キットは、米軍仕様のM47か、砲塔の手すりが異なり、スモークディスチャージャーの付いた西独仕様のどちらかを選択可能。主砲のデフレクター*は4種から選択可能です。
*西独軍の場合、殆どの個体は(3)で、少数の(2)を見ることができます。また、マニュアルには(4)が載っているため、(4)が一番旧式のようです。
デカールは米軍、西独軍の他、ヨルダン軍(箱絵)やボスニア・ヘルツェゴビナ戦争のクロアチア軍など6種から選択可能。透明部品付き。履帯は部分連結式。
しかし、こういう場合、箱絵は売れ筋の西ドイツ軍を選択するのが筋なのですが、タコムは相変わらず飛ばしてます(^^;


タコム #2072 1/35 M47 パットン E/M 2in1 \6,500(+税)→\5,850(+税)(初回特価)

こちらはエンジンをディーゼルに換装し小改良を加えたE1型とエンジン換装と射撃管制装置の更新を行ったM型のどちらかを選択できるキットです。
米軍はM47の改良よりM48への更新を選択したため、どちらも武器供与された諸外国でのみ見ることができるタイプです。
M型は革命前のイラン軍(箱絵)とパキスタン軍に供与されたM47が現地で800両あまり改修されたと言われています。上に上げた写真では解りづらいですが、防循カバーの有無は選択式です。

新紀元社 AFVモデル ウェザリング ガイド \3,200(+税)

ブラックアンドホワイト(B&W)技法で知られる、ホセ・ルイス・ロペス氏と「マスタリングオイル」のホアキン・ガルシア・ガスケス氏によるAFV塗装指南本です。日本語タイトルは「ウェザリング」となっていますが、基本塗装含めて、組立終了後の工程を解りやすく説明したものです。ロペス氏はB&W技法を更に進化させた作例を、ガスケス氏はまだ日本ではあまり馴染みの無い「天頂光表現」を初心者にも解りやすく説明。要は「基本塗装だと思ってべったり塗るのはもう古い」というところです。マスタリングオイルでは簡単に説明されていた部分がよくわかります(逆に言うと油彩の部分はかなりあっさりした説明になっている)。新紀元社の翻訳本の常として日本で手に入りやすい材料などの解説も付いており、出戻ってきて「一通り勘を取り戻したので今風の塗装とやらを試してみるか」という方に特にお薦めで、ベテランで自分の作風が確立している方が「欧州モデラーの最近の方向性をざっくり掴み取り込める部分は取り込みたい」のにも最適です。96ページ、フルカラー、レターパック送付可能。

ミニアート #37008 1/35 現用米 海兵隊戦車兵セット \1,600(+税)

まさにかゆいところに手が届くセット。米海兵隊戦車兵は陸軍と微妙に軍装が違っており、インジェクションでは殆ど製品がありませんでしたが、ようやくこれで海兵隊のエイブラムスが気軽に作れるというものです。ポーズも汎用性の高いものとなっています。

ミニアート #35222 1/35 WWII フィンランド戦車兵 \1,600(+税)

ミニアート、企画冴えまくっています。レジンですら殆ど製品が無いフィンランド戦車兵を的確な考証で再現した非常に貴重な戦車兵セットです。

ミニアート #35226 1/35 WWII ソ連戦車跨乗歩兵 \1,600(+税)

これまで夏服のタンクデサントはあちこちから出ていましたが、これは貴重な冬服セット。タンクデサントらしく3人がPPSh-41ですが、モシンナガンライフルにはスコープを付けることも出来、分隊を支援する狙撃兵といった趣にも出来ます。他にDP機銃兵が入ってます。

ミニアート #35204 1/35 SU-85 1944年初期型(フルインテリア付) \7,800(+税)→\6,900(+税)(初回特価)

ミニアートならではのキメの細かいバリエーション展開で、SU-85の3つめのバリエーションです。ついこないだまで「85Mばっかりじゃなくて85も出してくれ!」と長年叫んできたソ連ファンの悩みがウソのようです。1943年中期型との違いは防盾のフック形状ですが「それだけじゃ流石に納得してもらえないだろ」ということで転輪3種(もっとも初期の中央に段差が有るタイプ、段差が無くなったタイプ、段差が無くゴム縁に刻みが入っているタイプ)が入っており、蓋を開けると「え、SU-85ってこんなに転輪多かったっけ(^^;」と驚く内容です。これらの転輪は1個体で混ぜ履きしている例も多く、T-34にも付けることができますので、ちょっとしたおまけながらソ連ファンには嬉しいところです。デカールは7種でどの転輪を使うべきかもしっかり指示されています。

MJミニチュア MJ35004 1/35 WWII独 戦車兵 \1,800(+税)

MJミニチュア、1/35第二弾はリードグリーンのデニム地ユニフォームの戦車兵です。戦争中期以降配布されるようになったこのユニフォームはウールのパンツァージャケットに比べて夏場を凌ぎやすかったため、戦闘中でも着用している例がよく見られます。デザインには幾つかバリエーションがあるようですが、MJ35004はズボンに大きなポケットが有るタイプを再現しています。使いやすい指さしポーズで、ラインナップにはこのポーズは必須と言うことで入れたのでしょう。スペアヘッドもよく出来ており、会話中のヘッドとして重宝します。

MJミニチュア MJ35005 1/35 WWII独 戦車部隊将校 \1,800(+税)

やはり作業ユニフォームの将校です。地図を見るポーズは平凡と言えば平凡ですが、やはり使いやすいもので、ラインナップに一つは必要ということで商品化されたのでしょう。こちらはズボンにポケットが無いタイプで、将校らしく図嚢を下げています。ヘッドも実によく出来ており、いずれはヘッドセットとして別売りして欲しいクオリティです。スペアヘッド付き。

MJミニチュア MJ35005 1/35 WWII独 戦車兵セット(2体セット) \3,240(+税)


テクニックマガジン タンカー#01 エクストリームラスト(日本語版) \1,843(+税)

AKとモデルアートがコラボレーションした日本語書籍の第二弾は「タンカー」誌#01の日本語版です。生きている車両のサビ方、放置車両のサビ方、ソフトスキンのサビ方、炎上した放棄車両のサビ方などなど様々な錆について徹底的に追求します。更には建物のサビ、コンテナのサビなどAFVに限らない作例も入っています。寄稿しているライターによってテクニックは様々ですが「手軽にサビが表現できる」ではなく、かなり手の込んだ技法が紹介されています。また、錆だけで無く鋼材自体の質感を塗装で表現する方法も多彩に紹介されており、本書は車両の経年変化を再現する入門書であると言っても良いでしょう。日本人は淡泊なモデラーが多く、サビ色をちょろっと塗り「錆びてますよ」という記号で満足してしまうことが多いのですが、本書を見ると塗装テクニックに関して、日本と西欧の間には大きな技術格差/観察~思考力格差があると言わざるを得ません。一時「生きている車両がそんなに錆びるわけ無いだろ!」と思うくらい過剰に錆びさせている作例が横行した時期もありましたが、本書はそれを超えて更なる高みが見えてきた感じです。96ページ、フルカラー、レターパック送付可能。一般書店流通はありません。

Tankograd TG-WH 4021 統制型兵員輸送車 PKW \2,000(+税)(売り切れ)

戦前のドイツは世界有数の工業国でしたが、自動車メーカーの基盤は弱く、単一のメーカーで軍が必要とされる特定車種を一括納品できるところはありませんでした。このため、統制規格を作り、各メーカーがこの規格に則って生産することとなり、Einheits-PersonenKraftWagen(統制型 兵員輸送車)が誕生しました。アインハインツPKWは「軽」「中」「重」に分かれ、基本となる兵員輸送型の他、無線車や対空車両、砲兵隊が使う対砲兵用射撃用聴音車、果てはスピーカーを取り付けた街宣車なども作られました。また、用途を示すKfzナンバーの他、メーカーごとの型番もあり、例えばタミヤが「ホルヒ1a」の商品名で発売しているのも統制型PKWの1車種で、制式名称は「Kfz.70 ホルヒ108タイプ1a」です。統制型という割にやたら車種が多く、メーカー名と制式名が並列していて非常に解りづらいのですが、本書はこれを系統立てて解りやすく解説し、ヨッヘン・フォラート氏秘蔵の未発表写真を満載したものです。本書を読めば、これまで記録写真に写っていた「名も知れぬドイツソフトスキン」が判別できるようになり、かつモデリングの資料を探すのも容易になります。80ページ、モノクロ、独英併記、レターパック送付可能。


サンダーモデル #35101 ベルゲヘッツアー後期型 \5,800(+税)

遅れていたサンダーモデルのベルゲヘッツアーが到着しました。これまでと大きく路線が違い、いきなりドイツもので大丈夫か?と言う気持ちもあったのですが、良い意味で裏切られました。CAD/CAM設計においても、最後は設計者の経験とセンス、労力を厭わない勤勉さと誠実さ、対象への愛情が大事だということがよくわかるキットです。例えばフェンダーのリブですが「突起がある」という「記号」にならず、プレス加工で緩く曲がった様子が見事に再現されており、その他の場所も、それぞれそのパーツが持つ機能や意味を理解してひとつひとつのパーツが設計されています。クランプなど含めエッチングを使う事が前提のため、ズブの初心者には手強いでしょうが、ドラゴンがきちんと組めるなら軽く料理できるでしょう。パーツ数も350程度と手堅くまとまっています。どうやらサンダーモデルは外部監修を受けているようで、本キットでも繊細な考証の下に設計されています。お薦めです。

なかなか雰囲気の良い足回り


マッドガードとフェンダーは裏表にモールドあり。



かなり丁寧に網羅されたエッチング、金属製ケーブル、極小鎖、レジン製タグアイ、メーターパネルの計器は彩色済みエッチング。


モンモデル SS-011 BMR-3M 地雷処理車 \8,400(+税)→\7,560(+税)(初回特価)

ロシア版ABVと言うべきBMR-3Mですが、開発の歴史は非常に古いものです。ソ連/ロシアはアフガンで凄まじい地雷の洗礼を受けており、そのとき地雷処理に当たらせたT-55ベースのBMR-2がいとも簡単に破壊されているのを見て、T-72ベースのBMR-3の開発を決意します。BMR-3Mはこれを大幅に改良したもので、エンジン、シャーシ、サスペンションなどはT-90相当のものに換装してあります。全周にはコンタークト1爆発反応装甲を装着、遠隔操縦銃塔を備えています。装着しているマインローラーはKMT-7と呼ばれるローラーとKMT-8プラウ(鋤)を併設したもの。ソ連は伝統的にマインローラーを採用していたのですがKMT-6ではプラウを採用。結局一長一短あると言うことで両方が付いたKMT-7に落ち着いたようです。
BMR-3Mは第二次チェチェン紛争に投入され、期待通りの働きを見せたと言われています。
キットはもはや鉄板のクオリティのモンモデルスタンダートと呼べるもの。巧みなディティール再現や手際の良い部品分割でこの複雑なディティールを持つ車両をあますところなく再現しています。履帯は連結可動式。


AFVmodeller別冊 スーパーキング(再販) \9,800(+税)(売り切れ)(5/14夕刻再入荷予定 ご予約受けたまわります)
5/14入荷分、ご予約のみで完売しました。

2014年に発売された「スーパーキング」は、AFVmodeller編集長であるデビット・パーカー氏がトランペッターの1/16ティーガーIIをセミスクラッチといってよいレベルで作り込んだ作例、実車の記録写真と公式図面などの資料、現存する実車写真(レストア途中の撮影で現在はもう見る事の出来ない部分含む)を一冊にまとめた豪華な大著で、1万円を越す値段だったこともあり、多くのモデラーが「欲しいけど手が出ない」と躊躇している間にあっという間に版元品切れ、その後は印刷指示ミスで表紙の色が薄い版がバーゲン品として少数入荷したものの、その後は市場から消えていました。今回はパーカー氏が監修したモンモデルのティーガーIIが発売されたことを契機として、特別に再販が掛かったものです。「数は刷れないので、ソフトカバー版は無理。ハードカバー版のみとする」ということで、雑誌の別冊という性格もあり、文字通りこれが最後の入荷になると思います。モンモデル/タコムのインテリア付きティーガーIIを作るのに最高の資料であり、車両研究家にとっても必須の資料です。452ページ、ハードカバー、カラー/モノクロ、英語、レターパックではお送りできません。また、今回ギリギリの安値で入れました(現地で65ポンド、おおよそ9600円です)ので、申し訳ないのですが、送料無料の対象外とさせていただきます。


タミヤ MM355 マチルダMk.III/IV ”ソビエト軍" \3,900(+税)→\3,510(+税)(初回特価)

ソ連軍がレンドリース車両のひとつとして受領したマチルダは、重装甲を誇る一方、上部転輪とスカートの隙間に雪や泥がつまりやすく、しかも構造上、サイドスカートが簡単には外せない、履帯のデザインが凍結地などでは横滑りを起こしやすいという苦情が寄せられました。このため、上部転輪を廃してスキッドに変更する、履帯を変更するなどの改良を施したタイプが新たに送られました。タミヤのキットはこのソ連軍仕様マチルダを再現したもので、完成後はよく見えなくなるスキッドもきちんと再現しているほか、履帯はプチ填め式の連結可動式(しかも素材はその他のパーツと同じスチロール樹脂、センターガイド穴もきちんと開いている)、後期生産型のマチルダの特徴であるスリットの無い車体前面用具箱蓋を装着しており、ソ連兵2体のフィギュアが付属する、という充実の内容です。マチルダ自体も名作の誉れ高いもので、先のバレンタインと合わせ東部戦線の情景を楽しむのにもってこいです。


ミニアート #355574 ビール瓶&木箱 \2,400(+税)

シャンパン、ミルク、ワインなど幾つもの瓶シリーズを出してきたミニアートですが「真打ちは最後に取っておくものだ」と思ったのかどうか解りませんが、遂にビール瓶の登場です。木箱はビール専用の新金型(12箱分)。ビール瓶は緑と茶色の透明プラがそれぞれ6枚ずつ=120本ずつとたっぷりです。ビール瓶自体は現代のものとあまり形状が変わりませんので、インクジェットプリンターをお持ちの方は銘柄を替えて楽しむことも可能でしょう。情景ファンは決してスルーできないセットです。


Tankograd TG-US 3029 リフォージャー87 サーテン・ストライク \2,000(+税)(売り切れ)
-冷戦下最大の渡洋増援演習
-

冷戦期に欧州で毎年行われる大規模演習「リフォージャー」は実際の市街地を使って莫大な費用を使って行われるだけに、NATO軍の練度向上はもちろん、東側諸国(ソ連とワルシャワ条約機構軍)にその技量を見せつけ、実際の戦争に及ぶことを思いとどまらせる抑止力としての効果も重視されていました。もちろん費用やらなんやらの関係で全面フルパワーでの演習はできないので、毎年何かしらのテーマを掲げ、そこを重点的に行うというパターンが多かったようです。冷戦期のパワーバランスは、もし東側が本気を出したら欧州諸国軍と在欧米軍では防ぎきれず、米本土から空輸される機甲部隊が如何に早く到着するかが勝敗の鍵を握っていると見なされていました。リフォージャー87はこの「米軍の持つ途方も無い空輸力」を見せつけるため、米空軍が本気で空輸作戦を展開した冷戦期屈指の渡洋大演習です。当時のNATO構成車両の様々が見られるのはもちろん、米軍の当時の最新装備であるIPM1はもう見る事の出来ない車両だけに貴重です。64ページ、フルカラー、英独併記、レターパック送付可能。


Tankograd MFZ-S 5064 ドイツ連邦軍のM48 -冷戦期の戦士- \2,000(+税)(売り切れ)

ドイツ連邦軍が35年にわたって使用を続けたM48を年代順に振り返る貴重な一冊です。M48は戦後第一世代の戦車で、西ドイツ軍は1957年から使用し、1963年にレオパルト1が配備されるまでは実質的に西ドイツ軍の主力でした。レオパルト配備後も様々な改良を加え、90年代まで使用されました。本書はタンコグラッドならではの貴重な記録写真目白押しで、とにかく資料の少ない冷戦時代のM48を情報量の高い写真で解説しています。本文ではT-54/55との冷静な比較もされています。64ページ、モノクロ/カラー、英独併記、レターパック送付可能。


Tankograd TG-US 3026 M1 エイブラムス ブリーチャー 強襲啓開車両 \2,000(+税)(再入荷)(売り切れ)

ABVは情報の少ない車両で、VP/サボットのWM01かこの本くらいしかまとまった資料はありません。ライフィールドのキットが発売されたのに合わせて再度入れてみました。写真中心のWM01に比べ、テキスト含め構造解説まで踏み込んでいるのが本書で、お互いを補完するような内容です。どちらも良書ですが、もしフトコロに余裕があったらどちらも手に入れておきたいところです。64ページ、フルカラー、英独併記、レターパック送付可能。


タンコグラッド
TG-F9014 FV432 全装軌兵員輸送車 \2,000(+税)(再入荷)
(売り切れ)

