タミヤ MM285 1/35 ヘッツアー中期生産型 \3,570(税込み)
1/35MMのドイツ物は本当に久しぶりです。と言うか今まで何故ラインナップに無かったのか不思議なヘッツアー、ついに発売です。タミヤらしく、素晴らしい部品の勘合と隅々まで考え抜かれた組みやすさは、もうプラモデルと言うよりパズルでしょう。組むだけなら数時間で完成します。初心者にはイチオシの入門キットとして、また、ベテランがじっくりと手を入れて組むにも最適の内容です。履帯はベルトか部分連結かの選択式。カラー塗装図とフィギュア一体付きです。

まず注目していただきたい転輪。同社のマーダーIIIと比べて形状把握やモードルの繊細さが格段に進歩しています。

サスペンションは別部品になっており、自分の好きな角度で固定可能。情景製作に便利です。

もちろん、タミヤなので、水平状態にするためのジグ付き。

完成すると殆ど見えなくなる装甲板裏の吸排気口も再現。

おそらく模型誌では、連結履帯を使うと思うのでベルト履帯と半々に履かせてみました。選択の参考になさってください。
組み立てはトータルで4時間半くらい。撮影しつつ進めた部分があるので、普通に組むならもう少し早く組めたと思います。

念のため申し上げておきますが、ヘッツアーは38(t)戦車とはシャーシが根本的に違い、車重の関係でサスも新設計、転輪の直径も異なります。このため、マーダー系列からの流用部品はゼロ、完全新設計です。
もちろん、1/48の拡大版などでは無く、解像度や部品分割は丁寧に見直されています。

砲口と直接照準器はスライド金型を使用して開口済み。排気管の穴も開いています。機銃口のみピンバイスで開口しました。
リモコン機銃の弾倉は、どこかに飛んでしまったので付けていません(^^);
直接照準器の装甲カバーですが、裏側に小さいピンが付いており、正面で固定できるようになっています。このピンを切り飛ばせば、自由に位置を変えられます。少し細工すれば簡単に可動にもできるでしょう。

う〜〜ん、右側の履帯ゆがんでますね。接着剤が乾くときにひずみが出てしまったみたいです。お恥ずかしい。

ヘッツアーの場合、たるみがスカートで隠れてしまうので、連結履帯もベルト履帯もさほど差が出ていません(ベルト履帯は、第四転輪の頂部と履帯を接着してあります)。
初心者は迷わずベルト履帯を選択すると良いと思います。