タコムからファン待望のキットが発売された、FV432を詳説する唯一と言って良い書籍です。本書は、開発の経緯からプロトタイプに始まり、Mk.1,Mk.1/1,Mk.2を経て、タコムがキット化したMk.2/1をあらゆる角度から解説します。また、迫撃砲搭載型、戦場捜索レーダー搭載型、指揮車型、GPMG砲塔搭載型についても解説します。64ページ、フルカラー、英独併記、レターパック送付可能。


ドラゴン #6858 1/35 Sd.Kfz.250/7 A型 自走迫撃砲 \6,800(+税)→\6,210(+税)(初回特価)

このところ250系の展開に熱心なドラゴンから非常に貴重な迫撃砲型が発売です。迫撃砲は構造が簡単で、精密な射撃は不得意ですが、早い発射速度、塹壕に隠れた敵兵の有効性など近接火力支援において非常に有効な兵器です。現在でも殆どの軍隊が同様の自走迫撃砲を使用しています。250/7は8cm迫撃砲を車内の台座に固定し安定した砲撃を行えますが、この台座から外して車体後部に搭載した台座に乗せ替えて射撃を行う事も出来ました。この機構も現用の自走迫撃砲に採用されており、250/7はこの手の兵器の先駆者であり、かつほぼ完成されたデザインでした。キットが再現したのは戦争前期に使用されたA型車体(アルテ車体と呼ぶ研究者も多い)ベースです。車体上部は新金型、戦闘室内に所狭しと並べられた弾薬箱など模型映えのするキットです。履帯はマジックトラック。



サボットパブリケーション WM001 M1 ABV \3,000(+税)(売り切れ)

惜しまれつつ廃業となったバーリンデンプロダクションの書籍データを引き継いだサボットが出版する、新生ウォーマシンシリーズです。バーリンデンの写真のうち、アナログ写真はネガをデジタルスキャンして再構成しているため、解像度や色再現の点でも原著、いやそれ以上のクオリティです。ABV自体まとまったモノグラフはタンコグラッドくらいしか無いため、今回の書籍もその貴重さはいささかも損なわれていません。価格も良心的です。64ページ、フルカラー、英文、レターパック送付可能。


※同人誌のみをご注文の場合、お支払い方法は銀行振込のみとなります。 MJミニチュア入荷!
現在、若手フィギュアペインターの筆頭とも目されて、世界中のフィギュアメーカーから「我が社のフィギュアの完成見本を塗って欲しい」と注文が引きも切らないM.J.キム氏が立ち上げたのがMJミニチュアです。その人柄の良さでも知られるキム氏は世界中の原型師と親交があり、これまでも数々の素晴らしいフィギュアを発売してきました。しかし残念ながら大スケールのバストモデルが多く、日本では殆ど知られていませんでした。しかし、とうとう1/35にも進出するということで、日本での代理店もM.S.モデルズさんに決まりました。アルパインと並んで、高品質でリーズナブルな価格設定のフィギュアメーカーとして要注目です。

MJ Miniatures MJ35001 1/35 WWII 米 空挺兵 (1) \1,800(+税)

M1942ジャンプスーツの空挺兵です。このジャンプスーツは地中海~イタリア戦線で空挺降下に初めて使用され、その後ノルマンディでも使用されました。前綴じにファスナーを使ったり防風性能に気を配ってあったりと空挺降下のために様々な工夫がしてあったのですが、耐久力が無く、ノルマンディ上陸前にイギリスで訓練している部隊はあちこちに補強パッチを着けて使っていました。ノルマンディ降下後は回収されて空挺兵は歩兵と同じM1943ジャケットで戦うようになりました。このため、ノルマンディ上陸作戦を現す記号として使えるフィギュアです。スペアヘッド付き。

MJ Miniatures MJ35002 1/35 WWII 米 空挺兵 (2) \1,800(+税)

こちらもM1942ジャンプスーツ姿の空挺兵です。M1トンプソンで武装し、図嚢を下げた下士官として造形されています。無帽ヘッドもよく出来ており、これだけでも欲しくなる極めて高品質のフィギュアです。

MJ Miniatures MJ35003 1/35 WWII 米 空挺兵セット (2 体セット) \3,240(+税)(売り切れ)


今回入荷分は全てM.J.キム氏の直筆サイン入りボックスに入っています。


ドラゴン #3578 1/35 マガフ3 ERA付き \7,200(+税)→\6,480(+税)(初回特価)

ドラゴンは#3567でもマガフ3を出していますが、これはキューポラがオリジナルのままで主砲とエンジンを換装した状態でした。「まあこれでもかろうじてマガフ3ではあるけど、オレの作りたいのはこれじゃないな」と思った方も多かったのでは。今回のERA付きは単にERAを付けただけではなく、キューポラをウルダン社製キューポラに変更、砲塔上にマシマシで機関銃を増設した姿をキット化しました。ERA(爆発反応装甲)はもちろん、機銃なども非常にシャープな新金型で起こされています。ブラックレーベルで一気に信頼を失ったドラゴンですがようやく復調の兆しが見えてきたようです。


CMK T35023 1/35 スコダLT vz.35 /Pz.Kpfw.35(t)(限定版) \2,800(+税)

タミヤ箱の限定キットで流通したこともあったのですが、CMK箱での入荷は本当に久々です。今回のキットはチェコ軍の戦車兵(ドイツに併合される前のチェコ軍)のレジンフィギュア2体付きです。デカールも筆頭は併合前のチェコ軍(車両ナンバー複数)となっており、2番目がドイツ側に付いたスロバキア軍。「まあでもドイツのマーキングも入れとかないとセールスが不安だよね」ということで第11装甲連隊(ポーランド戦の白い鉄十字入りで貴重)とトーテンコップ自動車化歩兵部隊も入っています。後者向けに白い髑髏マークも入っていますが、添付位置は示さず「こっそり入れておきましたよ」という感じです。

ライフィールドモデル RM-5011 1/35 M1 突撃啓開車両 "ブリーチャー" \9,800(+税)→\8,820(+税)(初回特価)

殆ど一人で切り盛りしているライフィールドモデルはとにかく告知が下手くそで、本キットにおいても、発注段階では、最大の見せ場であるM58 MICLIC地雷除去爆索コンテナの内部が再現されているかどうか、まったく告知されていませんでした。決して安くないキットだけにこういうときはドキドキです。しかし蓋を開けてみれば心配は杞憂に終わり、発射ロケットはもちろん、爆薬もエエ感じでパーツ化されており、ハッチは開閉選択式となっていました。コンテナも完全に別パーツになっていますので、コンテナを搭載中の情景なども手間無く製作可能です。輸入代理店の方に伺ったところ「ライフィールドのオーナーはとにかく真面目」だそうで、こういった細かいディティールを積み上げて全体を構成するようなキットに非常に向いています。モールドは非常にシャープで、細かいディティールも手を抜かずきちんと再現されています。事前にキットの仕様をもう少し丁寧に説明するだけでもっと受注が増えると思うのですが...履帯は部分連結式です。
【実車について】
M1 ABV(Assault Breacher Vehicle)は直訳すると「突撃啓開車」となる、地雷処理車両です。同じM1のパンサーIIが伝統的な地雷ローラーのみを装備し、機甲部隊の梯団の先頭に立って地雷原啓開をする車両だったのに対し、本車は低強度紛争地域でより効率的に地雷除去を行えるようマインプラウに加えM58 MICLIC地雷除去爆索2基を装備しているのが特徴です。これがどのようなものか、ご存じ無い場合はこの動画をご覧ください。加えて、車体は爆発反応装甲でびっしり覆われており、敵が妨害を行う中でも作業を実行することが可能です。外観も悪魔的であり、これは敵に威圧感を与えることも計算に入れていると思われます。既にアフガンに派遣され、現地ではすこぶる高評価を受けています。


ライフィールドモデル RM-50091 1/35 M1A1/A2 T-158 ”ビッグフット" 連結可動履帯 \3,400(+税)

120mm砲搭載型のM1とその派生車が履いている、通称「ビッグフット」履帯です。ダブルピンの連結可動履帯として非常にまっとうな部品分割となっており、ポイントとなる側面形状もきちんと再現されています。M1のリーズナブルな連結可動履帯が欲しい方にはベストの選択といえます。治具付き。

モンモデル SPS-037 1/35 ティーガーII 内装キット \4,900(+税)→\4,410(+税)(初回特価)(売り切れ)

発売が遅れていたティーガーII用の内装キットです。こちらはライバルのタコムに手の内を曝さないためか殆ど情報の開示がなく悶々としていた方も多かったでしょう。結論から言うと、流石デビット・パーカー氏の監修を受けただけあった、押さえるべきところをきちっと押さえたキットで、期待を裏切りません。CG段階ではリアリティに欠けていた部分もきちんと実感を持ったモールドになっていますし、完成後は殆ど見えなくなる部分も丁寧に再現されています。こういうキットは完成まで一直線と言うより「へえ、ここはこんな構造になっているのか」と知見を広げながらじっくり組むのが本道で、本キットはその期待に応えてくれるでしょう。もしデビット・パーカー氏の「スーパーキング」がお手元にあればひもときながら楽しみたいキットです。ただ、このキットを見ると、タコムはあの値段で良くあそこまで頑張ったな...と思わせる部分があります。部品の一体化はタコムの方が進んでいますし「ここは見えなくなるから省略しても良いよね」的割り切りはタコムの方が巧みであり、本キットの登場によってタコムのキットの価値がなくなったとはいえません。


モンモデル HS-006 1/35 現用ドイツ連邦軍戦車兵セット \2,200(+税)

売り子にもお客様にも共通の疑問として「これだけ人気のあるドイツ連邦軍の戦車兵がなんで出ないんだ」というのがあったと思うのですが、ようやくミッシングリンクス?が埋まりました。と言うかこのキットがどんどん売れて他のメーカーにも続いて欲しいです。セットはNATO域内を想定した2人とISAF任務に就いている開襟/半袖の2人のセットです。いずれも全身像でポーズはオーソドックスですが、定番として相応しい品質です。


モンモデル TS-032 1/35 米海兵隊 M1A1 AIM/米陸軍 M1A1 TUSK I \8,200(+税)→\7,380(+税)(初回特価)

モンモデルの凄さを知らしめた前作M1A2の流れを汲んだキットで、インパクトとしては弱くなりますが、M1ファンには絶対必要なキットで、お客さんへのサービスの性質が強いキットです。塗装例は4つですが、いずれかも外装は同一ではなく、オーバーホールごとにリビルドされて少しずつ外観が変わっていくM1のツボを押さえた好企画です。流石はサボットパブリケーションのサポートと凄腕設計士のスン・リャンさんのコンビによるキット。TUSK Iの個体が車体はNATO三色迷彩、TUSK装備のみデザートイエローになっているのも堪りません。エイブラムスファンの期待を裏切らないキットです。普通の方にはA2の方がウケるので、いったん市場から無くなると探すのが難しくなるキットです。欲しい方はお早めに。



Ammo by MIG-8500 1/35 ティーガーII 1945 2in1(限定キット) \8,900(+税)

タコムのティーガーIIヘンシェル砲塔初期型のキットにパーツを追加したり差し替えて、1945年3月の最終生産車か、「もし戦争終結が遅れていたら」設定で105mm砲に換装しステレオ測距儀を装備、暗視装置を搭載、新型機関室レイアウトを採用したif型のどちらかを選んで組み立てるキットです。MIGによる架空迷彩も多数収録されており、彼のファンなら文句なく楽しめます。タコムのキット自体が再生産の間隔が長く、限定版と謳われているので本キットの入荷は今回限りとなる可能性が高いです。サイドスカートは初期型のままですし(このあたりになるとどの個体もサイドスカートは外してますが)、箱絵を見ておわかり頂けるように、機関室の燃料タンク排気パイプが省略されているなど考証的には少し荒っぽいですが、ユーザーでフォローできる範囲であり、迷っている内に買い逃し>「やっぱり買っておけば良かった」とならないようにするべきキットです。


タコム #2050 1/35 マウス試作2号車 \6,900(+税)→\6,210(+税)(初回特価)

ドラゴンのマウスは同社の黎明期の製品であり、組みづらく、考証的な誤りも多いため、本当ならどこかがもっと早くちゃんとしたキットを出すべきだったアイテムで、このキットの登場によりスケールキットとしてドラゴンのキットは役割を終えたと思います。


タコム #2050 1/35 マウス試作1号車 \6,900(+税)→\6,210(+税)(初回特価)(ご予約のみで売り切れ)

良い意味でタコム狂ってます(^^)

Master Club MTL-35095 1/35 ティーガーII用履帯(中期) Gg26/800/300(金属製) \6,000(+税)(売り切れ)

ティーガーIIに1944年5月から採用された、9枚歯の起動輪用履帯です。研究者によってはKgs73/800/300とも称します(←たぶんこっちが正しい)。1944年11月から実験的に採用された18枚歯用履帯と併用され、1945年3月まで標準的な履帯として使用されました。他社の履帯と比較しても抜群の精度と再現度であり、決定版といって良いでしょう。値段が高いのが玉に瑕ですが、気合いを入れて作りたい方には強くお薦めします。


従来品のリベット・ボルト類も今なら比較的(^^;揃っています。

リアリティインスケール
ランドスケープマット


手軽に使える情景マットです。初心者には作りづらい、情景の地面を出来合とは思えないクオリティで作り込んであります。同社から発売の情景素材と併せたり、ピグメントで味付けしたり、エアブラシで調子を変えたりと工夫次第で更に良いものになります。スポンジの上に作ってあり、ハサミで切り取ってサイズ調整することも容易です。手作り品に近いため個体差があります。大きさ約195mm×300mm(ほぼA4サイズ)。レターパック送付可能。
※フィギュアは付属しません。

Reality in Scale MAT03 ランドスケープマット(野草の草原3)\2,520(+税)


Reality in Scale MAT05 ランドスケープマット(野草の草原5)\2,520(+税)


Reality in Scale MAT07 ランドスケープマット(起伏のある草原1)\2,520(+税)

起伏の位置や数は個体により異なります。

Reality in Scale MAT08 ランドスケープマット(起伏のある草原2)\2,520(+税)

起伏の位置や数は個体により異なります。

Reality in Scale MAT12 ランドスケープマット(石混じりの草原)\2,780(+税)

石の大きさや数は個体により異なります。

Reality in Scale BAS01 地面ベース素材セット(ライトブラウン)155ml \930(+税)


Reality in Scale BAS02 地面ベース素材セット(ミディアムブラウン)155ml \930(+税)


Reality in Scale BAS03 地面ベース素材セット(ダークブラウン)155ml \930(+税)


Reality in Scale DET06 地面素材セット(草原)\930(+税)


Reality in Scale DET07 地面素材セット(石混じりの草原)
\930(+税)


Reality in Scale DET08 地面素材セット(熱帯雨林)\930(+税)



Reality in Scale RIS35266 塗料缶セット \1,840(+税)

大きさの異なる塗料缶6個×2組+ブラシのセットです。民間用デカール、米軍、ドイツ軍のデカールが入っています。



Reality in Scale RIS35184 厚紙の箱(デカール付)\1,840(+税)(再入荷)

非常にリアルなレジン製の厚紙/段ボール箱です。段ボールは19世紀の発明で、第二次大戦当時も使用されていました。

※フィギュアやベースは付属しません。

パッションモデルズ P35-128 1/35 M40 ビッグショット 155mm自走砲 エッチングセット \1,100(+税)

パッションモデルズらしく詳細なリサーチと丁寧なフィッティングテスト、模型映えするポイントを精選したエッチングセットで、価格も安く(600円のP35V-014が同梱されている)ので、現在のところM40用ディティールセットとしては最右翼のセットです。パッションの設計ポリシーとして、初心者でも使えるパーツが大半を占めるものの、難易度は高くてもその労力に見合う結果が得られるなら、そういったパーツは入れるという方針を採っており、こうした場所には★が付いています。無理せず「とにかく完成を目指そう」という方も「今回は全部パーツを使ってやるぞ」という挑戦者どちらも楽しめるようになっています。ライトガードの部分はそのまま組むと難易度★付きですが、以下の治具を使うといとも簡単に仕上がります。


パッションモデルズ P35-123 1/35 M4A3シリーズ ライトガード治具セット(タミヤMM35250/35251/35346用) \1,800(+税)(再入荷)


パッションモデルズ P35V-014 1/35 アメリカ軍用ベルトエッチングセット \600(+税)

米軍はOVMや積載物を搭載するためにベルトを多用しましたが、革製のもの、布製のもの、ノルマンディ上陸に先立ち英国で調達したものなど素材も長さも幅も様々でした。これまでもボイジャーなどからベルトの表面に布テクスチャを付けた製品は売られていましたが、この製品のように、上記の素材や製造地による細部の違い、バックル(初期は縁を丸く象ったタイプで後期には簡略化された楕円を二つに切ったような形状)の形、幅、長さ、更にはバックルを外した状態、長尺のベルトを作成できるようバックルだけ入れたセットはありませんでした。セットの説明にもありますが、カシメ方は乗員によって様々です(例えば下の左の写真では、スコップのベルトで内側にある別の装備品もまとめてカシメています)ので、記録写真を参考に自分が乗員になったつもりで固定していくとより一層楽しいのでは無いでしょうか。

トワイライトモデル TM-06 1/35 アメリカ155mm自走砲 M40ビッグショット デカールセット \900(+税)

M40がその威力を示した朝鮮戦争当時の記録写真から、ド派手なマーキングをチョイスしたデカールセットです。第937野砲大隊から2種と、本命ともいえる巨大なドラゴンを描いた第204野砲大隊の個体の3種に加え、昔タミヤが発売していた1/21ビッグショットに入っていた架空デカール(三角の中に髑髏が描いてあるもの)も入っています。更に史実の2つの砲兵大隊所属のMBジープ用デカール、乗員の階級章、ジェリカンやドラム缶のデカールも入っていると言うサービス満点の内容です。


ミニアート #37014 T-54-1 1947年型 \6,000(+税)→\5,400(+税)(初回特価)

ミニアートは#37003でT-54-1(インテリア付き)を発売しています。#37003は特に「何年型」とは謳っていないのですが、#37014と#37003のデカールが同じであること、T-54-1の生産は1947年から始まっており、付属のデカールのひとつに「183工場で生産されたファーストバッチ」と解説があることから、このキットは#37003のインテリアをオミットしたキットと考えて良さそうです。非常によく出来た愛情こもったキットで、特異な外観のT-54-1を隅々まで精密に再現しています。

ミニアート #35197 SU-122中期型(インテリア付き) \7,800(+税)→\6,900(+税)(初回特価)

SU-122に限らず、実際の生産現場では「初期型」「中期型」というような区別はしないので、あくまで研究や模型メーカーの都合で呼ばれている名称であり、SU-122についても研究書によって「初期型」「中期型」の識別定義が異なるようです。本キットにおいて、#35181初期型との違いは履帯です。#35181が二分割型の履帯となっていたのに対し、本キットでは二分割型と一体型の両方が入っており、少しばかりお買い得です。もちろん、インテリアもトランスミッション含めて完全再現されたキットであり、#35181と二個ニコでインテリア無しの中期型を作るのも一興でしょう。

ミニアート #35239 1/35 T-34ディスク転輪セット 1942-1943 \1,800(+税)

1942年以降のSU系自走砲や112工場製のT-34が多用している後期型ディスク転輪です。前期型と比べると、ハブキャップの付根にあった段差が無くなって平らになっています。今回のキットはゴムの周囲に刻みが入っていないタイプで、刻みの入ったタイプ(#352369)と並行して戦場写真で見ることができます。この二つは混在して使われ、混ぜ履きしている個体も記録写真に残っています。後期型ディスク転輪で刻みの入っていないタイプは貴重です。

ミニアート #35569 1/35 Tカフェのテーブルと椅子、食器 \1,600(+税)

「ミニアート解ってる」シリーズは絶好調で、こちらもインジェクションではありそうで無かったカフェのテーブルと椅子、コーヒーカップやワイングラスのセットです。テーブル2つ、椅子4脚のセットです。


ドラゴン #6860 1/35 III号突撃砲A型 /wミヒャエル・ヴィットマン LAH1941 \7,800(+税)→\6,900(+税)(初回特価)

ドラゴンは過去に#9031としてIII号突撃砲A型を発売しており、後に同じキットをオレンジ箱のCH9143としてリニューアル発売しています。これはもともとGSIクレオスのハイテックキットをベースとしたもので、素性は悪くないのですが、やはり当時の技術と現在のドラゴンの金型技術は隔世の感があり、今回の#6860は各所の寸法に関しても考証が行き届いています。#9143は今後も初心者の入門用/お手軽に楽しみたいファン向けとしては価値がありますが、スケールモデルとして極めてあるのはこの#6860ということになるでしょう。車体上部などかなりの部分が差し替わった実は結構開発コストの掛かった力作です。ヴィットマンのフィギュアは#9031から引き継がれています。履帯はベルト式です。いよいよドラゴンのIII突もコンプリートが近づいてきました。

KAIZEN Kz-T80-M40 1/35 T-80 履帯セット(M40用セット) \3,960(+税)

カイゼン久々の新製品は、従来のT-80履帯にタミヤのM40に必要なリンク数を追加したものです。カイゼンの履帯は組立の手間と精密感のバランスが取れており、なにより完成後の強度が優れているため、エナメルでヘビーウェザリングを施しても安心です。


※カイゼンの従来品も再入荷しています※

アルパイン AM35226 1/35 WWII独 国防軍戦車クルー #1(パンツァージャケット) \2,100(+税)

ドイツ軍のパンツァージャケットは広く装甲部隊で使用されましたが、国防軍と親衛隊では裁断や各部の寸法が違っており、今回は国防軍戦車兵です。シャツの上に官給品のセーターを着た姿でタバコを手にしたリラックスポーズです。ベレー帽か略帽を選択可能です。ベレー帽は1941年1月に廃止(ただし38(t)戦車とSd.Kfz.251のクルーは41年3月まで使用)されましたが、略帽は大戦を通じて使われました。

アルパイン AM35227 1/35 WWII独 国防軍戦車クルー #2(パンツァージャケット) \2,100(+税)

ジャケットの前を開いたリラックスポーズの戦車兵です。アルパインの同時発売フィギュアはお互いに緩いつながりがある場合が多いのですが、今回は226が春ないし初冬、227は初夏から盛夏という感じでしょうか。ドイツ兵のシャツはYシャツでは無く、頭から被るタイプのシャツですが、その辺りも非常に正確に再現されています。ベレー帽か略帽を選択できます。大戦後半はツバの付いた戦闘帽を被る戦車兵が増えましたので、アルパインの余っているヘッドから戦闘帽付きに交換しても面白いでしょう。

アルパイン AM35228 1/35 WWII独 国防軍戦車クルー (2体セット)(パンツァージャケット) \4,000(+税)


モンモデル SPS-038 ティーガーII連結可動履帯 \3,700(+税)(売り切れ)

モンモデルが自社のティーガーII用に設計した履帯です。最近の流行であるエナメルでのヘビーウェザリングに耐えられるよう、挽き物製履帯ピンを差し込む設計になっています。アナウンス時はこの履帯ピンが外側と内側で同じ形になっており「こりゃアカン、こだわるお客さんには勧められん」と内心悶々としていたのですが、製品版はきちんと実物の形状を再現したものになっていました。また、インジェクションの履帯では省略されがちな接合面の肉抜きもきちんと再現されており、価格もリーズナブルです。こんなに良い出来ならもっと頼んでおけば良かった...と代理店に連絡しようとするも棚卸のため繋がらずOrz
追加の入荷時期に関しては分かり次第、掲示させていただきます。
※同時発注した内装に関しては現在入荷時期未定です※

接地面側に突き出しピンがありますが上手く処理されており修正の必要はありません。


スライド金型を使って連結面も正確に再現されています。


金属製履帯ピンは内側用とワッシャを再現した外側用の2種類が用意されています。


サスペンションを可動にするためのトーションバーパーツが付属します。


写真向かって左から履帯内側のピン、正面、履帯ピン外側、接合面にある軽量化のための窪み


ミニアーム B35134 1/35 T-55AM ディティールセット(タコム2041用) \4,250(+税)(売り切れ)


かなりよく出来たタコムのT-54/55系列なのですが、ミニアームの目から見ると「細部形状の煮詰め方が物足りない」と映るようで、各所をグレードアップするセットです。パーツを見ていくといちいち「なるほどね」と思う愛情満ちあふれた内容で、細部に神が宿りまくっています。エッチングの質も高く、基本的にはキットのパーツを置き換えるだけですので、レジンキット初心者でも十分チャレンジ出来ます。しかも金属砲身付きでこの価格とは、かなりリーズナブルでは無いでしょうか。

ミニアーム B35135 1/35 T-54B 1959年型 ディティールセット(タコム2055用) \3,800(+税)

こちらもタコムがディティールを省略している部分を置き換えるグレードアップセットです。「1959年型にはまだスモークキャニスターが付いておるのじゃ」みたいな情報も英語圏の資料だけではなかなか調べることがおぼつかず、このセット自体が資料、というような面もあります。特に誘導輪基部などインジェクションでやろうとすると大変な事になってしまう部分にもこだわっていて、対象物への愛情に満ちています。こういうキットは眺めているだけでも楽しいですね。やはり工作難易度はさほど高くなく、注型・原型とも最高水準です。(こちらには金属砲身は含まれていません)。

デフモデル DE35016 T-34 暖機ストーブセット グリルディティール付き(アカデミー/ドラゴン/AFVクラブ用) \1,000(+税)

ミニアートのSU自走砲にも入っていたこのパーツですが、ガレージキットとしても珍しいと思います。先日、グムカの高田裕久氏にお尋ねしたところ「このストーブは西欧の研究家には誤解されていて、酷いのになると『車体後部に取り付けたままで、エンジンを直接炎で炙る』みたいな記述もありますけど、嘘です。そんなことしたらエンジン壊れます。運搬のために機関室後部に取り付けられているだけで、使用時にはストーブは地面に下ろして、フェンダー上に取り付けられているシートでT-34をすっぽり覆って、このストーブで起こした暖気で暖めるんですよ。こうすることによってエンジンだけで無く潤滑油なども温まるわけです。ま、要は布団乾燥機と同じですね」と教えていただきました。おまけとして機関室上面にあるエアインテイクのディティールアップパーツも付属しています。レターパック送付可能。


デフモデル DM35073 1/35 現用米 M68 105mm砲金属砲身(M60A1用)防盾カバー付き(AFVクラブ用) \1,000(+税)(売り切れ)

リーズナブルかつ高品質な金属砲身セットです。キャンバスカバー根元は金属砲身と一体成型になっています。キューポラの機銃用カバーも付属。


デフモデル M35072 1/35 48A1/A2/マガフ1 初期型防盾カバーセット(ドラゴン用) \1,000(+税)(売り切れ)

金属砲身、主砲と機銃用防循カバー、側面の軽め穴が再現された起動輪のセットです。手軽に使えて効果抜群です。


デフモデル DM35075 1/35 T-34/85 S-53砲 1944年型後期型砲塔 第112工場製(アカデミー用) \3,000(+税)

112工場の44年生産砲塔は非常にユニークで、鋳造型の分割線が十字に交差しています。先に発売されたDE35010のエッチングセットも同梱されており、これ一つでアカデミーのT-34を44年型に先祖返りさせられます。


ミニアート #37004 1/35 T-54-2 1949年型(インテリア付き) \7,800(+税)→\6,900(+税)(初回特価)

前作のT-54-1 1946年型に続くキットは、なんとT-54-2 1949年型です。第二次大戦のT-34砲塔デザインの呪縛を脱し、戦後ソ連戦車のデザインの基礎が固まりつつある時期の戦車です。ただし砲塔リング径はT-54-1と同じなので、砲塔後部にはショットトラップが残っています。54-1の時にも書きましたが、外見から見ると洗練されていないように見えても、即応弾薬を用意する点では絶対に必要で、この後、開き直ったように砲塔を車体から大きくはみださせてショットトラップを解決する直前のデザインです。また、フェンダー上のマシンガンは役に立たなかったようでさっそく撤去されています。
本キットが愛情深く設計されているのなぁと思うのはドライバーズフードが2種用意されている点です。下のメーカー見本では砲塔後部のシュノーケル上辺にベルトで固定されていますが、CGの1枚目では操縦席に取り付けて使用中の状態となっており、どちらか選択して組み立てます。厳寒のソ連で、かつ、この当時は操縦手席には暗視装置が無かったため、視界の確保のためには操縦手はハッチから頭を出すことが必要であり、この装備は当時の戦車兵には歓迎されたと思われます。
販売店から見ると、同系列の似たような車両を立て続けに出してしまうと、本来は売れるはずだった数が出なくなります。量販店やネットショップの店員さんは、商品知識は皆無で数字でしか判断できないので「ミニアートのT-54は売れない」と考えて次回の入荷量を減らしてしまい、下手をすると仕入れなくなってしまいます。そうなると、ネットショップを使うしか無い地方のユーザーさんは入手の手段が無くなってしまいます。決して良い事では無いのですが、資本的にあまり裕福ではないミニアートはまとめて射出してコストを下げるためこのような販売方法を取らざるを得ないのでしょう。最近は、企画力・技術力が伸長著しく、そして「模型好きの設計者」が作っていることが良く解る、非常に良いメーカーに成長したミニアート。どうかお財布の許す限り応援をお願いします。



ミニアート #35218 1/35 ドイツ兵士 冬季軍装1941-1942 \1,600(+税)

「うわぁ寒そう」という感じの見事な造形のフィギュアセットです。ドイツも決して気候の暖かい国ではありませんから、戦前から外套装備は制式化されていたのですが、ロシアに攻め込んだ最初の年には十分な冬季装備が前線に行き渡らず(民間を巻き込んで「前線の兵士にコートを送ろう」運動をやったので、外套自体は集まったのですが、当時のドイツ軍の物流配送はソ連の貧弱なインフラの下で麻痺しており、後方の集積所に積まれたままということも珍しくなかった)、いろいろ悲惨な事件が起きたようです。当時の戦記を読むと「零下50度ともなると、傷を負った瞬間にその場所が凍結して壊疽を起こすので、僅かな傷が命取りになった」とあります。ズボンの裾から判断して、装甲部隊と歩兵が混じった編成となっており、応用が利きやすいでしょう。短靴の兵士だけ兵科色を装甲科にしてやると、ちいさなところではありますが、リアリティアップです。翌年から多少マシな防寒装備が用意されましたが、将校や機関銃手などに優先的に配備され、終戦までこの外套姿で戦った兵士も多かったようです。また、西部戦線では最後の冬もこの外套が主力防寒装備でした。※たき火のパーツは付属しません。


ミニアート #35236 1/35 T-34ディスク転輪セット 1942年以降 \1,800(+税)

1942年以降のSU系自走砲や112工場製のT-34が多用している後期型ディスク転輪です。前期型と比べると、ハブキャップの付根にあった段差が無くなって平らになっています。今回のキットはゴムの周囲に刻みが入っているタイプで、次回は刻みの無いタイプ(#35239)の発売が予定されています。この二つは混在して使われ、混ぜ履きしている個体も記録写真に残っています。古いキットのアップデートに最適です。


ミニアート #35565 1/35 鉄道レール(ロシア広軌) \2,400(+税)

ありそうで無かったロシアンゲージの鉄道レールセットです。ドイツ軍は占領地域はせっせとヨーロッパ標準軌に交換しましたが、「ドイツ軍侵攻中」の情景でヨーロッパ標準軌のキットを使うとおかしなことになってしまうわけで、細かな考証にこだわりたいお客様に最適です。繋げると714mmになります。

Der Tiger Vol.1 第501重戦車大隊写真集 \3,800(+税)(2/18再入荷予定)(ご予約にて完売)
Vol.1は版元完売のため、今回が最終入荷となります。
ご予約承ります(受付終了となります)※

第501大隊は、最初に編成された重戦車大隊で、チュニジアに投入され「こんな話は聞いてない」米英連合軍を恐怖のどん底に叩き込みました。初期に受領した車両は工場出荷時にはサイドスカートやマフラーガードが無く、部隊で改修したため、後の標準仕様車とは違う独特のものが付いているのも特徴です。有名な部隊だけに写真は出尽くしたと思われていましたが、本書では信じがたいことに多数の未発表写真を掲載。更に、既出のものもデジタルエンハンスされ、大日本絵画の「重戦車大隊記録1」の写真では読み取れなかった車体製造番号が読み取れたりと、非常に価値が高くなっています。また、有名な写真の前後のコマも収録されており、501大隊考証をする上で、本書抜きには語れない一冊となっています。128ページ、モノクロ、英文、レターパックではお送りできません。
(版元から直接購入した場合、送料込みで40ポンド強(12/25のレートで約5900円)ですので今回入荷分はかなりお買い得です)



Der Tiger Vol.2 第502重戦車大隊写真集 \3,800(+税)(再入荷)
(売り切れ)
第502大隊は、最初にティーガーを受領した部隊です。その中には「最初の20両」と呼ばれる独特の特徴(左右対称の履帯など)を持つ個体が多数配備されており、ティーガー研究の上では避けて通れない部隊です。通算1400両の敵戦車を撃破した精鋭部隊であり、後には戦車エース、オットー・カリウスを擁したことでも知られています。前巻でマニアをあっと言わせたシリーズだけにかなり期待が集まっていましたが、結論から言うと「これを買わないようではティーガー研究をしているとは言えない」凄い内容になっています。見たことも無い未発表写真が多数掲載されている上、有名な写真の前後のコマや、既出の写真でも車体番号を特定したりと、ページをめくるたび唸ってしまいます。もちろん、初心者にも解りやすく部隊史や写真の見所がまとめられていますので、これを機会に本格的に車両研究を始めたい方にも最適です。128ページ、モノクロ、英文、レターパックではお送りできません。
(版元から直接購入した場合、送料込みで40ポンド強(12/25のレートで約5900円)ですので今回入荷分はかなりお買い得です)

リサーチスコード刊 ティーガー Vol.1 -製造番号250031の研究- \5,250(+税)(再入荷)(売り切れ)

結論から言うと「ティーガーが好きなら絶対買っておくべき本」です。ただし、初心者向けの記述は載っておらず、作戦記録も一切載っていないため、ティーガーという戦車のメカニズムに興味がある方向けです。「これ一冊で何でも解る」本ではありませんが、これまで印刷物に載ったことが無い情報が満載されていることをお約束します。
250031号車(オリジナルターレット番号は712)は、現存する中でもっとも若い車番のティーガーで、北アフリカの整備場で放棄されているのをイギリス軍の工兵隊が発見、研究のためにアメリカに送致されました。修理を受けて走行可能状態となり、1945年までアバディーン兵器試験場で徹底テストされました。終戦後、一般公開されましたが、見学者の便を図ろうと、左側の装甲板を切り取るという無残な仕打ちを受けました。しかし、オリジナル度においては、ボービントンの131号車より上だと言えます。同車はその後ドイツに返還され、各地の博物館で巡回展示された後、イギリス人のコレクターに売却されました。本書はドイツでレストア中に撮影されたものと思われますが、そのため普段は絶対に見ることが出来ない部分が山のように写っています。その他の部分も「そこまで接写する?」みたいなショットがたくさんあり、イラストをまじえてティーガーの構造を徹底解説しています。読んでいるうちに「そーかー、そこはそうなっておったか~」と何度もつぶやくこと請け合いです。オリジナルの角形尾灯も蓋を上げた状態と下ろした状態、両方撮影されています(何色なのかは、買ってからのお楽しみです)。レストアが終了した現在は撮影不可能になった部分が映っていること、個人コレクションとなったので今後の取材がどうなるか解らないこと、極初期型のティーガーであること、オリジナル度が高いことなど、他書では得られない生の情報が満載です。208ページ、フルカラー、英文、レターパック送付可能。

ADH How to build The steel wheeled TIGERI(2015年改訂版) \2,500(+税)(再入荷)(売り切れ)
-鋼製転輪ティーガーI製作ガイド(日本語訳冊子付き)-
   
模型製作本として異例のロングセラーとなった、ADH「How to build The steel wheeled TIGERI」の15年ぶりの改訂版です。本国では2015年に発売になったのですが、当店では今回が初の入荷です(表紙が似ているので問屋さんが気がつかなかったという説もある)。当時はティーガーIといえばタミヤの1/35でしたが、その後ドラゴンのティーガーが発売されたこともあり、ドラゴンのティーガー、シュツルムティーガーの作例2作とボルクヴァルトの作例を追加しています。

↓↓こちらは2001年に出版された初版(現在絶版)の表紙です↓↓


旧版に載っていたタミヤベースの作例は写真を撮り直して再掲されていますが、本文は全面的に書き直されています。これは当時とはティーガーのキットを取りまく環境が激変したこと、その後の研究によって新たな発見/考証の見直しがあったことによります。何しろ、初版の発売当時は別売デカールすら存在しなかった時代なのですから。

本書は「初心者に贈るタミヤのティーガー徹底攻略」ではありません。初心者は卒業し、更なるステップアップを目指している方にこそ相応しい内容です。
テーマは一貫して「特定車両の再現」です。スケールモデルである以上「この記録写真の個体を完璧に再現したい」と考えた事のあるモデラーは多いと思います。しかし、記録写真は特定個体が複数枚写っていることの方が珍しく、再現にはその個体の生産時期による仕様を正確に把握することを始めとする広範な知識が必要で、試みたものの挫折した方も多いでしょう。
著者のアンガス・クレイトン氏は「プラバンと真鍮線があれば大概のことができる」恐るべきモデラーで、最新考証にも精通しており、後期型ティーガーを徹底考証して製作しています。
本書ではまず後期型ティーガーの生産時期による仕様変更を概説した上で、どの作例も生産車体番号を仮定してその仕様を再現しています。タミヤのキットのパーツを選択していけば組み上がる個体から、中期型の特徴と後期型の特徴が混在しており、二個イチが必要な個体(日本ではタミヤのアフターサービスを取り寄せれば割と簡単にできる)、タミヤで作ろうとすると苦労するがドラゴンのキットを使えば容易に製作できる個体など内容は様々で、それぞれ素晴らしいディティールアップが施されています。また、工作テクニックの紹介にとどまらず「ティーガー後期型を個体再現するにはどのような点に気を付けるべきか」というポイントがよくわかる一冊となっています。考証内容も決して侮れず、有名な和書で「この金具の用途は謎である」と書いてある部分の用途が明快に示されていたりします。
ビジュアルな体裁ですが「読んでこそ価値がある」本であり、日本語訳が付いたことでより広い方に楽しんでいただけると考えています。
例えばこんな感じです。(ティーガー300号車 製造番号:250829 第505重戦車大隊 1944年6月)「牽引シャックルを取り付けている車体前面の張り出しは1944年1月以降、切り欠きが見られるようになった。奇妙にも、このティーガーは以前の平らな張り出しのままであり、車体は仕様が変更になる前に完成していたことになる。1944年1月より前に車体は組み立てられており、1944年2月中旬に完成したと思われる。鋼製転輪は250822号車以降導入されたからだ。寒冷地でのエンジン始動を補助するため、左側の排気管の下にエンジンを暖めるためのブロートーチを取り付ける開口部が設けられた。この開口部は2本のボルトで固定される装甲カバーで覆われていた。この仕様は2月生産の250823号車から導入されている。車体はヒーター取り付け口が導入される前に完成していたわけであるから、私はこの装甲カバーを削り取って平らにしてしまうことにした。砲塔を保護する車体の装甲リングは250850号車以降に導入されたので、このティーガーには取り付けない。機関室後部のトラベリングロックは250875号車までは取り付けられていたので装備する」(原著P.26、添付日本語訳を転載)
もちろん、作例で取りあげた個体に限らずティーガー後期型の仕様変更は解説で網羅されていますので、その他の個体を作りたい場合にも有用です。キットは凄いがクミセツは不親切極まりないドラゴンのティーガーを製作する場合にも良きガイドになってくれます。
添付の日本語訳冊子は本文と写真キャプションを全て訳出したもので、工具などに関しては日本で手に入りやすい代替商材の紹介も付加されています。
原著:64ページ、フルカラー、英文。日本語訳冊子:35ページ(約55,000文字)(日本語訳のみの分売はできません)、レターパック送付可能。


ペコパブリッシング SU-76 戦場写真集 \5,600(+税)

SU-76/76Mは1万7千両近くが生産されたのですが、ネットなどでは良い戦場写真を殆ど見る事の出来ない不思議な車両です。当時のソ連では、ドイツやアメリカのように自前のカメラを持っている兵士が殆どいなかったという事情もありますし、宣伝担当の記者はT-34やらJSといった見栄えのする車両ばっかり撮ったでは?と勘ぐりたくなるくらいです。本書では、無印のSU-76とSU-76Mの戦場写真を集めた貴重な書籍で、前者については少数存在した天井を取っ払った車両の写真もあります。小さな写真を拡大したとおぼしきものも有りますが、非常に丁寧にデジタルエンハンスが掛かっており、前世紀では望むべくもなかったクオリティの写真集となっています。112ページ、モノクロ、英語・ハンガリー語併記、レターパックではお送りできません。

ドラゴン #3560 1/35 T54E1 \7,800(+税)→\6,240(+税)(初回特価)

T54は1950年に計画がスタートした試作戦車です。105mm砲を搭載することは決まっていましたが、砲塔を従来型にするか、AMX-13が成功を収めた揺動砲塔にするか、自動装填とするか人力装填にするか、迷ったため、3種類の砲塔を試作、M48の車体に乗せてテストしました。この中で揺動砲塔と自動装填の両方を採用したのがT54E1です。乗員は3名、9連発のドラム弾倉を装備していました。後世から俯瞰的に見れば、揺動砲塔は利点と欠点を天秤に掛けると後者が勝ち、105mmクラスの自動装填は当時の技術水準では実現不可能な代物で、計画は57年に放棄されました。
WoTのおかげとは言え、このようなマイナーな試作車がキット化されるとは...と言う感じです。揺動部の継ぎ目のカバーはDS素材で頑張って再現しています。

リッチモデル RE30014 1/35 ドイツ軍発電機&アンテナセット \2,500(+税)(売り切れ)

ドイツファンにとって使い勝手が良くてマニアックな発電機とアンテナのセットです。AFV車載無線機の発信アンテナ各種に加え、イラストには書かれていないシュテルンアンテナ延長ロッドが入っています。ドイツ軍のアンテナは基本的に銅製の先すぼまりになった中空管で、アンテナ基部にはアンテナに差し込むための短いシャフトが付いていますが、これを再現したアンテナの付いていない状態のアンテナ基部も付属しています。モールドも非常に繊細で、挽き物製アンテナセットでは無視されている取付基部の蝶ネジも再現されています。平均的な水準のAFVキットでは省略されたり大雑把に再現されている部分であり、このセットに交換してやるだけで、精密感が高まります。

マニアックなのが、GG400発電機です。その名の通り、400ワットの直流発電機で、重量は9.3kg、野戦指揮所などで無線機に電力を供給するほか、車載バッテリーを充電することもできました。また、ティーガーI/II、およびパンターの指揮車にも搭載されていました。ただし、指揮車に関してはまだ謎が多く、まだはっきりしたことは解っていません。(和書の解説書はこのあたりの情報更新が遅れており、GG400の排気管に関し「謎のパーツ」と書かれているものが多いです)しかし逆に言うとオレ考証で作っても文句は出ませんので、最近のインテリア付きキットに組み込んでみるのも一興でしょう。

A)2mアンテナ後期、B)1.4m後期、C)シュテルンアンテナ、D)2m前期、E)1.4m前期、F)シュテルンアンテナ延長ロッド、G)シュテルンアンテナ延長ロッド(連結状態)、H)GG400発電機、J)アンテナを取り付けていない状態のアンテナ基部。シュテルンアンテナの先端はエッチングパーツとの選択式です。
このランナーが2組入っています。

サイバーホビー #6600 1/35 ティーガーI 極初期型 第502重戦車大隊 レニングラード 1942/3 \7,600(+税)

人気の#6600、久々の再販です。次回再生産はいつになるか解りませんのでこの機会にどうぞ。
詳しくはこちら

タミヤ・イタレリシリーズ No.24 ドイツ6輪装甲車 Sd.Kfz.231 \3,300(+税)

イタレリは過去に#6433としてSd.Kfz.232(6輪)を発売していました。フレームアンテナ取付穴が隠し穴になっていたので、231を出すことは計画されていたようですが、なぜか発売が無く、今回タミヤ箱で初めての発売となりました。最近のタミヤ-イタレリ製品らしく、発売にあたって金型の各部を丁寧に見直しており、例えば溶接線のモールドが刷新されていたりしています。砲塔ハッチに対空機銃架パーツを追加、車体前部には一部の車両が装備していた発煙装置のパーツを取り付ける事も可能です。更にタミヤ箱の特典として2cm機関砲の金属砲身、フィギュア1体が付属します。

Sd.Kfz.231には6輪タイプと8輪タイプがありますが、6輪タイプは、再軍備宣言後、製造インフラの整備が間に合わなかったため、市販のトラックのシャーシを利用して製造された初期型です。シャーシ自体も1社では用意できなかったため、複数のタイプのトラックのシャーシが使用されています。
しかし、2cm砲と機関銃を回転砲塔に収め、前後に設けられた操縦席、多角形を組みあせた装甲筐体などのドイツ重装甲車のデザインはほぼ完成していました。偵察車というイメージからアンテナ付きの232が主体であったように思われがちですが、実は231と232の配備比率はざっくり言うと2:1程度で231の方が多かったのです。

ドイツの装甲部隊は戦いの度に戦訓を取り入れ編成を見直していますが、1939年当時から、偵察大隊は「敵の様子を探ったら戻ってくる」ような可愛らしい部隊では無く、高度に機械化された有力な戦闘部隊でした。装甲車、モーターバイク兵、対戦車小隊、機関銃と歩兵砲を有した重火器部隊、戦闘工兵、修理部隊や補給段列も隷下に収めており、戦車と重砲以外は何でも持っている独立運用可能な戦闘単位でした。
偵察大隊は、2個装甲車スコードロン(Panzerspäh Schwadronen)を有し、1スコードロンは重小隊1と軽小隊2から構成されていました。
Sd.Kfz.231/232は重小隊(6両編成)に配備され、局面に応じ、3両編成の分隊単位でも運用されました。分隊単位で運用する場合、少なくとも1両は232であるべきことが規定されていました。ちなみに軽小隊はSd.Kfz.221ないし222と223の計6両で構成されていました。
偵察大隊は師団直属であるため、部隊投入の意志決定と命令下達が素早く行え、所帯が小さいため展開に時間が掛からず、様々な戦術的局面に柔軟に対応出来ました。主任務である威力偵察(と言う名前の機動戦闘)はもちろん、大所帯部隊の配備間隔に隙間がある場合は楔の役を果たしたり、大規模部隊の展開が終わるまで前線を維持したり、あるいは戦闘団に組み入れられて大規模な戦闘に参加する事も有りました。Sd.Kfz.231は「双眼鏡を手にした車長がハッチから身を乗り出して前線を視察している」ようなマンネリの作品だけではなく、様々な状況を匂わせて使用できる面白いアイテムです。


ズベズダ #3670 1/35 T-14 アルマータ \5,500(+税)
(売り切れ)

遅れてきた本命の登場です。
2015年の対独戦勝記念パレードで公衆の前に全貌を現したT-14アルマータは、タコムとパンダがいち早くキット化しました。しかし、どちらもこのパレードの写真を基に推測混じりで作られたものでした。実はこのとき、T-14は全てのパーツが完成しておらず、砲塔上の機器の一部などは段ボールにペンキを塗ったハリボテで、これがパレードの最中に壊れて風にはためく様が写っていたりします。
今回のキットは、製造元であるウラヴァゴンザポート社の公式データを基に製作されたもので、なるほど、先のキットとは情報密度も違いますし、各所の形状もかなり異なっています。最近のズベズダらしくモールドのキレもトップクラスです。履帯は部分連結式、エッチングに頼らないプラモデルらしいプラモデルです。
組立途中写真はネットにあるのですが、著作権の関係で載せられないので、こちらのリンクからご覧になってください。
http://scalemodels.ru/news/10625-testovaja-sborka-zvezda-1-35-t-14-armata.html

モンモデル TS-031 1/35 ティーガーII ヘンシェル砲塔(初回限定金属砲身付き) \4,000(+税)→\3,600(+税)(初回特価)(再入荷)(売り切れ)
※初回限定版はメーカー完売しました※

お待ちかね、モンモデルのティーガーII、入荷です。本作は、ボービントン戦車博物館の協力とAFVmodeller編集長デビット・パーカー氏の監修を受けて設計されました。また、のきなみ高騰している1/35AFVキットの中で、4000円という非常にリーズナブルな価格設定で登場しました。しかし決して安物と言うわけで無く、まさにモンモデル渾身のキットとなっています。箱を開けると非常に繊細な均質圧延装甲板表現や美しい溶接跡を施されたパーツがみっしりと詰まっています。しかし、基本的には最近のモンモデルの例に漏れず、スライド金型を多用して部品数の削減に努めた設計です。ぱっと見にパーツ数が多く見えるのは、生産時期によって仕様変更された部分を再現するパーツ(13箇所)が用意されているためで、ヘンシェル砲塔(量産型砲塔)が生産開始された1944年6月から9月に掛けての生産車を作り分けることが可能となっています(ただし、説明書には「どちらか選べ」と書かれているだけなので、正確に再現したいと思う方はグランドパワー2016年8月号をお買い求めになることをお薦めします)。また、自分でリサーチできる/加工できるという方は1945年1月生産車まで作る事も十分可能でしょう(1944年10月生産車の一部に導入されたグリスニップル無しのハブキャップが選べるのはマニアック)。履帯は部分連結接着式、必要最小限のエッチングが付いていますが、工作難易度は低くエッチングは苦手という方も大丈夫です。フィギュアが2体付いていますが、まあこれは「人類以外には見えない」レベルなので、おまけということで。今後、インテリアパーツと連結式可動履帯の発売が予定されていますが、金属砲身は今回入荷分のみということなので、とりあえず本体は早めに押さえておいた方が良いと思われます。

※当店でお買い上げいただいたお客様へのささやかな特典として、オプションパーツの選択と塗装例の解説をまとめたペラ紙(約3500字)をお渡しします。


モンモデル SPS-039 1/35 ティーガーII ツィンメリットコーティングデカール (ヘンシェル砲塔用) \1,500(+税)(再入荷)(売り切れ)

こちらは樹脂を水転写デカールシートの上に盛った、ツィンメリットコーティングを簡単に再現できるセットです。ヘンシェル砲塔のティーガーIIは生産開始時から1944年9月半ばまでは全てツィンメリットコーティングを施して生産されました(TS-031は4種のデカールのうち2種がコーティング付きの個体)。初心者には難関のコーティングですが、このセットなら比較的簡単に再現可能、ダメージを受けて部分的に剥がれた表現も容易です。


ミニアート #37003 1/35 T-54-1(インテリア付) \7,800(+税)→\6,900(+税)(初回特価)(売り切れ)

総計10万両以上が生産されたT-54/55の最初の量産型がT-54-1です。T-34から発展したT-44は85mm砲を搭載していましたが、T-54はこれをD10-T 100mm砲に換装したものです。D-10TはAPBC弾(仮帽付徹甲弾)を使用した場合、1,000mで185mmの装甲を貫通できました。これはT-44の85mm砲の105mmを大きく上回るばかりか、ティーガーIIの8.8cm砲の165mmをも上回るものでした。
1947年から生産に入ったT-54-1は中戦車の車体に重戦車を凌ぐ攻撃力と高機動力を兼ね備えた世界トップクラスの戦車となったのです。
しかし元々85mm砲を搭載することを想定した車体なので、砲塔の設計には苦労したようです。砲塔リング径は車体幅ぎりぎりで、この砲塔リングに85mm砲よりもはるかに巨大な100mm砲を収め、かつ砲塔内に即応弾薬を搭載したため、前後に長く、裾をしぼった独特の形状となりました。
100mm砲の砲弾重量は約30kgと85mm砲に比べ5kgも重くなっており、人力装填の限界とも言える砲弾でした。当時のソ連戦車には砲塔直下にターンテーブルを付けると言う考え方が無く、装填手は砲塔の回転に合わせて文字通り踊り続ける必要があり、車体の弾庫(戦闘室内に数発があるが、残りは操縦手席の右隣にある)から取り出すとなれば、射撃速度は格段に落ちてしまいます。このため、ショットトラップには目を瞑って砲塔内弾庫の容積を増やしたデザインと思われます。このキットはインテリア付きで、この辺のレイアウトが非常によくわかります。また、左右のフェンダー上には前方に固定した機関銃を収納したボックスがありますが、この内部も再現してあります。
T-54は後に車体側面に大きなスポンソンが取り付けて、砲塔全体の容積を大きく増やし、お椀型砲塔にすることでショットラップを解消しつつ即応弾数は維持することに成功しました。それと比べるとあまり巧みなデザインとは言えないT-54-1ですが、第二次大戦のソ連戦車デザインから脱皮する直前の姿であり、当時の設計チームの苦悩が伝わってくる興味深いデザインです。
既に発売済みのT-44やこれから発売となるT-54-2、T-54Bと比較すればその発達ぶりが手に取るように解ると思います。


ミニアート #35227 1/35 T-34/85 後期型転輪+誘導輪+起動輪+履帯 \2,400(+税)

T-34/85の後期型に導入された、いわゆる「スパイダーウェブ転輪」と誘導輪、起動輪、プチ嵌め式の連結可動履帯のセットで防滑具も入っています。履帯はいわゆる「ワッフルパターン」ですが、既に発売済みのワッフルパターン35207と比べて防滑具の付くリンクのリブが多いタイプで、35207が自走砲系で装着例が多いのに対し、戦車型でよく見られるものです。マケットやズベズダなど古いキットのディティールアップに、またお手軽な連結可動履帯セットとしてお薦めです。



ミニアート #35571 1/35 ワイン瓶+木箱セット \2,400(+税)

シャンパンボトル、ミルクボトルに続く第三弾は、これまた人気の高いワインボトルセットです。成形色クリアグリーンのボトルが2種それぞれ48本、成形色クリアブラウンのボトル2種祖ぞれ48本とそれを収納する木箱、水転写デカールのセットで。木箱はシャンパンやミルクの木箱と混ぜて積み上げることも可能です。情景の小物として出来もよく、一般的なモデラーならワイン倉を作ったりしない限り一生分有ると思います。


ミニアート #35571 1/35 事務所机+アクセサリー \2,400(+税)

事務机と椅子がそれぞれ2つずつ、電話機や水差し、コップ、ランプ、消火器、オフィスに貼る啓蒙ポスターや地図のセットです。小物は第二次大戦期の仕様となっています。地図とポスターは、英語、ドイツ語、ロシア語のものが一組ずつ入っており、この部分だけでもガレージキットなら700円くらいすると思います。廃墟の中に仕込んでも良し、指令所の風景を再現しても良いでしょう。


ドラゴン #6624 1/35 ティーガー中期型 ツィンメリットコーティング付き 第506重戦車大隊 \7,800(+税)(売り切れ)

ドラゴンのティーガー中期型は、徹底した考証と非常に高い部品精度で製作されており、ドラゴン屈指の名作といって良いでしょう。
特に繊細に施されたツィンメリットコーティングは素晴らしい出来で、これをしのぐ工作が出来る方はかなりの上級者と言えるのでは無いでしょうか。
過去には同仕様のキットが#6700として発売されていました。このキットは非常に人気が高かったのですが、長らく生産されておらず、当店含め、市場では完売状態です。本キットはデカール以外は実質同じキットであり、収録されているデカールが一部ダブることなどから、#6700は本キットにリニューアルされたのでは無いかと思われます。

タイトルになっている第506重戦車大隊は1943年7月に創設された部隊で、初期型の最後期生産車3両と中期型の初期生産車42両を受領して東部戦線に投入されました。1944年1月10日までに213両の敵戦車と194門の対戦車砲を撃破しましたが、この間、一切補充を受けることができなかった為、1月下旬には、大隊の保有車両は10両にまで落ち込んでしまいました。このため、1944年1月末から2月に掛けて17両の補充を受けました。この17両は、1943年11月から装備の始まったトラベリングクランプを備え、足回りはゴム縁付き転輪という中期型の後期生産車の特徴を備えていました。この部隊の砲塔番号は独特で、中隊ごとに1-14の通し番号(第1中隊は白、第2中隊は赤、第3中隊は黄色)が書かれていました。(以上、大日本絵画「重戦車大隊記録1」)
ドラゴンのキットは、そのまま作ると1943年11月から翌年1月生産車となりますので、上記の1944年明けの受領車を製作するのにぴったりです。砲塔番号は第1中隊車所属の6と11が入ってます。
この他、#6700には含まれていなかった、第502重戦車大隊の所属車から砲塔番号308が収録されています。この個体は車体装甲前面に予備履帯を取り付けているのが特徴ですが、キットでもこれを再現するパーツが含まれています。308号車は、先に入荷した洋書「Der Tiger Vol.2」の120-121ページに写真が4枚収録されており、同書をお持ちの方はこれを見ながら製作しては如何でしょう。

また、不要部品として、(アンテナ本体を除く)指揮戦車用のパーツも含まれています。アンテナ本体をタスカやドラゴンの後期型ティーガーから移植して、OVMの位置変更を自力で考証出来る方なら指揮戦車を作る事はそんなに難しくありません。
この生産期のティーガーは、損耗したあちこちの重戦車大隊に補充として送られたため、記録写真を見ると沢山の大隊で使用されているのが解ります。市販の別売デカールも豊富ですから、ティーガーファンとしてはひとつストックしておきたいキットと言えるでしょう。もちろん、きちっと考証して格好いいティーガーを作りたいという方には最高のキットです。

サンダーモデル TM35002 1/35 WWII米 ケース社製 軍用ローダー \3,800(+税)

サンダーモデルの2作目です。1作目を購入された方は既に納得でしょうが、良いメーカーが出てきたものです。3DCAD/CAMを導入したてのメーカーが陥りやすい無機質さとか「寸法は合ってるけどなんからしくない」みたいなところが全く無く、実物の構造や機能をきちんと理解した上で設計されており、ディティールの「らしさ」もなかなか。模型としての見せ方もツボを押さえています。
下の写真はメーカーの組立サンプルですが、124パーツ+少量のエッチングだけでこれだけの密度感を見せるのはなかなかのもの。強度の必要な本体部分は一体成型になっています。
ケース社のホイールローダーは、ホフ社の開発したアームを取り付けたものです。世界初の油圧ローダーですが、非常に完成度が高く、本機のアームに左右に旋回するチルト機構を追加したモデルは現在も使われているそうです。
ローダーはドーザーとしても使えますし、塹壕を掘削した土をダンプに積み込んだり、採土場で土を積み込んだり、重量物を上げ下げするときにも使われました。このローダーは非常に小回りが利き、頑丈で整備も簡単と軍用建機に必要とされる機能を備えていたためあちこちで重宝されたそうです。
完成すると手のひらサイズで、情景の脇役としても取り回しが良いと思います。


アルパイン AM35223 1/35 武装親衛隊 ティーガー指揮官 \2,100(+税)(売り切れ)

武装親衛隊は1943年にツナギの戦車兵ユニフォームを配布しましたが、不評だったようで、翌年春には伝統的なパンツァージャケットに復帰しました。と言っても、このジャケットは何度か細かいデザイン変更がされており、国防軍とも微妙にデザインが異なるようです。軍装研究家として名高く、AM誌などにも寄稿されているSTEINER氏のサイトによると「武装親衛隊のジャケットは背中の布が一枚で襟のサイズが小さい」などの特徴があるそうで、このフィギュアはその辺も忠実に再現されています。商品名としては「ティーガー」と書かれていますが、パンター他のドイツ戦車にも問題なく載せられ、1944年春から終戦まで広く使えます。アルパインのフィギュアは原型のクオリティと品質管理が非常に優れており、初心者からベテランまでお薦めです。略帽か戦闘帽か選択可能なヘッド2個付き。

アルパイン AM35224 1/35 武装親衛隊 ティーガー搭乗員(1944-45) \2,100(+税)

こちらは基本的に黒のパンツァージャケットと同じデザインですが、「ピーパターン」と呼ばれる斑点柄の迷彩ジャケットで、やはり1944年の春以降配布されたものです。よく見るとズボンのポケットのデザインなどが35223とも異なっており、おそらく裁縫工場の違いだと思われます。「同じ工場で黒のパンツァージャケットも作っておったのか、それともこの工場は迷彩柄専業だったのか」などと考えると眠れなくなるので(^^;、もうこの辺はアルパインの精密考証に身を委ねて、おとなしく迷彩柄に塗った方が良さそうです。ポーズ自体非常に使いやすく単体でも存在感が溢れています。1944年春から終戦まで広く使えます。略帽か戦闘帽か選択可能なヘッド2個付き。

アルパイン AM35225 1/35 WWII独 武装親衛隊 ティーガー搭乗員(2体セット) \4,000(+税)

ちょっとだけお得な2体セットです。

アルパイン H019 1/35 WWII米 歩兵ヘッドセット(5個セット) \1,500(+税)

歩兵と言うよりM1ヘルメットを被ったヘッドセットと言った方が良い内容で、戦車兵も、辺りを偵察したり隣の部隊と打ち合わせに出かけるときはこのヘルメットを被っています。M1ヘルメットは第二次大戦は言うに及ばず、朝鮮戦争やベトナム戦争(ただしカバー付きが多い)でも使用されたので非常に使い道が広いヘッドセットです。ヘッドセットというとホーネット、と思われる方も多いでしょうが、やや表情をデフォルメする傾向が強く(その分見た目が解りやすく塗りやすい)、顔かたちも原型師の個性が強く反映されているホーネットに比べ、アルパインはデフォルメが薄く、骨格や人種的特徴が繊細にかつ精密に表現されているのが特徴です。一度使って頂ければそのクオリティに満足していただけると思います。

アルパイン H020 1/35 WWII米 機甲部隊ヘッドセット(5個セット)\1,500(+税)

こちらは戦車兵が被っている圧縮紙のヘルメット中心のセットです。このヘルメットは防弾性はまったくないですが、その分軽く、装甲に護られている戦車兵が車内で頭をぶつけたときに保護するには十分でした。いちおう穴は開いているのですが、蒸れるのが欠点だったようで、映画「フューリー」でも戦闘が始まるまではメットを脱いでおり、ブラピが民家で最初にやることが「頭を洗う」ことだったのも頷けます。

ドラゴン #6718 1/35 Sd.kfz.252 装甲弾薬運搬車 Sd.Ah.32/1トレーラー付き \6,600(+税)→\5,940(+税)(初回特価)
(売り切れ)

最初にドラゴンのカタログに予告されてから随分時間が経ってしまいましたが、これでまたひとつミッシングリンクスが埋まりました。Sd.kfz.252は、突撃砲に弾薬を供給するために開発された半装軌式の密閉装甲筐体を持つ装甲車です。開発当初の突撃砲は歩兵の直接火力支援を行うことを主任務に考えられており、実際、敵の拠点に延々と砲火を浴びせるような使われ方も普通にしていました。大日本絵画の「突撃砲兵」を読むと、陣地を出撃前に「弾薬ラック以外にも積めるところには余すところなく弾薬を積んだ」と書いてあります。突撃砲は弾を撃ち尽くすといったん後退して弾薬補給を受けますが、弾薬集積所まで戻るのは時間の無駄なので、本車が途中まで出迎えて弾薬を補給しました。このため、多少は砲火が飛んできても大丈夫なように、密閉式の装甲筐体を採用しました。生産開始は1940年6月ですから、フランス戦には間に合わなかったと思われます。兵器としては有用でしたが、Sd.kfz.250と互換性の無い部品が多いなど凝りすぎた兵器と見なされ、1941年9月で生産は打ち切られましたが、400両余りと結構な数が生産されています。もちろん生き残った車両はそのまま使用され続けました。後継車はSd.kfz.250/6です。キットはエンジン含むフルインテリア再現に加え、弾薬運搬トレーラーも付属。単体展示でも情景にしても良く突撃砲のお伴に欠かせません。エンジンは250シリーズにも使い回せます。


ドラゴン #6854 1/35 四式軽戦車「ケヌ」 \5,800(+税)

四式軽戦車は皇紀2604年(1944年)に制式化された日本陸軍最後の軽戦車です。九五式軽戦車の車体を改修して九七式中戦車の57mm砲塔を搭載したものです。今回のドラゴンのキットは久々に日本人設計チームが参加したキットで、高田・岡田チームとドラゴンの金型技術が融合すると如何に凄いものができるか示した快作です。個人的にはモンモデルのエイブラムスと並び、本年度のAFVベストキットでは無いかと考えています。
完成見本をアップしました。


タコム #2030 1/35 V-2ロケット&メイラーワゴン&ハノマークSS100トラクター セット \10,400(+税)→\9,360(+税)(初回特価)(+税)(売り切れ)

先に発売されたハノマークSS-100重トラクターとV-2ロケット専用の運搬トレーラー兼起立機を兼ねるメイラーヴァーゲン、そしてV-2ロケットと発射台の4点セットです。完成すると、トレーラー+トラクターで60センチ弱になるビッグキットです。巨大でマッシブなV-2ロケット、複雑な構造のトレーラー、20トンの牽引能力を誇る重トラクターを余すところなく再現しました。これまでもレジンキットはありましたが、非常に高価で組立も難しかったため、タコムならではの冴えた企画と言えるでしょう。人類史上初の大陸間弾道兵器を堪能できます。エッチング、デカール付き。

タコム #2075 1/35 V-2ロケット \3,300(+税)

こちらはロケット本体と、実質的な展示台を兼ねる発射台のセットです。これだけでも全高40センチを超えますが、立てて保管するため場所は取りません。「我が家にはトレーラーを展示する場所は無い!」と言う方向けです。古くはドラゴンの1/35がありましたが、流石に21世紀品質で再現された本作のおかげでコレクターアイテムと化したと言って良いでしょう。エッチング、デカール付き。


WC09 Mr.ウェザリングカラー フィルタ・リキッド シェードブルー \380(+税)
WC10 Mr.ウェザリングカラー フィルタ・リキッド スポットイエロー \380(+税)
WC11 Mr.ウェザリングカラー フィルタ・リキッド レイヤーバイオレット \380(+税)
WC12 Mr.ウェザリングカラー フィルタ・リキッド フェイスグリーン \380(+税)


https://twitter.com/creoshobby_info/status/808873529227681792
クレオスのウェザリングカラーシリーズから待望の「フィルタリキッド」4色が発売されました。「フィルター」という技法がメジャーになったのはここ数年のことで、モデラーの間に浸透しているとは言い難いのですが、うまく使いこなすと、作品にこれまでになかった深みや鮮やかさを与えることが可能となります。

まずややこしいのは日本で10年ほど前に紹介された「フィルタリング」という技法...「油絵の具の小さな塊を溶剤を含ませた筆で伸ばす(現在はフェーディングという技法名が相応しいとされています)」と「フィルター」は異なるということです。
(技法の定義については、こちらもご参照ください)
フィルターは、薄い塗膜を基本色(もしくはカラーモジュレーションによる基本塗装)の上に薄く重ねるものです。
原初的なフィルターは、カメラの用具である「偏向フィルター」を模することに端を発しているので「模型全体に同じ色のフィルターを均一に掛ける」ことも良く行われました。これにより色相の異なる三色迷彩に統一感が出たり、カラーモジュレーションがあまりにもどぎつい明度差になっているのを落ち着かせる効果がありました。
これを一歩進め、基本塗装色と同系の色を使って基本塗装を引き立てたり、補色(反対色)を使って深みを出したりと、ひとつの模型で部分ごとに複数色を使う技法が現在の「フィルター」です。
この分野の先駆者である、ミグブランドのフィルター塗料は「三色迷彩用」「ジャーマングレー用」「冬季迷彩用」などと名称が付けられ、それぞれの色調に相応しいよう、あらかじめ複数のカラーが混色された「単用途」のセットでした。これらは誰でも手軽に使えてフィルター技法の恩恵を受けることができますし、現在でも大変優れた商品といえるでしょう。一方、どの作品も似たような仕上がりになってしまうリスクもありました。
これに対し、今回クレオスから発売になったフィルタリキッドは、汎用性の高い単色の塗料から構成されています。一見、派手な色合いで「こ、これ、使えるの?」と思ってしまいますが、ここがこの商品の長所であり、画期的なところなのです。

最近のウェザリングテクニックでは「塗料を幾層にも重ねる」ことが当たり前になっています。タンクアートの著者であるマイケル・リナルディ氏は「この作品は大凡7層の塗装層からなっており、それぞれの塗装層に明確な意味がある」などと記しています。
このように多層を重ねた場合、避けられないのが、混色による彩度の低下です。
例えば、プラモ用塗料の赤と白を混ぜても鮮やかなピンクでは無く灰色がかったピンク色になるといった現象が起きます。これは赤の中にごく少量の黒が入っているからです。単体で塗った場合はこうした「隠し味」により、鮮やかで深みのある赤に見えますが、隠し味の入った塗料同士を混色をすると彩度が下がってしまいます。
油彩の絵画の技法書では「混色は三色まで、それ以上は色が濁ることは避けられない」と書いてあるものが多いようです。
単色顔料から構成されていることが特徴の油彩*ですらそうなのですから、たとえばダークイエローやダークグリーンのようにあらかじめ複数の顔料が含まれた基本色を混色することは格段に彩度を下げ「美しいウェザリング」ではなく「薄汚く汚れた作品」になる危険性が高まります。
*「コンポーズドカラー」と表記されたチューブを除きます。
フィルタリキッドは彩度の高い単色顔料から構成されています。このため、多層的に塗り重ねても彩度を損ねる危険が低くなっています。
下の吉岡氏の作品をご覧戴くと解りますが、ダークグリーンに塗り重ねた「イエロー」は緑の構成要素(青と黄色)から明度の高い黄色を引き出して、彩度を下げずに明度を上げ、「バイオレット」は赤の要素で青+赤+黄で擬似的な黒(ただし無彩色では無い)を作ると共に「青」を強調してロシアングリーンの暗部をより深みのある色調に変えてくれます。無彩色の黒でウォッシングを掛けた例との差は一目瞭然です。AFVだけでは無く、原色を多用するモビルスーツの塗装にも有効で、これまでになかった新しい表現を産み出す可能性を秘めています。

吉岡氏の作例はロシアングリーンですが、ダークイエロー(黄+微量の赤)、ジャーマングレー(微量の青もしくは緑)でも基本色を持ち上げ、反対色(補色)を使えば彩度を著しく下げずに明度を下げることができるなど、まさに自由自在です。
色相や色環については以下のページが参考になります。
http://zokeifile.musabi.ac.jp/%e8%89%b2%e7%9b%b8%e7%92%b0/

1枚目がロシアングリーンのカラーモジュレーションセットで塗ったもの。2枚目がフィルタリキッドを全色使ってフィルターをかけたもの。グリーンでモジュレーションを落ち着かせてイエローでスポット、ブルーでシェードを入れて、バイオレットで深みをだしました。 pic.twitter.com/XeVDFh7b8a

— 吉岡和哉 (@hareiwa1173) 2016年9月23日

フィルタリキッドは彩度が高いので、初めて見るとビックリするかもしれません。ただ塗り重ねたり専用溶剤でぼかすと、しっとりよく馴染んで単色でも深みをだすことができます。次回アーマーモデリングの連載では、リキッドを使ってフィルテリングを濃く解説したいと思います。 pic.twitter.com/CohdpBfZVq

— 吉岡和哉 (@hareiwa1173) 2016年9月23日

同人誌 吉川和篤 写真集 九五式軽戦車 \1,200(+税)(売り切れ)

吉川和篤氏が写真蒐集の中で集めた秘蔵写真を一挙公開する貴重な写真集です。一部の写真は有名なものであったり、J-TANKで公開したものもありますが、それ以外の殆どは未発表で、前者についても吉川氏ならでは解説が付加されているので、決して損はありません。生産台数ではチハ車を上回る事実上の主力戦車であったハ号ですが、残された写真は少なく、意外なことが解りません。例えば、機銃ボールマウントは車体色だったのか、鋼鉄の地金色だったのか?本書をご覧いただければよくわかると思います。またドラゴンのキットでは2種類用意されているマフラーの金網カバーのフレームですが、これについても2種類とも識別できる良い写真が掲載されています。戦場写真では、戦闘の後、ノモンハンの草原の真ん中でヨイトマケをつかって車体を完全にバラしている(もしくは部品取り?)しているところなど、現在の我々から見ると「そんなことしてたの!」みたいなショットもあります。個人的には訓練に向かうハ号が主砲を防盾ごと取り外している写真が目立ったので、吉川氏に伺ったところ「あ゛~当時の陸軍はとにかく貧乏でケチだったからね。主砲の実弾演習を行わないときは、間違って壊さないようにあらかじめ外したんだ。それと、海外にはハ号の主砲が40mm以上あったと誤認させたかったらしくて、当時の報道写真では塗りつぶしている例が多いからその延長という向きもあるかもね」とのこと。興味深い写真満載です。46ページ、モノクロ、レターパック送付可能。
※恐れ入りますが、送料無料の対象となりません。
※同人誌のみをご注文の場合、お支払い方法は銀行振込のみとなります。

ピットロード G-46 1/35 87式自走高射機関砲 高射教導隊 \6,500(+税)

しばらく市場から消えていた87式自走高射機関砲のデカール換え再販です。デカールは箱絵の高射教導隊の他、第7師団や第2師団など計7種が入っています。煙幕弾発射器は新旧どちらかから選べます(最近は新型に換装している個体が増えているようです)。生産数が限られていますので、お早めに。エッチングパーツ付き。


スターデカール新作入荷
(解説文はM.S.Modelsさんのサイトより転載させていただきました)

35-C1031 1/35 ZSU-23-4シルカ自走対空砲 デカールセット ソ連、ロシア \1,370(+税)
ソ連邦時代とその後のロシア連邦時代のZSU-23-4Mを再現したデカールセットです。ロシアングリーン単体あり、迷彩あり、派手なエンブレムの入ったものありと、地味になりやすいソ連のシルカを上手に盛り立ててくれるデカールセットです。9種入り。

35-C1032 1/35 ZSU-23-4シルカ自走対空砲 デカールセット 中東諸国とIDF \1,370(+税)
中東戦争に参加した砂漠迷彩のシルカを中心に、湾岸戦争のイラク軍、最近のシリア内戦、更にはイスラエル軍が捕獲したシルカをテーマとしたデカールセットです。塗装色や迷彩パターンも多彩で、いずれは中東をテーマにしたシルカを作ろうと考えている方はぜひストックしておきたい内容です。8種入り。

35-C1035 1/35 WWII独 IV号戦車J型 後期生産型 デカールセット \1,110(+税)
1944年12月以降に生産された、生産簡易化が進み、トーマシュルツェン(網シュルツェン)を装備したIV号戦車の末期生産型をテーマにしたデカールセットです。いずれも工場で施されたとみられる三色迷彩をベースに、様々な部隊の様々な車体番号を書き込んだ個体が選ばれており、末期戦が好きな方には堪らない内容となっています。8種とオプションデカール入り。

35-C1036 1/35 WWII独 I/II号指揮戦車 デカールセット \1,110(+税)
大戦前半の指揮戦車として活躍した、I号指揮戦車とII号指揮戦車を扱った貴重なデカールセットです。I号、II号ともこの時期はアンテナ装備方法を試行錯誤しており、様々なタイプの指揮戦車がありますが、このセットでも様々なタイプを収録しています。迷彩も単色迷彩、二色迷彩、砂漠迷彩、三色迷彩など多彩です。10種入り。

35-C1037 1/35 WWII独 III号指揮戦車 デカールセット D1/E/H型 \1,370(+税)
戦争中期までドイツ装甲連隊の中核であったIII号戦車は、これをベースとして多彩な指揮戦車が開発されましたが、本セットではダミー主砲を搭載し、長大なマストアンテナを砲塔に内蔵したIII号D1,E,H型を収録しました。ドラゴンがキット化したH型は5種が用意されています。大戦初期から中期の装甲連隊を再現するのに欠かせない貴重なセットです。7種入り。

35-C1038 1/35 WWII独 III号指揮/観測戦車 デカールセット J/K/L型,G型 \850(+税)(売り切れ)
戦争中期となると、指揮戦車といえども戦闘能力が求められるようになり、大型マストアンテナをあきらめ、フレームアンテナも廃止した指揮戦車が登場しました。本セットでは独ソ戦の分水嶺ともいうべき43年の戦場に登場した指揮戦車と観測戦車を扱います。多くはシュルツェンで防御力を高め、目立たないよう車体後部にシュテルンアンテナを移設しています。5種入り。

35-C1039 1/35 WWII独 枢軸国軍のIII号突撃砲 デカールセット#1 ルーマニア/ハンガリー \1,110(+税)(売り切れ)
戦争後期となると、ルーマニア、ハンガリーとも歩兵師団の火力強化が急務となりました。このため、ドイツ軍は、前者に1943年以降、後者には1944年以降III突G型を供与しました。ハンガリー軍ではシュルツェンに車両番号を大書した第7突撃砲大隊が有名で、本セットもこれを中心にセレクト。ルーマニアに関しては不明な点が多いため、本セットでは国家標識や車体色は複数説を併記して対応しています。6種+オプションデカールが入り。

35-C1040 1/35 WWII独 枢軸国軍のIII号突撃砲 デカールセット#2 ブルガリア/スペイン/イタリア他 \1,110(+税)
ブルガリア軍、イタリア軍、スペイン軍などに配備されたIII号突撃砲G型のデカール集です。ブルガリアに関してはドイツと同盟していた時期と、ソ連に降伏後、ソ連軍の一部としてドイツと戦った時期の両方が入っています。

35-C1043 1/35 WWII米 M4A3E2 ジャンボ デカールセット \1,110(+税)
人気のジャンボの様々な個体を集めたデカールセットです。「スーパー6」として勇名を馳せた第6機甲師団から第15,68,69戦車大隊所属車をそれぞれ1台ずつセレクト。更に第4機甲師団第5戦車大隊から1台を収録しました。4種入り。

ファインモールド FM49 帝国陸軍歩兵 [関東軍1939] \2,000(+税)

非常に貴重な昭五式軍装の日本陸軍歩兵です。この軍服は、寸法がメートル法に改められた最初の軍装ですが、伝統的な立襟を引き続き採用しています。立襟はスタイリッシュなのですが、横隊を作って一斉立射する時代ならともかく、伏せ撃ちするには向いておらず、日本陸軍が立襟を採用した最後の軍服となりました。
この軍服が行き渡るようになった当時の日本は非常にきな臭い時代で、満州事変(昭和6年)」「第一次上海事変(昭和7年)」そして中国との大規模な戦争の始まりである「支那事変(昭和12年)」そしてソ連との国境紛争である「張鼓峰事件(昭和13年)」更に翌年の「ノモンハン事件(昭和14年)」へと続いていきます。
これまで、インジェクションではこの時期に使用できるフィギュアは皆無でした。また、FM37で再現されている九八式軍装が昭和13年以降に配布されるようになっても、古参兵は「オレはベテランだ」ということを誇示するため昭五式軍装を着用している例も多く見られます。実際素材も昭五式の方が上でした。
FM37とパーツを交換して、両方の軍服が混じった状態にするのも一興です。4体入り。


ライフィールドモデル RM-5010 ティーガーI中期型(フルインテリア付) \11,000(+税)→\9,900(+税)(初回特価)(売り切れ)

ライフィールドは小さな会社なので立て続けに完全新金型キットを出すことはできず、今回のキットは既に出ている初期型のティーガーIのパーツを差し替え/追加して中期型としたものです。ひとことで「中期型」といっても生産時期によってどんどん特徴が変わっていきますが、本キットをストレートに作ると、1944年1月以降に生産された、前面装甲のシャックルを取り付ける部分の下部に切り欠きがあるタイプとなります。しかし、豊富に入っている不要部品を使えば、資料をお持ちの方なら、それ以前の仕様とすることも難しくありません。付属の履帯が滑り止め付き履帯なのと、機関室グリルが左右鏡面対称でないので、1944年10月以降生産車なら箱の中のものだけで再現可能です。
インテリアについても非常に真面目に中期型を再現しており、エンジンが1943年5月以降に搭載されたHL230P45になっているのは当然として、運転席のステアリングホイールがスポーク2本のタイプになっていたり、駐退器や砲旋回機構が差し替わっていたりと、手を抜こうと思えばできた部分もちゃんと差し替わっています。
エッチングも必要にして十分な箇所が対応されいますし、履帯はカステンと同方式なのを考えれば、やっぱりライフィールドのティーガーは「かなりお買い得」と言えるでしょう。デカールは「泥まみれの虎」でカリウスが乗っていた217号車を始め、3種が入っています。

ミニアート #35559 1/35 家庭用食器&グラスセット \1,600(税)

最近好企画連発のミニアートですが、このセットも「こんなのが欲しかった」と思わせる食器とグラス/カップなど食卓周りに欠かせないコンテンツが揃った気の利いたセットです。それぞれ開口部はスライド金型で開口済み。写真のランナーがそれぞれ2枚ずつ、デカールが1枚入っています。兵士は最前線では飯ごうから飲み食いしましたが、街の占領が終わると民家を徴用したり、兵舎を建て、こうした「まともな」食器で食事をしました。もちろん民家の小物としても非常に有用です。

ミニアート #35573 1/35 ミルクボトル&木箱セット \2,400(税)(売り切れ)
s
これまた欧米の食生活には必須のミルクボトルと運搬用木箱セットです。ガレージキットでもこうした気の利いたセットはありませんでした。写真のランナーがそれぞれ12枚ずつ、デカールは1枚が入っています。

ミニアート #35575 1/35 シャンパン&コニャックボトル 木箱付き \2,400(+税)(再入荷)

ガレージキットでもなかなか類を見ない冴えた企画のボトルセットです。シャンパンとコニャックのボトルは緑と茶色の透明ランナーで成型され、それぞれ45本ずつ、合計で180本!入りです。木箱は2種がそれぞれ6箱ずつ入り、木箱の表面には繊細な木目のモールドが入っています。ボトルや木箱に貼るデカールもふんだんに入っています。シャンパンはともかくブランデーの一種であるコニャックはあまり日本では馴染みがありませんが、ドイツ軍を始めとして西欧諸国軍では大変好まれていました。白水社の「イワンの戦争」によると「ドイツ軍から都市を奪い返すと、倉庫には大量のシャンパンとコニャックが在庫されていた」と繰り返し記述されており、ソ連軍と絡めても面白いでしょう。

ミニアート #35235 1/35 III/IV戦車系列 38cm連結可動履帯 \1,600(+税)(売り切れ)

III号戦車、IV号戦車、III号突撃砲が戦争前期に履いていた38cm履帯です。38cmは履帯本体と履帯ピン(左右それぞれ1cm)を足した数値で、履帯自体は36cmです。資料やキットによっては「36cm履帯」と書かれているものと同じです。カステンと同じく左右からピンを差し込むタイプですが、履帯ピンは履帯ピッチに合わせてモールドされていますので、まとめて差し込むことが可能です。120リンク入っており、IV号系列に使っても予備履帯分を捻出可能です。

ミニアート #35205 1/35 T-34 V-2-34エンジン&トランスミッションセット \2,400(+税)

傑作ディーゼルエンジンV-2は、BT-7に始まり、JS重戦車まで第二次大戦中のソ連戦車に幅広く搭載されましたが、V-2-34型は1941年以降に生産されたT-34系列に搭載されました。ミニアートのSU-122とSU-85に入っていたランナーの抽出で、「フルインテリアは要らないが、エンジングリルの向こうにうっすらエンジンとトランスミッションが見えるのがステキ」と言う方や、整備シーン、クラッシュシーンなどで活躍してくれるでしょう。グリルの直下に付く、流量調節用の板のエッチングが入っているのが何気に親切です。

タコム #2074 1/35 ティーガーII ポルシェ砲塔(インテリア付き) \9,400(+税)→\7,520(+税)(初回特価)

#2046でツィンメリット付きだった外装パーツをツィンメリット無しに置き換えたキットで、それ以外の仕様は同じです。実車のポルシェ砲塔付きの量産車は全てツィンメリットを施して出荷されましたので、このキットは「キットのツィンメリットじゃ物足りない」「ツィンメリットが部分的に剥げた状態にしたい」という方向けです。箱絵には描いてありませんが、砲塔に予備履帯ラックをレトロフィットした車両に仕上げることも可能です。

タコム #2073 1/35 ティーガーII ヘンシェル砲塔(インテリア付き) \9,400(+税)→\7,520(+税)(初回特価)

こちらは量産砲塔(俗に言うヘンシェル砲塔)でツィンメリット無し、インテリア付きという仕様で、細部は#2045と同じです。ストレートに作ると1944年7-8月生産車になりますが、中級者以上ならそれ以降の生産車に改造することも難しくはありません。7-8月生産車は基本的に全部ツィンメリットを施して出荷されましたので「オレの作りたいティーガーIIのツィンメリットパターンはコレじゃない」「ダメージ表現を施したい」「オレの方がツィンメリットをうまく刻める」という方向けのキットだと思います。モンモデルが「インテリア抜き、4000円!」と言うアナウンスをしてしまったので、ちょっと影が薄くなってしまいましたが、冷静に考えたらインテリア付きでこの値段はやはり安いです。

タコム #2056 1/35 T-55A \6,500(+税)→\5,850(+税)(初回特価)

T-55Aはタミヤの傑作キットがあり、そちらの方が値段も安いのですが、10万両が製造されたT-55は様々なタイプが存在しており、ワルシャワ条約機構軍の同盟国でライセンス生産されたものはロシア本国製とは差違があったりと、研究に没頭すれば一生掛かるであろう奥の深い車両です。T-55ファンとしては「タミヤのキットは凄く良いんだけど、なんでバリエーションが出ないんだ!」「イラク軍魔改造車とかイスラエル軍仕様も良いがオレの欲しいのはそれじゃ無い!」と考えていた方も多かったでしょう。まさに待望のキットです。
本キットは「由緒正しい、ロシア本国製」「チェコ製」「イラク軍の改造車両(湾岸戦争仕様)」のいずれかを選択でき、デカールは5種、箱絵になっているクロアチア軍用に対空機銃はアメリカ製の.50口径機銃も選択可能となっています。また、対空機銃を取り付けていない初期型を製作することも可能です。タミヤでは潔く省略されている燃料パイプなども再現されており、必要にして十分なエッチングとゲートレス履帯も付いていることを考えると、タミヤにアフターパーツを奢ってやるよりも実は安くなります。


パッションモデルズ P35-122 1/35 M10駆逐戦車エッチングセット(タミヤMM35350用) \900(+税)

モデラー目線の企画、考証の正確さ、品質管理、価格設定、どれをとっても安心してお薦めできるのがパッションモデルズのエッチングです。他社のエッチングと比べ面積が小さいので派手さはありませんが「エッチングを買った」ことに満足してそのまましまってしまうような方はともかく、普段からエッチングを使いこなしている腕利きのモデラーや「エッチング買ってみたいけど、失敗するのは嫌だな」と考えている初心者には、この製品がお薦めです。今回は、必須とも言えるライトガードはもちろん、OVMを固定するためのタイダウン(フットマンループ)、ベルトに加え、通し番号の鋳造ナンバー、即応砲弾の弾底部の刻印、更にキットでは一体成型になっているグローサーラックのパーツが入っています。作る上で難しいのはライトガードを左右対称に曲げることで、あとは丁寧に時間を掛けて取り付ければどのパーツも使いこなせると思います。また、米軍車両に共通のパーツも多いですから、ひとつストックしておくと他のセットを使っていてパーツを紛失したり失敗したときのバックアップにも便利です。
なお、下で紹介している、シャーマン用ライトガード治具セットはこのエッチングにも使用できます。

↓↓こちらも再入荷↓↓

パッションモデルズ P35-123 1/35 M4A3シリーズ ライトガード治具セット(タミヤMM35250/35251/35346用) \1,800(+税)

シャーマンファン必携ともいえる便利な治具セットです。
シャーマンのライトガード、サイレン(警笛)ガード、尾灯ガードのエッチングを挟んで押し込むと左右対称に綺麗に曲がります。NC切削された原型をレジンで複製したもの。複製時の収縮も計算されていますのでご安心ください。M.S.さんに伺ったのですが、かなり良い抜き屋さん(=加工賃が高い)を使っており、この価格設定はM.S.さんならではの良心的なものだと思います。既に発売済みのパッションのP35-120イージーエイト用セットに対応しており、お試しの意味で、対応部分を抜き出したエッチングパーツも入っています。
「シャーマンは大好きだけど、ここの部分の加工はイヤだったんだよな」という方、買い逃す手はありません。
※下の写真のサイレンガードはP35-120のもので、本セットに含まれるものとは仕様が異なります。

パッションモデルズ P35-126 1/35 ブローニング M2 重機関銃銃身セット \1,400(+税)(再入荷)


公式図面から再現した、.50口径機銃セットです。パッションモデルズからは以前にも.50口径機銃がラインナップにあったのですが、今回は純日本国産にこだわって、設計から製造まで日本国内で行ったとのことです。ハンドル用のエッチングが付いているのが地味に嬉しいところです。


リッチモデル #RV35016 ユニバーサルキャリアMk.II MMGビッカーズ機銃搭載型 \6,500(+税)

.303口径水冷機銃を搭載した火力支援型です。既に決定版として評価の高いキットで、バリエーションとしては妥当なところでしょう。組立には手間が掛かりますが、英軍ファンなら組み立て最中も十分楽しめる非常によく出来たキットです。 

ミニアート #35200 1/35 休息中の米歩兵 \1,600(+税)(売り切れ)

寝転んだり、カード遊びに興じたり、雑誌を読み耽ったりと、ガレージキットも顔負けの好企画です。無帽のヘッドも貴重ですし、フィギュアもリラックスした感じが良く表現されています。

ミニアート #35207 1/35 T-34 ワッフルパターン連結可動履帯 \1,600(+税)(売り切れ)

おそらく、今後、安価で出来の良いT-34履帯として定番中の定番になりそうな素晴らしい履帯です。西欧の研究家の間では「ワッフルパターン」と呼ばれている500mm履帯で、1941年後期から使われるようになると、その後のT-34系列の殆どに使われるようになった履帯です。厳密には、接地面のパターンに幾つもバリエーションがありますが、このキットは記録写真でもよく見ることができる比較的一般的と思われるパターンを再現してくれています。鋳造番号も刻印されています。
※詳しいお客様によると、SU-系の自走砲で良く目にするとのこと。

ミニアート #35216 1/35 T-34 ワッフルパターン(2分割型)連結可動履帯 \1,600(+税)(売り切れ)

大戦後期のT-34に広く使える、安価で出来の良い連結可動履帯です。プチ嵌め式で組立も簡単です。いわゆる「ワッフルパターン」と呼ばれている500mm履帯で、同じ滑り止めパターンを持つ#35207がまず登場し、#35216は43年頃から記録写真に見られるようになりました。この履帯はセンターガイドの無いリンクが2つのパーツに分かれているのが特徴です。推測ですが、こうすることによって鋳造製品の歩留率が高くなり、生産効率の向上をねらったのでは無いかと言われています。この試みはうまくいったようで、のちにJS系の履帯でもこの方式が採用されています。鋳造番号も刻印されています。


レジェンド LF3D001 1/35 ネイビーシールズ#1 \1,700(+税)(売り切れ)

3Dプリントフィギュアが当たり前になりつつある昨今、老舗のレジェンドもとうとう参入しました。最初の製品ということで、シールズ、HK416(D10RSモデル)ライフル+M320GLMグレネードランチャーの射撃ポーズという手堅い企画です。あまり狙いすぎて売れなかった場合、フィギュアのテーマ選択が悪いから結果が出なかったのか、製品の質が悪かったからなのか解らなくなり、今後の戦略が立てられなくなるので、ここは致し方無いところでしょう。
デジタルデバイスの常として、後発ほど良い機材をより安価に投入できます。「3Dプリントは積層痕が出るからダメ」なんてついこの間まで言われていたのが嘘のような凄い仕上がりです。レジェンドですから、フィギュアとしての骨格の正しさ、考証、注型がハイレベルでバランスした製品となっており、価格もお手頃に収まっています。変なインジェクションキットを買うより組立もよっぽど簡単です。
「格好いいから塗ってみたいけど、全然資料持ってない」という方はとりあえずここが参考になります。ユニフォームについては様々なパターンがありますが、本物を製造しているSEMAPO社は一般販売もしており、パターンを確認したい場合はこちらでご覧になれます。(SEMAPO社と当店は一切関係ありません)


アスカ 35-L40 1/35 米軍ペリスコープガード \500(+税)(売り切れ)
第二次大戦の米軍車両にはハッチを始めあちこちに外部視察用のペリスコープが付いていました。その上にはこれを保護するためのガードが付いているのですが、キットでは多くの場合省略されており、パーツが付いていても太すぎる場合が殆どです。
では、エッチングはどうなのかというとこれだと断面が四角くなって実感が無い、あるいは細すぎるということになってしまい、結構厄介なパーツだったのです。
アスカのペリスコープガードはご覧のように実物と比べてもほぼそのままの太さで形状も正確であり、価格もひとつあたり50円と良心的です。初心者でも手軽にできるディティールアップとしてお勧めです。10個入り。



アスカ 35-004 1/35 独 星形アンテナセット \1,200(+税)
こちらは本当に久々の再販です。出来も良く代わりになる適当な商品も無かったのにここ数年市場から姿を消していました。ドイツ軍の指揮戦車などに多用していた星形アンテナ(シュテルンアンテナ)です。キットにはIV号戦車J型を指揮タイプに改造するためのパーツも入っています。
 

ミニアート 38006 1/35 腰掛けたドイツ市民 \1,600(税)

1930年代から1940年代当時のドイツの民間人です。座った民間人はレジン含めて非常に数が少なく貴重です。ご覧のように造形レベルも非常に高く、見本のように公園のベンチに座らせるのはもちろん、カフェのテラス、トラム、難民になって避難中の馬車の上など、情景を作る方ならひとつはストックしておいて損はありません。新聞と雑誌もおまけで付いています。※ベンチは付属していません。

ミニアート 35178 1/35 SU-85 1943年型初期型 \6,000(+税)→\5,400(+税)(初回特価)(売り切れ)

前回のインテリア付きに対し、今回はインテリア無し、また、全く同じ車体も芸が無いだろうと言うことで前回が43年中期型だったのに対し、戦闘室上面にベンチレータがある43年初期型としています。また、35022相当の防寒服姿の戦車兵が付いています。しかし、インテリア付きのキットに入っていたエンジンヒーターはオミットされています。また、隠顕式になっている主砲照準器のパーツが入っていないため戦闘中の情景を作るには向いていません。それ以外は各所に愛情を感じる良いキットなので、用途に合わせてご選択いただければ良いと思います。


驚異の高解像度!ロコムモデル入荷!
詳しくはこちら



吉岡和哉 ダイオラマパーフェクション2[車両・建物編] \3,800(+税)

世界中のモデラーの称賛の的、吉岡和哉氏が5年に渡って製作してきた情景を、製作過程と共に紹介する一冊です。アーマーモデリング誌でも連載記事の中で紹介されてきたのですが、製作過程の写真こそ一部使い回されているものの、記事や掲載順はいったんリセットされ、ほぼ新規に興されています。
タイトルが「車両・建物編」となっているのはフィギュアと情景全体のフィニッシュに関しては紙幅に収まらないので別巻になったから、とのこと。

今年の日本の情景製作本は大豊作の年で「情景師アラーキー」氏の「作る!超リアルなジオラマ:材料探しから作品発信まで完全マスター」が既に発売になっています。こちらは模型店流通に載らないので当店では扱っていませんが、読んでいくうちに思わず唸り出すような素晴らしい本です。

アラーキー氏の本が「情景」という海原への門を開いてくれる水先案内人だとすると、本書は「その先の究極」が満載になった一冊だと言えるでしょう。
製作スタイルは非常にストイックで、舗石ひとつすら適当に作らず、建物や車両全てに緻密な考証が詰まっています。建物や電柱、道路の造りなど全て1944年のノルマンディに相応しいものを忠実に製作しています。また、表紙で解るように完璧とも言うべきレイアウト。本文中ではこのレイアウトにたどり着くまでの思考実験が解りやすく説明されています。
こうなると読み解く側にもそれなりの心構えが必要で「なんか凄いヒトの本らしいから買っておこう」という向きが購入してもあまりピンとこないかもしれません。しかし模型趣味と真剣に向き合い日々「もっとよい作品を作れないのか」と考えている方には隅々まで役に立つ本ですし「オレ、もっと頑張らないと」と言う気にさせてくれます。
「そこまでしますか」と思わず言ってしまう観察眼とこだわり、豊かなイマジネーションと次々繰り出されるテクニックの数々が溢れています。「そこまで来ると真似は出来ないのでは」と思われるかもしれませんが、手順は非常に平明に解説されており、決して名人芸を延々自慢されるとかの類いではありません。書籍としても非常にハイレベルです。撮影機材、カメラマン、編集者いずれも最高レベルのものが投入されており、何時間でも眺めていたくなります。


AFVクラブ AG35031 1/35 米 3インチ砲 砲弾セット \1,800(+税)

タミヤのM10駆逐戦車に最適の砲弾セットです。新製品ではありませんが、キットの発売に合わせ取り寄せてみました。
M10の3インチM7砲は3インチ高射砲と砲弾が共通です。
弾頭部分はイージーエイトやM18駆逐戦車が搭載した76mmM1砲と同じで、薬莢がM1より2インチほど長いのが特徴です。
キットは、真鍮挽き物&エッチング&デカールのセットで、M62A1被帽付徹甲榴弾(曳光弾)、M93高速徹甲弾(曳光弾)、M48A2高性能榴弾(たぶんこれはパッケージの誤植で正しくはM42)、Mk.24.Mod.1吊光弾、空薬莢がそれぞれ4発ずつ入っています。
駆逐戦車である以上、M62が主要装備と言えそうですが、戦争が進むとドイツ戦車と遭遇する機会は減り、歩兵の支援に回されて専ら榴弾を撃っていた部隊も多かったようです。M93はパンターの正面装甲を貫通できる硬芯徹甲弾ですが、高初速とのトレードオフで弾頭が軽いため、遠距離では急激に貫通力と精度が落ち、万能と言うわけではありませんでした。M93は供給量が少ないため、どの車両も多くて数発しか搭載しておらず、文字通り「とっておき」だったようです。吊光弾は夜間戦闘で敵陣地を照らすためパラシュート付きの照明弾を内蔵した砲弾で、仰角の取れないM10では使用していなかったと思います。
M10の砲塔内の即応ラックは6発分、装填手にもう一発持たせても、このセット一つで十分お釣りが来ます。薬莢底部は刻印の入ったエッチングで再現、空薬莢用の弾底部は雷管のところに孔が開いているなど凝った造りです。砲弾のステンシル用に水転写デカール付き。同社のM5対戦車砲の砲弾としても使用可能です。

マスターボックス MB35144 1/35 イタリア兵セット \1,900(+税)

装甲車搭乗員1名と歩兵下士官1名、兵士3名のイタリア軍セットです。イタリア歩兵はインジェクションでも相当手薄で、どのメーカーも「弱っちいイタリア軍だからせめて精鋭を」と思うのか、パラシュート兵やベルサリエリの比率が異常に高く、こうした「フツーの歩兵」「戦闘状態では無い兵士」は貴重です。武装は、ブレダM30軽機関銃、その予備銃身を運ぶ兵士はイタリア軍の標準小銃であるカルカノM1891、弾薬運搬手はそのカービンタイプです。いずれも口径は6.5mmで、諸国の使用する7mmクラスの銃弾に比べて非力な事から、開戦前には、7.35mmを使用する装備(たとえばカルカノM1938)に改編を試みたのですが、工業力の不足から銃弾の生産もままならず、多くの部隊ではこのセットに含まれている兵器で戦いました。とはいえ、カルカノM1891はボルトアクションライフルとしてほぼ完成された機構と信頼性を持っており、旧日本軍でも使用弾薬を日本軍仕様に変更したモデルを輸入して海軍陸戦隊などで使用しました。一方、ブレダM30は見た目も性能も悪く、すぐ壊れる、すぐ詰まる、発射速度が遅い割に命中精度が低いなど、イタリア兵も使うのを厭がるような代物だったようですが、二脚で持ち運べる軽機としては唯一の選択肢で、これに頼らざるを得ませんでした。下士官の持っているベレッタM38A短機関銃はこの中一番上等な兵器と言えるでしょう。一級品の短機関銃であり、改良型は1970年代まで使用されていました。軍装はM40で、開戦から降伏時まで広く使用できます。


ラウペンモデル CD-003 陸上自衛隊AFV写真集-3 \1,000(+税)(売り切れ)
-74式戦車改・10式戦車Vol.2編-

その内容の濃さと写真の質から毎回「これは安すぎる」と評判のラウペンモデルCD資料写真集第三弾です。
今回のテーマは74式戦車の中でも異彩を放つ「74式改」そして、前回のCD以降(2013年以降)に撮影した10式戦車です。
74式改は、過去にガレージキット(絶版)が発売されたり、将来のキットの発売もアナウンスされていますが、何しろ実車の個体数が少なく、これだけまとまった写真集は紙の媒体含めて存在しません。
また、10式は一番新しい生産ロット(C4)も含まれており、これについては外観上の変更点がテキストと写真で解説されています。モデラー視点でまとまった内容は非常に分かりやすく、展示会などのネタとしていち早く改造に着手したい方には絶好の資料です。レターパック送付可能。


GSIクレオス GT97 Mr.イージーニッパー \400(+税)

たぶん今時の子供にとって、最初のプラモとなるバンダイの「パーツを手もぎ可能なプラモ」はもの凄くよく出来ていて、子供が乱暴にもぎとってもちゃんと組み上がります。
しかし、そのお子さんがプラモに興味を持ってくれて「コレを作りたい」と棚からとったのがバンダイ製品以外だったときにお薦めなのがこのニッパーです。
原型は巻き爪用の爪切りだったそうで、大きさは小さな爪切りくらい。子供の手にもすっぽり収まりますが、テコの原理を使うので太いゲートでもちゃんと切れます。おそらくパーツも爪切りを元にしているので、ちゃんとした刃が付いている割に安価です。
よく考えられており、切りやすくするために左右非対称=右利き用ですが、ボルトを差し替えることで左利き用に組み替えることも簡単にできます。
また、安全面を考えて刃の先端部が平らになっており、かつ、刃が2mmしか開かないので事故が起きにくくなっています。
先っぽには取り付け穴が開いているので、ストラップを付けてやれば首から下げられるし、紛失しにくい。
子供はいろんなものを切ってみたがるはずですが、このお値段ならたとえ刃が痛んでも親御さんのフトコロに優しいというもの。
お子さんの年齢にもよりますが、管理もちゃんと本人にさせて、刃物の危険さを緩く教えるには格好の道具です。
レターパック送付可能。


ドラゴン #3558 1/35 MIM-104B パトリオット対空ミサイルシステム(PAC-1) w/M983 ヘメット \14,800(+税)→\13,320(+税)(初回特価)

1950年代の対空ミサイルシステムにとって、主要な任務は高高度を侵入する核搭載爆撃機の迎撃でした。しかし、中距離弾道弾が進化すると、最大の脅威は弾道弾となり、従来の対空ミサイルシステムでは対応出来ないことが明らかになりました。パトリオットは中距離弾道弾に本格的に対応したミサイルシステムで、かつ、トレーラーで簡単に展開できる最初のシステムです。それまでのナイキはサイト展開に数日が掛かりましたが、パトリオットは数時間で対応が可能で、フェーズドアレーレーダーの採用により探知・迎撃能力が大きく向上しています。PAC-1は配備後にシステムソフトウェアを更新した改良型で、湾岸戦争で初めて実戦投入されました。
前作のPAC-3はミサイル運搬トレーラーのみでしたが、本作は牽引トラクターであるM983も含めてのキット化です。トラクターキャビンのパーツはイタレリ製です。

同人誌 J-Tank 23号 \1,000(+税)

今号の目玉はなんと言っても極めて鮮明な四式小型車(AK-10)の未発表写真(表紙左下)です。しかも運転席に幌を張った状態のカーゴタイプの写真はまさに初出。バンタムを参考に陸軍がトヨタに試作を命じた本車は和製ジープとして日本の自動車史に名を残す車両です。通説では5両しか生産されていないとのこと。その他のページも今号は豊作で、ヴィカース・クロスレイのディティール解説など、これまでに無かった視点でまとめれた記事、三式戦車の公表写真(これまでは軍機として国民には公開されていなかったとされてきた)、ホロ車の研究、フィアット3000に関して陸軍技術本部がとりまとめた史料など、珍しい一次資料あり、貴重な論文ありと盛りだくさんです。56ページ、モノクロ、レターパック送付可能。※恐れ入りますが、送料無料の対象となりません。同人誌を単独でご購入になる場合、お支払いは銀行振込のみとさせてください。

GSIクレオス ウェザリングペースト
WP01 マッドブラウン(40ml)\600(+税)
WP02 マッドホワイト(40ml)\600(+税)
WP03 ウエットクリアー(40ml)\600(+税)



吉岡和哉氏監修のウェザリングカラーの新展開。盛り上げることが出来る泥表現素材と、合わせて使う濁った水色のクリアーです。
WP01とWP02はチューブから出した油絵の具より少し固いかな?言うくらいの感じで、筆やヘラで塗りつけて、情景のベースにしても良し、車両の足回りに使う事も出来ます。乾くとつや消しになりますので、まだ乾いていない泥汚れを表現するにはWP03を混ぜます。
WP03は微妙に濁った感じの水素材で、WP01/02よりゆるく、しかし通常のクリアーよりはどろっとした粘度です。そのままで溜まった雨水や雨が降った後の濁った流水などに、更に他のウェザリングペーストと混ぜ、筆にとって指先で弾いてやると泥が飛び散った感じが非常にリアルに再現できます。
WP01-03いずれも他のウェザリングカラーと混ぜること、ウェザリングカラー専用シンナーで希釈することも可能。WP01/02は、シンナーと混ぜて厚塗りするとひび割れるのですが、これは「わざとそうなる」仕様で、干上がった湖沼地などが手軽かつリアルに再現できます。
自然の砂礫やピグメントと混ぜても良いでしょう。
いずれも数時間掛けてゆっくり乾きますので、初心者でも扱いやすくじっくり作業したり、気に入らなくなった場合に拭うことも可能。先述のようにひび割れ効果を狙うので無ければ、一度に厚塗りにせず、数回に分けて塗り重ねるのがお薦めだそうです。




パッションモデルズ P35-124 1/35 ソビエト自走砲 SU-76M エッチングセット(タミヤMM35348用) \1,100(+税)

現時点で、価格の面でも内容でもベストチョイスと言うことになるでしょう。パッションモデルズのエッチングは商品開発時に丁寧なリサーチと入念なテストが施されているため、いつも安心してお客様に勧めることができる商品ですが、今回は常にもまして設計者の熱意が感じられる力作です。パーツごとの難易度表示は無星と★二つに分かれており、★二つの部分は初心者には難しいかもしれませんが、使うと模型的密度感がぐっと高まるので、腕に自信のある方はぜひ使うべきです。マガジンラックなど、上手く組み上がったら完成後もニヤニヤしながら眺める至福の時間が待っています。模型という趣味は、今の小学校の気持ち悪い横並びゴール競争みたいな世界とは違い「どーだ、オレは上手いだろう!お前らには真似できまい!」と自慢するのも醍醐味の一つです。一方、ズブの入門者という方も無星の部分をチョイスして根気よくやれば、タミヤのキットを素組したときとは全く違う仕上がりになることが実感できると思います。その中間の方は(この値段ですから)ぜひ複数買って、弾庫やマガジンラックなど難しい部分にチャレンジしてみては如何でしょう。レターパック送付可能。



パッションモデルズ P35-125 1/35 M4A3シリーズ ライトガード エッチングセット(2枚入)(タミヤMM35250/35251/35346用) \500(+税)

いちおうタミヤ用ということになっているのですが、多少調整すれば各社およびM4A3以外ののシャーマンにも使用できるライトガードセットです。シャーマンのライトガードエッチングは有名メーカーのものでも形が間違っていることがあるのですが、本品は大丈夫です。ヘビーユーザーにも嬉しい価格設定で、もちろん初心者が練習用に買うのにも向いています。もっとも上の治具セットを買えば失敗する方が難しくなりますが...

ハセガワ TT110 播州の刃物シリーズ 平ノミ(2mm) \3,500(+税)

よく切れる平ノミはどのような模型ジャンルでも必要な工具です。模型用平ノミはピンからキリまでありますが、1,000円くらいのものは刃先がちゃんと形が出ていないことが多く、ロクに刃が付いていないのですぐに使えなくなります。このノミは職人による手作り品の割に値段が安く、しかし造りはしっかりしており、刃にはヤスキハガネが使われています。ヤスキハガネは日本刀の材料である玉鋼から出来ており、SK綱の一種ですが、本品は一般的なSK綱から切れ味を損なう原因となる不純物(硫黄・リンなど)を取り除いた「黄紙」と呼ばれる鋼を使用しています。更に不純物を取り除いた「白紙」もありますが、これは靭性(しなやかさ)が下がってしまうため、ノミのような道具だと普通の方には扱いが難しくなってしまいます。本品は良質な鋼を使用し、彫刻刀として扱いやすい性質を持つよう鍛え上げられた本格的な彫刻刀と言えるでしょう。手軽に使えることを強調しようと、手入れについてははっきり書かない商品も多い中で「毎回研ぐことが前提です」と書いてあるのが良心的。といっても刃渡り2mmですから研ぎは難しくなく、毎回研ぐのであれば数回擦ってやれば良いだけです。製品には砥石も付属しています。


ハセガワ TT109 模型用 メッキはがし剤(パーツ洗浄・塗装はがし) \2,000(+税)

「ああ、メッキ剥がしね、ハイターに浸けておくだけOKでしょ」と思われるかもしれませんが、それは半分だけ正解で、ハイターではメッキのノリを良くするための下地材(プライマー)が落ちないのです。プライマー落としには浸食性の強いシンナーを使う必要があり、表面が荒れるのはある程度仕方ありませんでした。このメッキ剥がし材は水性・中性でマイルドなのですが、塗装はラッカー、水性、エナメルのいずれも落とし、メッキはプライマー成分も落としてくれます。十数時間掛けてゆっくり落とすタイプですが、その分、化学変化がゆっくりで、プラ本体への影響も少ない製品です(何度も繰り返し落とすと流石に素材が劣化するのでそれは止めた方が良いとのこと)。塗装の失敗に備え一つ備蓄しておくと安心です(限定生産)。
詳しい使い方はこちら。
http://www.hasegawa-model.co.jp/tool_blog/?p=5407

ドラゴン #6688 1/35 III号突撃砲E型 \7,300(+税)→\6,570(+税)(初回特価)

歩兵への直接火力支援兵器として開発されたIII号突撃砲ですが、強力なソ連戦車に対抗するため、途中から長砲身の7.5cm砲を搭載した対戦車兵器としての性格が強くなっていきました。E型は短砲身型の最終生産型です。プラモデルメーカーからすると、A~E型までの短砲身型はマニアで無いと区別がつかず、どうしても長砲身型の方が人気が高いため「短砲身はフランス戦で活躍したB型を出しておけば良いだろう」という考えのようで、E型はこれまで不遇をかこってきました。一応ドラゴンからもオレンジボックス版が発売になっていましたが、これは旧クレオスのキットベースで、発売当時はともかく現在の目で見ると模型としても考証面でも寸足らずのキットで、組み立て易さもいまひとつでした。今回のキットはスマートキットをベースに新金型を追加したもので、戦闘室や車体上部はかなりの部分が新規パーツとなっています。E型はそれまで戦闘室左側だけだった無線機収納スペースが右にも設けられ、このため戦闘室の装甲板形状を単純化したのが外観上の最大の特徴ですが、それ以外にもハッチ形状やリアパネルの形状が前型式のD型や後継型のF型とは少しずつ違っており、既存のキットから作ろうとすると結構苦労するする型式です。普段からドイツ車両研究をされている方には待望のキットと言えるでしょう。また、情景派にはタイフーン作戦やブラウ作戦に相応しいIII号突撃砲としてお薦めです。E型はアルケット社で1941年9月から1942年1月まで生産されました。ドラゴンのキットはそのままだと9月から10月に掛けて生産された前期型になりますが、不要部品を使えば後期生産型も製作可能です。車体後部のデフレクター(MA4)は生産途中から取りつけられるようになり、現地改修で取りつけられた個体もあったようです。これはエンジンの冷却気をV33とのV41の間から排出する際、土埃が巻き上がって遠方から発見される点が問題とされ、冷却気を偏向させるものです。これ以降III号系列の標準装備となりました。
※組み立て上の注意※
7コマ目と8コマ目で取りつけるMA25とMA26ですが、これは18コマ目で取りつけるライト(A7とA8)の座金を表現したものです。MA26の取付間隔はA8を取りつけて現物合わせで調整するとスムーズです。

ドラゴン #3567 1/35 マガフ3 \6,600(+税)

米国から最新鋭のM48を導入したイスラエルでしたが、実際に使ってみると、エンジンや潤滑油系統が発火しやすい、90mm砲ではT-54/55の100mm砲と互角程度にしかならないなど不満の残る戦車でした。このため、マガフ1/2をM48A3以降で採用になったディーゼルエンジンに換装(これに伴いトランスミッション系も刷新)、主砲をロイヤル・オードナンスL7 105mmに交換した改修型を投入。マガフ3と呼称しました。L7 105mm砲は優れた精度と貫通力を有し、後に配備されたタングステンカーバイド製弾頭を使用するとT-80初期型の車体前面装甲(ロシア製115mmに抗甚できるよう設計されていた)を貫く威力を持っていました。この砲弾はイスラエルが独自に開発したもので、ソ連(手持ちの全ての戦車が正面から貫通されてしまう)を驚愕させ、国内のT-72/80に増加装甲を取りつける緊急指示が出される原因となりました。西側諸国にもライセンス供与され、各国で同様の砲弾を開発するための礎となりました。マガフ3はその後の危機的状況でもよく奮闘し、救国の戦車となったのです。
マガフ3は実戦配備後も改良が続けられ、キューポラをM4シャーマンのコマンダーズキューポラ(覗視孔が周囲に開いているタイプ)やウルダン社製キューポラに交換、ライトをマガフ6と同じタイプに交換したもの、果ては爆発反応装甲を装備したタイプなども存在しました。
ドラゴンのマガフ3は初期型とも言える内容で、エンジンと主砲を交換した直後の状態を再現、ベースはマガフ1となっています。
ウルダン社製キューポラキューポラが入っていないのは残念ですが、これはどこかのレジンメーカーに期待して、とりあえずマガフ3の登場を喜びましょう。

ライフィールドモデル[RM-5008]1/35 ティーガーI 戦車回収車 \6,800(+税)

イタリア戦線に投入された第508重戦車大隊が現地改修した謎の車両です。遺棄された状態で発見され、パーツが部分的に失われており、記録も散逸(第508重戦車大隊自体記録が少ない)しているため「ベルゲティーガーでは無いか?」との予測で想像図が引かれ、これを元にレジンキットが発売されたこともありました。ライフィールドはこれを元に再現したもので、攻めの姿勢が格好いいライフィールドらしい企画です。最近では「地雷原啓開車じゃ無いのか」との説*も登場しており、こちらの説に従って改造するベースとしても好適です。実物に施されているツィンメリットコーティングを再現するためのブレード付き。新規のパーツには最後期型のキューポラも入っており、履帯はカステンと同じ方式の連結可動式と、相変わらずお買い得感満載です。
*車体のフロントに牽引ホールドが設けられトウバーが搭載されているのは記録写真から明らかなので回収車であったのは間違いないですが、砲身上に取りつけられていた筒はクレーンではなく、地雷原啓開のための爆薬筒を射出したのでは無いかとする説。説得力はありますが、これも何か物証があるわけではありません。興味のあるかたは"berge tiger"で検索してみてください。


ICM #35375 1/35 パナール178 AMD-35 指揮車タイプ \5,400(+税)→\4,860(+税)(初回特価)

好評のパナール178に無線機を搭載した指揮タイプです。インテリアの無線機パーツも追加されているのが当たり前と言えば当たり前ですが、きちんと真面目にやっています。これまで通り、エンジンルームや砲塔内部も完全再現されています。


ICM #35518 1/35 ZIL-131 緊急トラック \6,200(+税)

ZIL-131は軍用だけで無く民間でも使用されましたが、これはそんなトラックのひとつで、緊急トラックというタイトルのワークベンチタイプです。詳しい説明はメーカーサイトにも無いのですが、何かの機器が壊れてインフラが停まった際に駆けつけて緊急修理する車両のようです。ICMのバンは車内が空っぽのことが多いのですが、このキットは内部の部品庫や工具類を再現しています。ゾンビ映画などにも出てきそうな車両で、ミリタリーファン以外にもオススメです。マーキングは箱絵のキャビンがロシアングリーンのタイプとキャビンを含めて黄色いタイプのどちらかが選択可能です。